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久しぶりに生落語を聴きに近所の文化センターへ。
「柳家さん喬一門会 柳家喬の字改メ小志ん真打昇進襲名披露公演」 今年に入って間もなくの頃、野暮用で区役所に行った時ポスターを見かけ、会場が近所で好きな落語家(柳家喬太郎)さんの噺が聴けるという理由で衝動的にチケットを購入していました。 当初の公演日は6月14日だったけど、購入は年初のまだコロナがそれほどでもない時だったので、なんの考えもなしでしたが、当然、公演は延期となり11月30日に変更になったものです。 時期も曜日も違ってしまい、キャンセルせざるを得ない方も多かったのではとは思うし、 コロナは依然として猛威を振るい連日感染者数が増えているようだから、はたして観客数はどうかしらと行ってみたら、びっしり満席と言うほどではないけど、結構埋まっていました。 私の席は前から5列目の端から2番目でしたけど、左2席が空いていたので一つ左に移動して、左右空席、後ろは通路と言う多少ソーシャルディスタンス?っていう感じでラッキーでした。 きょんきょん(喬太郎さんのニックネームらしい・・・ご本人が言っているだけかも?)以外の噺家さんはお名前に聞き覚えがある程度でしたけど、真打襲名披露というのはテレビで見たことがあるだけだったので、ちょっと感心ありでした。 前座さん(ごめんにゃさい、お名前失念)の「こほめ」、柳亭左龍さんの「初天神」、柳家さん喬師匠の「幾代餅」でいったん10分間の休憩、中入り後に襲名披露がありました。 登場は5人だけでどの方の口上も格式張らないくだけたもので、アットホームな真打襲名披露でした。 柳家小志んさんが社会福祉士・介護支援専門員(ケアーマネージャー)・介護福祉士の資格をもっていて、介護施設でお仕事をされていたというお話が印象的でした。 ご出身は埼玉県だけど現在のお住まいはこの近所だとかで、そんなこともあって、きっとこの文化センターで襲名披露ということになったんでしょうね。 このあとは、この日のゲストということでしたが、林家二楽さんで、これこそ本当に久しぶりに紙切り芸を見ました。 さていよいよ、私のお待ちかねの大トリ、きょんきょんの登場です。 ここでにゃんと出囃子が「♪はっぴば~すでいつーゆー♪」でびっくり! 本日がお誕生日だったのね。57才だそうですが、すでにおぐしは真っ白。 ネットで見て、知っていましたけど、まるで染めているかのように見事に美しくマッシロケです。 本日の演目は「擬宝珠」、喬太郎師匠が掘り起こした古典落語のようですが、古典と言っても明治時代の新作落語だとこちらのぺーじで自ら語っていらっしゃいます。 コロナストレスの続く中、いっぺん生でみてみたいという思いが叶った、至福のひとときでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月20日 10時31分44秒
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