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昨年の同じ日、主人のCT検査を初めて行ない、腫瘍があちこちに広がっていることを知らされた日でした。 CT画像を見つめる医師の独り言が、待合室で待つわたしの耳にまで聞こえてきた。 「悪性腫瘍・・・」 耳を疑う言葉に、言葉を失った自分がそこにいました。 診察室に通され、見せられたCT画像は、おなか全体に広がった腫瘍と、肝臓の半分以上が腫れ上がり、そのほかの臓器も腫れが見られる・・・ 末期がん患者特有の高カルシウム血症 も併発していた。 ネットという情報源は、主人がいかに進行したガンであるかを知らせてくれた。 パソコンの前で、声を上げて泣いたことを覚えている。 本当にすべてが、自分の手の指の間をすり抜けて、すべてがこぼれていってしまうようだった。 あらゆる検査が始まり、悪性リンパ腫だとわかったのは、昨年の主人の誕生日の9月18日でした。 それでも、病院の食堂で、家族だけの主人の誕生日祝いしたことを覚えている。 今年の誕生日は、喜びいっぱいのお祝いになりそう。 あれから一年。書き綴ってきたブログをふと読み返し、その時の感情がよみがえる。 しかし、より鮮明によみがえるのは、その中に溢れている主の深い恵みだ。 あの時、書き綴ることで、自分の思いを整理し、向かうべきお方へ目を注ぐことができたように思う。 主の憐れみが次々に現され、御言葉は広げられた御翼のように、私をその上にのせて導き、暗闇の中に輝く光、何よりも共にいてくださる主を知った。 どうしてこんなに、憐れんでくださるのか、わたしにはわからない。 ただ主が、すべてのことを導いてくださった。まるで願うより先に。 その恵みを思い返すたび、涙もろくなってしまいます。 そして、どれほどに皆様のとりなしに支えられてきたでしょう。書き込んでいただいたコメントに何度涙しながら読んだかわかりませんでした。 限りないほどの主の恵みを思い返し、主の御顔を見上げ 静かに主へと思いを潜め、その恵みの御座に近づき、礼拝いたします。主の恵みはどんなときにも充分です。
主は、まことに癒し主です。 ハレルヤ!
キリストにはかえられません http://jp.youtube.com/watch?v=aNypbsXOx8E&feature=related
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