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HiroTakahashi

HiroTakahashi

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1974年新潟県のパン屋に誕生 でもパン屋は継がずに洋菓子を学び 23歳でスイスへ 2002年 z?rich 5つ星ホテル Hotel Savoy のシェフパティシエに就任
2009年 z?rich郊外 Adliswilで洋菓子とパンのお店 Hiro TakahashiをOpen
スイスの素晴らしい食材と日本の繊細な技術で日々精進中です 

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カテゴリ:その他
               ロゴ1.jpg

  僕はお菓子とパンを作る仕事に就いたけれども いつも自分とは全く

  関係ない分野でも 意識して 一流のものを見るようにしています

  直接には関係ない分野でも そこから学ぶべき事がたくさんあるのです

  何をもって 一流と決めるかは 人それぞれ違うし 難しい判断だと思うのですが

  今日は 僕が間違いなく 超一流のスーパービジネス集団だと断言出来るものを

  紹介したいと思います


  それは 皆さん よーーーくご存じのあの集団

  ディズニーですウィンク

  可愛いミッキーやスタッフの人達が 満面の笑顔で手を振ってくれるディズニー

  ここにビジネス的なにおいなんて感じないけれど 冷静に考えると

  ビジネスにおいての一流さに もう凄い 凄いと感心させられる事山のごとし

  なのです


  僕の実家は新潟なんですが ここへ年1回 ディズニーオンアイスがやってくる

  先日 子供たちが行ってきた

  まず まだ残暑の厳しい中 広大な駐車場から会場まで歩くと もう大汗

  いつもは ただの体育館なのに この日はにわかディズニーランドのように

  装飾されていて かき氷が売っている 当然この暑さの中 かき氷が食べたい

  何故かめっちゃカッコいい外人のお兄ちゃんがかき氷を売っている それが

  これだ

  2011091012570000.jpg

  ミッキーやら ミニーやら すごい入れ物に入って売っている

  値段もすごくて 2000円弱 確かに この入れ物にこの値段は特別高いとは

  思わないけれど 今暑さと喉を潤すのに この値段を払う必要があるのか・・・

  でも かき氷を食べるには この入れ物を一緒に買うしか選択肢はない

  まさか 自分で茶碗を持って行ってここに500円分いれろとも言えないし

  まぁ せっかくディズニーに来たのだし 子供たちも喜んでるし ま いいかと

  親の財布は緩むらしい ほとんどの子供がこの入れ物を抱えてかき氷を食べている大笑い

  会場に入ると めっちゃファンキーなディズニーソングで開始まで迎えられる

  2011091013250001.jpg

  何の変哲もない体育館にスケートリンクが張られて レーザー光線やら

  ライトの演出もすごくて 始まるまで わくわくしてくるぺろり

  このショーのチケット 子供だって大人と同じ料金だし ディズニーランドの

  一日パスポートくらの値段がするけど 会場は満席 2日で5万人を動員するらしい

  で 肝心のショーはというと これまたすごいんですスマイル

  2011091015460001.jpg

  ディズニーキャラクター達が氷上でパフォーマンスをする訳なんですが

  そのレベルの高さにびっくり シンデレラが王子様の頭上でくるくる回ってるし

  アラジンのお兄ちゃんは 3回転のジャンプを跳ぶし ティンカーベルは

  イナバウアーをするし 

  先週 フィギアオールスターというのがあって オリンピックのメダリスト達が

  出演していた公演が このチケットのほぼ倍の値段だったから 決して高い金額

  ではないなぁと思うぽっ

  途中インターバルがあって 子供が多いし あれ程皆 かき氷を食べたから

  トイレに向かう訳だけれど さっきまでかき氷を売ってたモデルのお兄ちゃん

  いつの間にか ポップコーン屋に早変わりしている

  ショーの感動も手伝って またほとんどの子供がポップコーンを抱えて席に戻って

  きている

  ショーはクライマックス 最後は 全出演者が出てきて 花火やら 光やら

  もの凄い演出の中 お姫様の衣装を着た 選ばれた子供たちが 花束を渡しにいく


  実は ショーの中で キャラクターがそれぞれ変わる度に同じ人が 何役かを

  務めているのかと思ったけれど 最後は全員が出てきたので かなりの人数の

  出演者を使っているという事ですよね

  ショーの内容に関しては 素晴らしい!の一言です

  
  極めつけはこれ 帰る時 会場を出ると ポップコーンのモデルのお兄ちゃんは

  今度は風船売りに変わっている

  2011091016020000.jpg

  一度に皆が帰るわけだから 出口は混雑 そんな中 風船販売 ショーは

  とっても楽しかった 子供たちは一生懸命キャラクターに手を振っていたし

  親だって喜ぶ子供の顔はすごい嬉しい この風船 約1000円 とてもよく出来て

  いて風船としての価値は特別高いとは思わないけど 今 我が家にこの風船は

  必要なのだろうか・・・・

  でも やっぱり買ってしまう 

  帰りの駐車場から出るのに1時間近くかかったけれど うちの前を通りすぎる車で

  風船を積んでいない車はほとんど見なかった


  このショー 一人の子供の予算は 万といく でもね 不思議な事に 親も

  これだけ喜んでくれるなら 1年に1度くらいいいかと思って満足してるんです

  こう思うとディズニー大儲けじゃんっって気がするけど

  商売人的感覚から見ると 決して大儲けでは無いと思う 親の財布から 予算

  1万円を使わせる為に ビジネスのプロが試行錯誤してるはずだし

  それなりの価値のあるデザインと商品を考案しているだろう

  ショーだって プロを使ってる訳だし 宣伝費だって莫大だろう 

  僕たちはたった2時間の公演だけど 準備する方は 何か月もかけて完璧な

  もてなしに仕上げているはず


  一流とはなんだろうって いつも思うのですが 素人がやる かなり凄いレベルと

  思いがちですが 多分 元が違うんです 全然別のものなのです

  ちょっと人より上手ならいいや は多分 最後まで一流にはなれないんだろう


  一流はスタートの時点から 一流という道を進む事 

  僕はそう思っているのです 自分もお客様に 一流を提供しなければいけないと

  いつも考えているし その為に 一流を一生懸命勉強しています

  少しわかった事は 一流のものの共通点 それは 人を感動させる事

  
  見た瞬間 口に入れた瞬間 感動するものを

  お菓子教室に来て下さったお客様が 感動して帰って下さるような瞬間

  そんな瞬間を作っていく仕事だと思っているのです


  ディズニーはやっぱりすごい その裏方の苦労を絶対公開しないし

  夢の世界を絶対壊さないディズニーの徹底ぶりにはやはり感動させられます



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Last updated  September 11, 2011 10:38:41 AM
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