ひねもす日記

さてもさても。

一昨日はひねもす夫婦の「結婚記念日」。
いったい何回目のか？とＡくんの年齢に+１年するわたし。
それくらい結婚記念日に思い入れがない。

というのも。

この結婚にまつわる事は思いだしたくない事が多いから（笑）
今日は偶々結婚記念日も近かった事と、お友だちのとこで同じような
苦労話を目にしたのでちょいとご披露。



そもそも「結婚」自体が暗礁にのりあげたとこから始まる。
けどもその話をしだすとまた長いのでここでは省略して、「結婚式」に
絞って。

「結婚式」はわたしの中ではイヤでもしなくてはならないもの、
だった。っていうか、よほどお金にゆとりのある家の子なら
ともかく「絶対やりたい人」ってそんなに多いの？ほんと？
ドレスきて、相方と誓い合って写真撮ってハネムーン。
友人たち、近しい人たちだけでお披露目かねてパーティ。
それだけが式ならいいんだけど。

なぜイヤでもしなくてはならなかったか。

それはひとえに「親のため」。

「結婚式」という名の現金回収パーティ。
両親が今までにおつきあいで招かれた知人たちを全て招きかえして、
お祝いを返してもらうため。

おかしいでしょ。誰のため？とか建前いっさいオールナッシンな。
だから割り切るしかない。列席者のほとんどは親戚と父の知人。
かえして相方の方は相方の職場関係の人と友人がほとんど。
なぜなら義両親は結婚式に乗り気じゃなかったし。（っていうか
結婚自体乗り気じゃないし・笑）

でもこれはある意味ありがたかったけど。

なのに、列席者の数を合わせろとか、ひねもすの友人をもっと
呼んでオヤジどもと同じテーブルにしろとか（わが親ながら
頭イタイ。人の友人をホステスかなんかと間違えてるし）
あげく、最後の両家の挨拶を義父にと言っときながら
「やっぱりワシも言わせろ」とか間際になって言うし。

姑は姑で式の３日前に「やっぱりキャンドルサービスはいると思う」って。

親戚のごたごたには巻き込まれるし（嫁姑仲の悪いとこからテーブルは
別にしろとか、夫の名前で招待状は届いたけど嫁の名前は書いてなかった
から子どもは出席させるけど嫁は出たくないと言ってるとか）
実のバカ弟は親ともめて遅刻してくる始末。

もうほんまに結婚式さえなけりゃ！

こういっちゃなんだけどあれは結婚するための試練
以外の何物でもない。
アレを考えると多少のイヤなことは何でもないな、と思えてくるほど。

もちろんその後に自分たちと友人に手伝ってもらって行った
パーティは楽しかったけど。

結婚式自体がそんなだったのがもう不吉な感じ（笑）

それ以外の不吉。

婚礼家具の出戻り。
実父の馴染みの所だからと言われていった家具店。
婚礼家具だからと念押しして、配達の日にち・時間も指定したのに
間違えて配達。で、不在だから戻りましたと連絡。
この時点でもうクレーム入れろよ！と思うけど、入れられない程度の
「馴染み」。。。いつものことだけど。
あげくこの時一緒に買った羽毛布団は不良品でした～一応羽毛協会の
ラベルついてたんで後にそこに電話して交換となったけど。
なんで羽毛協会に連絡したかと言うと、結婚後間もなくこの家具店が
倒産したから。

引き出物の出戻り。
なんと。引き出物の１つの焼き菓子、（帽子型の入れ物に入った焼き菓子
だった）賞味期限のシールが貼ってあったのだけどこれが見事に
期限の切れたもの。
親戚からのクレームが入り、実父が電話すると
「（印字を）間違えたシールを貼っただけですから問題ないです」と
いう会社側の説明。引き出物にそれで本当に問題ないと思ってるのか
しらんが、これで実父がキレたらしく
「一件ずつちゃんとしたものを送り直してほしい」と言ったところ
この引き出物の代金が返金。

結婚式もあげた披露宴場が経営不振から閉鎖。

そしてなによりも。

（クリスチャンではないのに）神父さんに誓ったわたしと相方。
指輪の交換で。
トゥルッと手をすべらせて指輪を見事
落っことしたワタクシ。
しかもとっさのドジをコレッ！と叱る相方。

神の前だよ、あんた。
列席者も目撃。
しかも誓いのあとだよ。

実はこの失敗、共通の友人でもある夫婦がやってしまっていたんだけど
（ちゃんと忠告してもらったのにね、ひねもすのバカバカ！）
この友人たち、一昨年離婚。

結末はいつくるのか。
そういう形でくるのか。

でもコレだけは言える。
結婚式、、、もう一度せなアカンとしたら、もう絶対離婚なんてしないし
再婚もしない。

初夜の夜に安堵のあまり大泣きして、疲れ果てて寝てしまったのは
言うまでもない。あの時の自分に「ようやった！お前！」と褒めてやりたい。

どっとはらい～（泣）。