基準ってなに?
皆様こんにちは今日はコチラでも、強風とみぞれまじりの雨が降りました。本格的な冬到来ですね。さて、病院における大事なお客さんは「患者さん」つまり病人です。病気になってくれるとありがたい。でも元気な人を力ずくで病気になんてできないでしょ。なので考えました。肥満は食生活も関係するし、気にするしないも個人差がありますね。じゃあ、それ以外で気にするところないだろうか?・・・ということで考えました。血液!簡単なのは、誰もが気にする血圧。血液がさらさらかドロドロかなんて、これも気にするかどうかは個人差があるから分かりやすく数値で表記できるものにしたんでしょうね。健康診断でも必ず計測するし、上が100ないと低血圧で引っかかります。(私は小さい時から低血圧で、健康診断では必ず引っかかってました)その血圧の基準の変遷が↓これ。真面目な日本人はとにかく枠から出ると気になる。正常値だったら安心。でもね、太ってるか痩せてるか暑がりか、寒がりか体格や年齢など本人にとってベストな状態というのは千差万別。で、血圧の診察で何をするかと言えば患者さんの血圧を測って、基準値より高いか低いか比べて薬出すだけ。これで、健康保険から7割、本人から3割の収入。美味しいじゃん。そしてね日本は、少なくとも私が記憶がある半世紀位はお医者さんは「儲かる職業」として認識されてきたんですよね。学校で勉強ができたら、先生や親から進路として医師を勧められる。「儲かるぞー」ってね。だから、大人も子供も「医師=金持ち」として認識してる人が多いのではないでしょうか?ちょっと話を変えましょう。例えばあなたが、何カ月も治療のために病院に通ってるとしましょう。でも一向に良くならない。それってその医者が「下手」ってことの証明じゃないですか?治すのが仕事なんだから。治すのは、誰が治すのですか?お医者さんじゃないですよね。自分の体の力ですよ。診察は前と比べてどうか、良くなってるかどうか診て、観察するから「診察」薬はそれをサポートするだけですよね。あなたの顔を見ずに、あなたの話を聞かずに「じゃあもう少しこの薬続けようか」「じゃあ別の薬に変えようか」・・・5分診療と言われますが、たった5分で目に見えない体のこと、把握できるって、医師は一体どんな神様なんですか?病院にかかる中で、少し良くなった、どんどん快方に向かっている。そこで「もう、来なくていいですよ」って言える医師、なかなかいないです。(少なくとも私が知る限りは。整形外科とかなら別ですが)だから、この基準値変更は、医療と製薬会社ぐるみの謀略なんです。だって基準を変えたら、今まで正常範囲だった人が高血圧の仲間入りをする→病院受診して降圧剤貰う。鉄剤処方してもらって服用する。→どっちにも金が入る。WinWinですからね。ある意味、今の患者置いてけぼりの医療は、日本の教育の集大成と言えるかもしれませんね。老若男女問わず、QOL(クオリティ オブ ライフ)・・・人生の意味や目的を考える時期に来ているのでは?すでに教育もそうなってますよ。コロナ真っ只中の学校でのマスクの強要もそうでしたけど心のない人間が、教員をやって喘息などの持病がある子もいるのに他者を思いやれない人間が上に立つとそうなります。人も生き物。野菜のように大きさも重さも違えば、見た目も異なります。体の中も同じ。「何の基準なのか」「何の意味があるのか」これから子供を育てる親御さんは、心しないとですね。