カテゴリ:ブラザー・ローレンス
私は仕事を始めるときちょうど子供が親を信頼するような心を持って 「おぉ、私の神よ。あなたはいつも私と共にいらしてくださいます。今、私はあなたのご命令に従ってこれらの世の事柄に心を用いなければなりません。どうぞあなたの臨在の中に絶えずおいていただく特権をお与えくださいますようにお願いします。どうかこのために御助けを持って私を祝福し、私のすべての働きを受け入れてくださり、私のすべての愛情を所有してください。」 と申し上げました。いよいよ仕事に取り掛かっても、なお、創造主と絶えず親密に語り続け、神の恵みを求め、すべての私の行為を神に捧げました。 私は仕事を終えてから、どのようにその責任を果たし得たかを自分自身で検討してみます。もしよくできたら神のものとして感謝してお返しし、失敗があったら神の許しを請います。そして失望することなく、すぐ心を取り直し、一度も神から離れたことがない者のように神の臨在を思う練習を続けました。このようにして、失敗から立ち上がり、しばしば信仰と愛の行為とを新しくすることにより、以前は神について思うことが困難でしたが、今では神について考えないことの方がかえって難しい状態になりました。
「敬虔な生涯」 ブラザー・ローレンス
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