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テーマ:海外生活(7798)
カテゴリ:お出かけ・旅行
私達はフライトを予約したのが遅かったため、行きと帰りでは運行航空会社が違い、乗り換えの空港も違っていました。 行きはルフトハンザ航空でデュッセルドルフからまずミュンヘンへ。 その後、ミュンヘンからヘルシンキへ向かうと言う、かなり間抜けなルートでした。 帰りはスカンジナビア航空で、コペンハーゲンで乗り換え、そこからデュッセルドルフに向かうことになっていました。 ところが、ヘルシンキ-コペンハーゲンのフライトがオーバーブッキングだったのです。 5つほど席が足りないため、他の空港に飛んでくれるボランティアを探しているとのことで、もし席が足りなかったら、フランクフルトに飛んでもらえないかと頼まれました。 デュッセルドルフ到着時間を聞くと5分しか違わなかったので、了承しました。 最終的に変更してもらうかどうかは、ゲートで告げられるので、ゲートに早めに行ってほしいとのことでした。 結局、席が2つだけ足りなかったとのことで、私と旦那さんのみフランクフルト行きに変更になりました。 コペンハーゲン行きは到着便が遅れ、すでに20分遅れがアナウンスされていました。 が、予定時刻を過ぎてもチェックインが始まらず、どうやらそれより遅れそうな雰囲気です。 私達の乗ったフランクフルト便の方が先にヘルシンキを発ち、これはラッキーと思っていました…ドイツへ着くまでは。 ところが、フランクフルトはかなりの悪天候。 真っ黒な雲に覆われ、時々稲光がぴかっと白く光ります。 しばらく上空を旋回して着陸許可を待っていましたが、激しい雷雨と雹のため、空港が完全に閉鎖されてしまったのです。 仕方なく、シュトゥットガルトに緊急着陸することになりました。 そこでフランクフルトの天候回復を待つとのことです。 けれど、私達はフランクフルトが最終目的地ではありません。 そこからさらにデュッセルドルフ行きに乗り換えなくてはならないのです。 シュトゥットガルトに着いたのはすでに9時過ぎ。 住宅街に近いデュッセルドルフ空港は、夜10時以降の離発着を認めていません。 このままここで飛行機を降りて、電車で帰ることになるのかとうんざりしていましたら、機長からアナウンス。 シュトゥットガルト在住で、荷物を預けていない人のみ、飛行機を降ろしてくれるとのことです。 荷物を預けたシュトゥットガルト在住の人も、宅配便代を自分で持つなら、降りても良いとのこと。 それ以外の人は、降りることを禁止されてしまいました。 ちょうどシュトゥットガルトでイングランド対エクアドルの試合が終わったばかりで、市内が大混乱状態とのこと。 駅も過密状態だし、タクシーも捕まらないためと理由が説明されました。 とことんついていない私達。 ちなみに、そこで降りることができたラッキーな乗客は、たった一人でした。 私達はそのまま機内に閉じこめられていました。 運悪く私達の席はちょうど非常口の前だったため、椅子を倒すことができなかったのです。 腰は痛くなってくるし、さらに軽い機内食だけだったのでおなかはすくし、惨めな気分でした。 フランクフルト空港は一切の新しい飛行機の離着陸を許可せず、4時間近く待たされました。 やっと許可が出たものの、私達の乗っている飛行機の前にさらに20台が待っているとのこと。 ようやく夜中に順番が回ってきて、一路フランクフルトへ向かいました。 フランクフルト空港に到着したのは夜中の1時半ごろ。 当然、もう乗り換えの便はなく、チケットカウンター前の長い列に並んで、フライトを変更してもらう羽目になりました。 その夜は空港近くのホテルに泊まることになったのですが、翌朝のデュッセルドルフ行きの搭乗開始が6時5分とのことで、5時起き 2時にホテルに着いたので、たったの3時間しかホテルにいられませんでした。 さて、なんだかついていない私達の運命はいかに <続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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