毎日狙い撃ち！　～楽天ブログに戻ってきました！ｗ～

他のブログでプリンターが故障した件が話題として上がって
いましたが、私の経験を少々お話したいと思います。

まずプリンターを含めたＩＴ製品は大まかに国内メーカ製の
物と、海外メーカ製に分かれるのですが大まかに下記の特徴が
あります。

<国内メーカ製>

　・メーカ毎のラインナップが豊富で選び易い
　・パソコンは導入されているソフトが豊富
　・メーカによるがブランド色が強いメーカは価格が高い
　・付属しているマニュアルが丁寧である
　・アフターパーツも豊富である

<海外メーカ製>

　・メーカ毎のラインナップはある程度決まっている
　・パソコンは導入されているソフトは少ないもしくは無い
　・どのメーカも比較的安価に販売がされている
　・新技術の取り入れ国内メーカよりも早い
　・付属マニュアルは簡素なものが多い
　・アフターパーツは少なめもしくは無い

こう比較してみると国内メーカはビキナー向け、海外メーカは
玄人向けなのが伺えます。
（好みの問題もあるので一概には言えませんが・・・）

で購入から運用まではさほど大差は無いのですが、故障した場合
の対応は大きく違ってきます。

<国内メーカ製>

　・各メーカが専門の対面対応窓口を大抵は用意している
　・親身に相談に乗ってくれる事が多い
　・保障が切れた直後でもサービス対応してくれる事が多い
　・製造が終了して年季が入った製品でも保守部品がある事が多い
　・お客様のクレームに敏感である

<海外メーカ製>

　・相談窓口はほぼコールセンター化されている
　・対応はマニュアルに沿って実施
　・保障が切れればそれまで、全て実費請求である（保守契約が前提）
　・保守部品が早々に無くなり修理不能になる事が多い
　・とにかく融通が利かない
　・お客様のクレーム対応に関しては本国の方針次第

とかなり対応が変わってくるのである。

経営方針の違いなのか海外メーカは国内メーカと比べ、かなり
色々な面で割り切った対応がなされています。

ちなみに小職のお昼のお勤めはＩＴ系職種になるのですが、
経験上同様なトラブルが発生した場合の問題解決速度においては、
海外メーカは国内メーカに比べて劣ります！（断言）

具体的に言うと対応のマニュアル化による効率化が進んでいる
影響で、それ以外の対応については現場サイドには権限が無く全て
本国にお伺いを立ててからの対応が基本となります。

つまり国内メーカでは各事業所の判断によるレベルの物も、
海外メーカは本国にいちいちお伺いをたてるのでレスポンスが
悪くなります。

実際に私もつまらないトラブルで対応を依頼してから解決まで
「１年間」もかかり、時間と手間を無駄に消費してしまいました。

規模も個人規模では無く数百台を一括導入の企業規模でもこう
ですから、推して知るべしといったところでしょうか。

なので最近はその反省からか海外メーカも保守契約ありきでの
購入を勧めています。（３年保守サービスパック等）

この保守契約を結んでおけばその期間は無償で修理が受けられる
ので、不便な思いはしないで済む事になります。

ただその分初期費用に載ってしまうので加減は必要になって
きますが・・・

いずれにしても購入する時はよく上記の特性を考えての購入が
望ましいと思います。