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早稲田進研セミナーの塾長日記

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2024.07.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
中学受験には特にいえることですが、そのあとの高校受験や大学受験で

問われているのは、科目ごとの知識の総量の多寡ということもさることながら、

どれくらい世間のことに通暁しているかという、大人度の試験なのです。

なぜ大人度の知識をチェックするのかというと、ある一つの組織に入ったとき、

考え方が大人の方が、幼稚な思考の持ち主よりも、組織にとっては有益だからです。

土曜日、授業の途中で、世間ではどのような職業にひとが稼げるか、という

話を始まると目の前に英語の問題を解こうといった生徒がいました。


目の前の英文の並び替えひとつ解けるよりも、社会に仕組みを知った方が

どれだけ、勉強の動機付けにより大きない影響を及ぼすか、わかっていないことを

生徒たちみずから証明したことになる、こういった考えが日ごろから頭の中に
ないのです。


川越高校のようなレベルの高校の合格する生徒などは、

日ごろから新聞などを読み、ネットなどより詳しい知識を蓄えているため、

高校受験で出題される国語の問題などはなんらハイレベルでなく、

ほぼ満点をとっていました。社会などはとくそうで、中3の2学期から

習う公民では、世の中の職業や会社の仕組みなどを扱うのですが、

昨日の世の中で稼げる職業、とう話はまさしく公民の内容です。

初めて耳にする情報に目を輝かせる生徒か、初物になんら興味を

示さず、耳を閉ざすかは、残念ながら、これまでの家庭環境がもたらす

差なんです。親が幼いころから、世の中の仕事について

事あるごとに話してきたのか、そうじゃないのかによって

子どものことばの総量が決定するし、進路選択の幅が広がります。


世間で子供に人気の仕事のアンケートがよくあります。

男の子と女の子とにわけてアンケートを行われています。

あのアンケートをみると、いかに世間の親たちが、子供たちに

世間話をしていないかがわかります。

テレビや社会でよく目につく仕事しか挙がっていませんね。

おまわりさんとか消防士、プロのスポーツ選手、花屋さん、

看護師、保育士、パテシエ、最近ではユーチューバー、

ゲームクリエイターなどが挙がってきます。

世の中に職業のほんの一部です。

それにまだ世間をしらないから実現の可能性の低い職業や

労働条件の良いとは思われない仕事が挙がっています。

年齢を重ねていって自分の実力との兼ね合いで

世間の仕事はそう簡単になんにでもなれないということが

わかってくるのです。

ほとんどの場合、職業選択するときになって知っても時遅しで、

自分の世間知らずを確認することになります。

だから、早くから世間の仕事や社会勉強が必要なのです。

個別の科目の勉強などは、あくまで、その職業を見分けるために

基礎知識なのです。

まずは世間勉強が必要です。

生徒たちはよく学校の先生は雑談が多いというのですが、

子どもにとって雑談は何より重要な科目です。

自分の親、多くて2人、ジジババがいれば4人。

この大人の人数より、ひとりでも多くの学校の先生の話を

加えた方が、子供にとっては、世間に目が開かれるチャンスが

多くなります。

私の授業では世間話は少ない方です。

もっとたくさんの世間話をした方がよいのですが、

授業時間が少なすぎる。

私が話をすると留まるところがないほど話します。

大学生のころなど、対話を求められる授業があると

大体は、グループ対話での中心が私でした。

大学生は世間のことを知らなすぎです。

学生のころ、「週刊毎日」とか「週刊新潮」、「週刊朝日」

などを買って読んでいたため、今の世の中で起こっていることに

かなりな程度精通していました。

あるいは毎日売られているタブレット版の新聞なども購入して

読んでいたたため、芸能関係までよく知っていました。

大学生の頃はとにかく読書読書読書で、大学の先生をも

勉強不足だと思い批判的に見ていました。

読書の習慣は、いったん身についてしまうと、一生ものです。

知識は、生きるための大きな武器になりえます。

人を揺るぎない人物に仕立て上げてくれます。

中2生以上であれば、社会でルソーやロック、モンテスキューと

人のことを知っているはずですが、この人たちの本を読めば

現在の世界の成り立ちの、根っこのところがかなりな程度

理解できます。

また経済方面では、アダムスミスやマルクスといったひとたちの

本を読めば、経済方面からの世の中の仕組みがわかります。

アダムスミスの「道徳感情論」などは、ひとの精神活動の

ほぼすべてが書かれています。

あと人間の脳みその中の働き方を知りたければ、

プラトンやアリストテレスや大分後になるけれど

ヘーゲル、カントのだれの本でもよいから1冊読み、

さらに生き物の成り立ちを知りたければ、ダーウインの「進化論」の

どの箇所でもよいから読めば、ひとの進化の一形態が垣間見えるし、

ロシアの小説家のドストエフスキーやトルストイ、イギルスの

シェイクスピアを読むと人間の感情の原形や熱量を感じられます。



簡単に言ってしまえば、人類のこれまで残してきた知的遺産を

少しでも学べば、世の中を渡っていくときの強靭な判断材料を

身に着けることができるのです。

中学生に取っては上で挙げた固有名詞はまだこれから先の課題で

あって、現在の知力では到底届かないので、

現在はその基礎の基礎の基礎の学習をしている段階です。

いまは、与えらてた知識をひたすら学ぶ時期です。

知識のアンテナはいつでも感度よく立てておかなければ、

自分が損をしますよ。





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Last updated  2024.07.15 13:52:54
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