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2日ほど前から寒くなって昨夜は平野部でも5,6cmの積雪となり今日はMAX5℃ていどという予報です。
昨日は「菜園の会」でシイタケのコマ菌打ちを行いました。 つい先日に「芋にかい」を行ったばかりです、計画では16日だったのに選挙が入ってきてしまって急遽変更となりました。 私の住んでいる校区は90%が平野部、10%が丘陵部となっていて林業で栄えた町ではありませんが「シイタケでも栽培して楽しもうや」ということになりました勿論個人購入です。 ですから原木約150本は郡部から仕入れをすることにしました。 予め原木は3日ほど前に搬入したので当日は20名の会員が道具持参で9時から早速作業に取り掛かりました。 この作業、いたって簡単で危険作業もありません1m程度に切断されたほだ木に向かって専用ドリル(3台)を使用して穴あけをしてコマ菌を打ち込むだけでOKです <穴あけ>直径:8mm、深さ:20mmの専用刃を使用し20cm等間隔で開けていきます この原木は専ら自家消費です(会員5~10本)、穴あけ作業、駒打ち作業、配達、慰労会準備とほぼ同時進行で行いました。 慰労会以外は屋外作業です、生憎と天候も悪く時折小雪の降る中で行いましたがみんなでやるとさほど苦痛に感じないところが共同作業の楽しいところですね <作業風景>向こう3組が穴あけ班、手前がコマ打ち班 簡単でも働くこと2時間、あと片づけを終わって12時 そのまま厨房の慰労会へと・・・・みなさんお疲れさんでした <慰労会> 帰宅してみると我が家の注文5本が玄関に置いてありました。 これから来年の秋まで菌糸が走りまわり早いもので晩秋頃からボツボツと生えてくるのだと思います ------------------------ <余談ですが> 私はシイタケ栽培は初めてではありません。昭和48年頃 自宅で行っていました 母屋を建てたのが昭和44年、松材を搬出した残りがこの原木(クヌギ、ナラ)が自生していたのでそれを利用しました。 山林をきれいにして後、杉木、松木を植林したのですが・・・ -------------- 素人でも結構たくさんの収穫がありました。 ほだ木が50本くらい採れたので全部にシイタケ菌を打ち込んで・・・・・ 生えるは、生えるは・・・親戚、職場に持っていったことを懐かしく思い出します 生えだしてから4~5年は大いに楽しんだものでしたが原木が老朽しだすと雑菌も入り妙なキノコが生えてどんどん広がってしまいました。 野菜づくりなら「消毒散布」でクリアーできるのですがまさかキノコに消毒する訳にはまいりません。 しかし、シイタケは1年中生えるものではありません、生えない季節を狙って原木消毒ということも着想としては至極もっともの事ですがそうするとシイタケ菌も死滅すると聞いてどうすることも出来ませんでした。 現在はどうなんでしょうかねえ・・・・ 消毒とはいかなくても何か特効薬でもあればいいのですけど ----------------- <余余談> さて、植林の話ですがその後5年間は枝おろし、雪害対策等 行ってきたのですが松くい虫の猛威にやられて松材は全滅、杉木は大きくなったもののスギ花粉問題、民家に沿った山林でしたのでもし台風にでもやられて倒木したら大変だしそれでも3寸角材は取れるので関係者に相談するに 「要りません、金を出してくれたら処分をしてあげます」 もうそんな時代です、近隣の製材所さんも仕事がなくて倒産? 閉店ですからねえ こんな状態ですので已むおえず処分してもらう事にしました 折角、手塩にかけて育てたのに・・・約60本の杉が倒木され4,5mに寸断してそのまま山林に放置され年月をかけて腐れて大地に帰りつつあるようです <冗談ですが> こんなご時世が解っていたらあの時、建築材なんか植えないでシイタケの原木(ブナ、ナラ、シデ)でも植林しておった方が賢明であったかもしれませんねえ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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