冥王星発見で起きたこと
初の「太陽系外縁天体」発見 一般的には、1992年に発見された「1992QB1」が初の「太陽系外縁天体」とされていますが、本当の意味での初めては「冥王星」です。 当時はオールトの雲もエッジワース・カイパーベルトも概念自体が考えられていなかったので、第9惑星とされました。 アメリカに活力が取り戻された 1930年当時、アメリカは世界恐慌の影響で沈んだ状態にありました。 そこにアメリカ人の「クライド・トンボー」さんによる「惑星発見」というニュースが飛び込んできたので、久しぶりに明るいニュースに喜びに包まれたのです。 ちなみに、彼はローウェルによる「第9惑星」の予想を元に惑星を探していましたが、たまたま予想された位置に冥王星があったと言われています。 太陽系最大の「準惑星」が発見された 2005年に「エリス」が発見されたとき、「冥王星よりも大きい」とされましたが、その後やや小さいことが判明しています。 だから、今のところ「最大の準惑星(分類上は最大の小惑星でもありますが)」は冥王星なのです。 なお、Xにも各種記事を投稿しておりますので、「hide04211066336」、「Hidetaka_1026」を検索していただければそちらも見られます。