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カテゴリ:なごみ系
美輪さま(モチ、美輪明宏のコトです)が回答する雑誌の人生相談の記事を読んだ。いや、凄まじい達観ぶり。
投稿者の悩みは「斜視なんていや」という、舞台女優を目指す21歳の女性。まわりは気にするなというが、どうしても気になり。悩んでいるという。 そんな投稿者への回答が、お見事すぎる。 「自分一人ぐらい自分自身をかばってあげなきゃいけません」 「他人は、自分が気にしている欠点をつかまえるのが上手」 「でも自分が「これでいいんだ」っていう気迫を持っていれば、世間で通ってしまうのもの。その最たる例がわたしですよ」 さすが、美輪さま。言葉の重みが違う。さらに続けて具体策まで提言する。 「そのために、まずは過去に斜視で偉大な人はいなかったか、探してみるのです」 「私の知ってる範囲では、女優のフランソワーズ・アルソーヌ、森鴎外の娘の小説家などが。。。だから斜視だから駄目ということはないのです」 そしてしめの愛のムチ。 「あなたは、顔のことで悩むより、こうした先例を知らないという、知識と教養のなさを憂うべきです」 「ハンデがあれば、ハンデの分だけ努力するから実を結ぶのです。ハンデだと思って何も行動しなければ、負のまんま。その分を意識して帳消しにしようとするから負の分量だけ正を得られるの」 「とにかくいろいろ調べてみること。そうすると、自分だけでも自分の味方になってあげられます」 下手な大企業の経営者よりも、彼女(彼?)から学べることの方が、はるかにホンモノなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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