自己防衛を重ね「施設を出る」決断に至ったCさん
施設に入居中に、何度も冷たいんだ、冷たいんだ、
そう繰り返す。
何のことか初めは分からなかったのだが、
Cさん曰く、入居者同士で
しゃべってはいけないのだそうだ。
それは食事を食べるホールでも同じで、
下手をすると一日誰とも話をしないこともあった。
又、居室のエアコンは
20年弱の古いものが設置されており
壊れても修理をしてくれない、ということだった。
馬鹿な、そんな事ある訳ない~と思った。
でも、福祉アパートへの引越の手続きで、
何度か施設を訪問すると
Cさんの話していた事が実感出来た。
通常、受付の方などは、笑顔なのだが
職員のあいさつ、応対する時の声が、
恐ろしく事務的なのである。
廊下の電気はついていない。
居室のエアコンは、やはり、
こんな感じの年代ものだった。
もちろん、
これが普通では無いので勘違いしないで欲しい。
多くの職員さんたちは、
入所者の生活の為に頑張って仕事をしている。
もし、訪問する機会があったら、
入所されてる方の表情、職員さんの表情を見て欲しい。
職員が笑顔で対応できる施設は、ひいては入居者さんにとっても幸せなのではと私は思う。
ちなみにCさんの最近のお気に入りの口癖は、
「捨てる神あれば、拾う神あり」である。
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