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最近、同じサークルの友達からある告白をされた。
HIVに感染しているということを。 その日、そもそも、僕が彼に相談事を投げかけていたのだ。 彼は明るくて、周りに気を使えて、友達も多いし、そんなに親しくは ないんだけど、何だか話を聞いてくれそうな雰囲気があったんで。 彼は僕の相談ごとにはぴしゃりとアドバイスをくれ、その返す刀 (?)で自分のHIV感染のことを話してくれた。 彼の告白を聞いた瞬間の僕は、「あー、そうやったんやー」と機転の 利かない相槌をうつのが精一杯。その後、彼は、仕事のこと、今目指 している資格取得の後の自分の将来の話なんかをいろいろと聞かせて くれた。 そんな一方で、話を聞いている僕は、本当に他人事、って感じでしか 話を聞けなかった。 もちろん、自分がHIVに感染してない(検査に行ったりしたわけじ ゃないからどうかはわからんが)から、彼の気持ちを丸ごと理解する のには無理がある。でも、彼の話を聞いている間、僕が、「自分のこ と/関係のない第三者のできごと」の間にあるフィルムを取り除こう と、僕がしただろうか・・・。 60人くらいいるサークルの中でこのことを知っているのはどうや ら僕を入れて4人らしい。彼が勇気を振り絞って、僕に言ってくれた その気持ちに、僕は応えていなかったなあ。 根本的に、人の気持ちがわからない人間なんだけど、さすがに 「コレハイカン」と感じているここ数日なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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