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先日、仲間と大嵐山を登ったときに、その奥にある鳴谷山に登ろうと思ったのです。
別山は別として、白山に一番近い山で、積雪した山が見られる期待がありました。 8時半に駐車場に着くと、既に2台車が止まっていました。 やっぱり登っている人もいるのだと思って、登り始めました。 気温0℃で、薄っすらと積雪もあって、水溜りには氷が張っていました。 日が昇って、枝の雪が融けて、雨のようにパラ~と落ちてきました。 この山は急な登りは少ないのですが、その分1600mの割りに距離が長いのです。 1時間半ほどで中間点の鎧壁に着きましたが、バッグが2~3個置かれていて、意味が分かりませんでしたが、岩を滑らないように先を進むと、藪の中に人がいるのを見つけて、何をしているのか尋ねたらナメコを採っているとのことでした。 僕は山頂まで行くことを話すと、誰も登ってないよとのことでした。 この山は地元の人からは熊の巣と言われるほど熊が多いから気を付けて言われて、不安になりました。 確かに、人が歩いた足跡が全く無いというのは心配で、カモシカか猿の足跡だろうか?登山道にずっとあって、それを目印に登りました。 途中から、鳴谷山の山頂が見えていましたが、まだ、結構遠くて、1600mの山なのに高いなあ~と思いました。 雪の重みで木が登山道を塞いでいたり、倒木があったりして、またいだり潜ったりして先に進みました。 山頂が近くなって、積雪は10~15cmになり靴が埋もれるほどになって、靴に新雪が着いて歩きにくくなり3時間ほどみていたのですが、休憩もほとんどしなかったのですが、3時間半で頂上に着きました。 山頂の表示板が薄くなって、はっきりとは読めませんでした。 うす曇でしたが、すぐ目の前に白山の山々が見渡せました。 ここからでないと、こんな景色は見られないので、感動しましたが、思ったほどの積雪でもありませんでした。 水芭蕉の頃やもう1~2週間早いと紅葉で頂上も賑わっていたでしょうが、今日は僕一人で、雪の上に座ることもなく、立っったまま昼食にしました。 北の方には笠ヶ岳と大笠山が、南の方には福井の大長と赤兎山も見えていました。 下山は新雪の登山道を半ば雪遊びのように跳ねて下りましたが、麓の方は雪が融けて、泥~になっていました。 2時間半で駐車場に着くまで誰にも合わず、本当に今日はこの山を登った人は僕だけでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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