【瀬戸内】備前長船刀剣博物館へと行ってみた。
先日、所用があり休暇を取った。午前中に用事を済ませてからお昼は日生のカキオコ発祥のお店に行って昼飯。そのまま帰るのはもったいないので、前日に事前予約をしておいた備前長船刀剣博物館へと車を進める。長船は鎌倉時代から室町時代に「鍛冶屋千軒」と呼ばれるほど刀匠が多かった地域だったらしい。日本刀については、それほど知識はないのであるが、展示場にはいろいろと解説資料の飾られているので、それを読みながら展示をみると、かなり楽しめるのである。刀剣には「太刀(たち)」というものと、「刀(かたな)・打刀(うちがたな)」という種類があるらしい。作られた時代や戦い方の違いでそれぞれの種類があるらしい。他にも「脇指(あきあし)」と「短刀(たんとう)・腰刀(こしがたな)」というものもあり、これは長さで区別されているようだ。そして、太刀と刀はそれぞれの展示の仕方も違うので、その展示方法で判断できるのである。太刀は、刃(は)を下に向けて展示され、刀は刃を上に向けて展示するということである。上の2枚の写真だと、上の写真が「太刀」であり、下の写真が「刀」ということで、これは今回展示室においてある「日本刀事始め」という資料で知ることもできた。他にも沢山の刀剣の展示があり、それぞれ横に解説文がおいてなるので、じっくりと観ていると結構時間がかかるのであった。今回、常設展示の他に、テーマ展「地域の奉納刀-真庭・瀬戸内編-」という展示も行われていて、このテーマは写真撮影OKということだったので、思い切り写真を撮りまくりました。(笑)展示の他にも、日本刀に関する情報をパネルや映像とかでも紹介しており、楽しめる場所であるまた博物館の隣には、鍛刀場や刀剣工房があり、実際に刀剣を制作する過程を実演している。ただ、実際に実演しているのは実施日が決まっているようであり、この日は平日ということもあり、工房の方も職人さんが作業をされていたのは、一箇所でしたね。とにかく時間を忘れて楽しめる場所でした。ただ、鍛刀場や工房については、事前にホームページとかで調べてから行くのが良いかもしれません。実際の作業を見れてより楽しめるでしょう。