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ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

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2023年05月23日
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1週間前に遡ってのお散歩記事です。
この日は葵祭巡行の日でしたが、雨で順延。
道路が途中で通行止めになる心配がなくなり少しありがたかったです。

最初に実相院門跡。
上皇、上皇后両陛下が入洛と日に門跡をお参りするのは何となくですが更にありがたみが増した感じです。




こちらは床もみじが有名ですが、私は秘仏に目が食い入りました。
この秘仏はとても小さいもので桃のような形の厨子に入っていたのですが、脳みそに何の像かインプットしたはずなのに、像の名称をすっかり忘れてしまってます。
この像は実相院で頂いた由緒書きにも掲載されておらず、ネット検索しても引っ掛かってこず、本当に失念状態で残念。
でも、この像は本当に小さいのにインパクトありました。
あばら骨までくっきりと彫られていて、とにかく細工が細かい。
そして、お座りになられていたと思います。
因みに一本造だったと記憶しています。あてにならないけど……。
まさか由緒書きに掲載されてないとは。秘仏中の秘仏なのかも。

その足で不動の瀧へ。



ここは現在は病院となっている敷地の中にありますが、旧大雲寺境内だったところだそうです。
そして、なんと源氏物語「若紫」の段の舞台とも言われているところ。
小さな若紫を光源氏が見初めてしまった場所ですね。
何に驚いたって、ここって平安京から距離もかなりありますし、かなり寂れた場所です。
こんなところに若紫は住んでたのかと思うと何ともいえない面持ちになりました。

そして、岩座神社。
ここには一言神社も勧請されています。

 

岩座神社の話は後ほどとして、この一言神社。
こちらの本家本元は御所市にある一言主神社からの勧請。
1つの説ですが、ここから南下したところにある上賀茂神社を中心とした賀茂氏の出身は御所市の賀茂一族。
御所市から移動してくる際に一緒に勧請したらしいというものでした。
となると、もちろん役行者と絡んだ一言主神がいらっしゃったということになりますね(笑)。
境内社にしてはかなり大きい鳥居と社殿です。

最後に山住神社。
実はいちばんの目的地でした。
明治時代まではここを「岩座神社」と呼ばれてました。

ここには旧名前の由来となる磐座が鎮座されております。
現在は拝殿にも近づけなくなっており、遠くからの参拝となりますが、それでも、超威圧感。
まさに神々しい。
これまでそこそこの磐座を拝ませて頂きましたが、ここまで圧を感じたのは初めてかもしれません。
拝殿ごと神域というのは疑いようのない事実と感じました。

  

ちなみにこの磐座は桓武天皇が平安京造営のために京都の東西南北にある磐座を掘り出して一切経を埋めたといわれるその1つの巨石です。

どうしてこの磐座を知っていたんだ、桓武天皇?と思いますが、権力を持つということはイコールどれだけ情報に通じているのかということなんだろうなということが分かる話でもあります。

というわけで、この日のお散歩記事でした。


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最終更新日  2023年05月23日 07時00分07秒
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