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脳みそをクールダウンするために別分野の本に着手しているはず……。
なのに、私の中ではちょっと苦手分野に近い経済学の本を手にするとはどういうこと(笑)? この作品『キミのお金はどこに消えるのか 』がコミックの形をとっているために、読みやすいだろうとちょっとばかし高を括ってしまったということは否めません。 もう、必死で付いていったけど、最後の方は置いてけぼりになってしまった感。 おそらく、経済について明るい方にとっては、ケッっとなる内容なのかもしれませんが、コマワリの一つ一つの台詞を自分の中で落とし込むのに私はかなりの時間を要しました。 それでも、読みたかったのは、やはり我が家の火の車を原因を突き止めたいという気持ちがどこかにありました。 まぁ、お散歩に散在してるから火の車なのよーーーと突っ込まれたら致し方ないのですが、それは私自身納得して見えているお金。 それ以外でもまさに「どこに行ったのよーー」というお金をひしひしと感じています。 ただ、この作品の観光が2018年ですので、その当時の金融事情で描かれているため、今の日本の状況とは少しずれていることは念頭にいれて読まなくてはなりません。 まず、冒頭は日本の医療費についての話。 当時日本の医療費は年間40兆円を超え、2025年には倍以上になり医療費で日本は潰れてしまうということになっていたようです。 今、2023年なので、あと2年で日本沈没? ですが、ハーバード大学の教授によると、日本政府の債務が600兆円を超えても日本沈没にはならないそうです。 彼が言うには日本政府の財政は世界がうらやむ程健全経営なので、潰れにくいとか。 まぁ、当時のことなので、今の円安、物価上場でどうなっているのかは分かりませんが。 で、日本が沈没するかどうかは「国債の長期利回りと物価を見よ」ということらしいです。 日本の国債を購入しているのは、日銀なのだそうで、日銀は自分でお金を刷って、それを購入しているという図式。 その間に日本政府がそのお金を使うということが入ってきます。 本来なら、円が増えると価値が下がり、物の値段が上がるというインフレが起こるはずなのに、日本はデフレのまま。 つまり、世界的に見て、国債の利回りが低く、インフレになっていないということは日本政府が大丈夫ということの証拠なのだそうです。 再度繰り返します。 これが書かれているのは、2018年。 今は、ついに物価上昇が起こっています。 もう、年明けの光熱費の請求書の額を見ると目が飛び出ましたよ。 インフレかどうかは、経済に疎い私には分かりませんが、ちょっと状況が変わってきた! ということは、ついに日本沈没の第一歩を歩み始めたのでしょうか。 ぎゃーーー、この辺りは2018年当時の刊行なので書かれてません。 で、リサーチするとこの作品の令和編『キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編(2)』が刊行されておりました。 ちょっと、こちらも要チェックかもしれません。 まぁ、こんな感じでこの作品は展開されております。 ここでは、公共事業はムダな方がいいということも書かれています。 これは公共事情で民間にお金を流す必要性があるからなのだそうで、それはとりわけ社会全体のお金の画彼が滞った時に大切なのだそうですが、この公共事情に着手すると「これ以上借金をして未来の子どもを苦しめるな」という人が出てくるからなのだそうで。 このような、自分の正義のみを強調する人に流される政府もどうかと思いますが、やはり国民としてきちんとした経済の観念を知らないとよろしくないなーとつくづく感じたのでありました。 なので、コミックで構わない(← 自分に甘く)ので、これからも経済についても読み続けなければならないなと思うのでした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月27日 07時00分08秒
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