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テーマ:海外生活(7798)
カテゴリ:ドイツ人って…
今日は待ちに待った金曜日!!
先週ほど長くは感じなかったものの、やっぱり金曜日はうれしい。 私はへたれ社会人(笑)なので、日曜日の午後、日が翳ってくるとだんだん憂鬱になります。 日が暮れると「もう週末が終わっちゃうのか~」と気分が沈んできて、夜が更けるほどに「明日会社行くのやだな~」といやいや病になります。 ドイツ企業で働いていて、一番うれしいのは、金曜日の終業が15時ということ。 これだけは本当にうれしい♪ 次にうれしいことは、有給が年30日あること。 ヨーロッパに来る前に勤めていた会社は劣悪な労働環境だったので、有給はなんと年7日しかありませんでした。 しかも、病欠のときも有給を使わされるのです。 ちょっとひどいインフルエンザにでもかかろうものなら、1年分の有給がパーですよ。 ドイツでは、病気のときは医師が診断書に「この人は何日まで仕事ができません」と明記するので、病欠を有給から差し引かれることはありません。 ところで、ドイツ人と日本人はよく似ていると言われます。 特に、「時間に正確なところ」が似ているというのが通説ですが、私はこれに異を唱えたいと思います。 ドイツ人と日本人では、基本的に考え方が違うようなのです。 たとえば、私は音楽をやっていますが、楽団の練習が19時半からと言われれば、19時半から合奏ができる状態と理解します。 19時半から合奏をするには、その前に自分でウォーミングアップする必要があります。 つまり、19時半より前に練習場所に行っておこうと考えます。 ところが、ドイツ人の場合、19時半から練習と言えば、その時間に建物に入っていれば良いんだろ?という感覚みたいです。 これが職場でもそうなので、私は見ていてイライラしてしまいます。 たとえば、私の同僚の女性たちを例に取りましょう。 彼女たちは、8時始業で、8時ちょっと前に会社に入り、タイムカードを押します。 で、席に着いて、メールを見たり周りの人とおしゃべりをしたりして、9時ごろからおもむろにデスクで朝食を取り始めます。 ここがまた日本人と違うところ。 私は8時始業なら、8時に仕事開始と理解するので、それに間に合うように早起きをして、家で朝食を食べてから出かけます。 が、ドイツ人は、始業時間にタイムカードを押してデスクに着けば、その後何をしようが個人の勝手と思っているみたいです。 さらにすごいのは昼休み。 昼休み、彼女たちは連れ立って夕食の買い物に行くのです。 うちの会社の昼休みは45分ですから、お店に行って買い物してくるだけで終わってしまいます。 で、戻ってきてタイムカードを押した彼女たちが何をするかと言うと、またデスクで昼食を食べるんです!! 馬鹿正直な日本人である私は、「これって許されるの?」と思ってしまいます。 彼女たちにとっては、デスクに着いている時間=勤務時間なんでしょうね…。 基本的に「郷に入れば郷に従え」をモットーにしている私ですが、会社のデスクで食事をとることだけはしないぞと心に誓っています…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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