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【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

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2018年02月19日
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カテゴリ:自己啓発系

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その351344冊目】

 

・紹介する本


チーズはどこへ消えた? [ スペンサー・ジョンソン ]

 

・サノーさん一言コメント

「くるはずだった未来が失われたとき、それが幻想に過ぎなかったことに気づけるか。全ての岐路で試される、本当の勇気」

【サノーさんおすすめ度★★★★★+★】

・ウノーさん一言コメント

「小人とネズミの違いは、どこから生まれたのでしょう。成功した人も、失敗した人も、これから成功する人も、読むべき一冊です」

【ウノーさんおすすめ度★★★★★+★】

 

・サノーさん、ウノーさん読書会

 

サノーさん(以下サ):迷路の世界に生きる、小人とネズミの物語だ。

ウノーさん(以下ウ):彼らの食料であり、生きる糧は「チーズ」です。

:迷路におかれたチーズ、これを求めて、二つの種族は活動する。

:ある日、膨大な量のチーズが置かれた「C地区」が発見されます。

そこに至るまでは、迷路をいったり来たり、小人もネズミも、色々な道筋を試していました。

:ネズミは、ただただ、直観と歩行能力に頼って、小人は、推測や洞察、分担などの戦略も使いながら、チーズを追い求めていた。

:莫大なチーズを得た彼らに、安定と平穏の時が訪れます。

:その時間は、恵みの時間であり、それまでの試行錯誤や苦労、戦略の数々が報われた結果だ。

:ところが、とつぜん「チーズはどこへ消えた?」となるわけです。

:あるはずのチーズがない、昨日まで存在していた「恵み」がC地区から消えている、それの事態に直面した時、小人ネズミに現れる「変化」は、現実という「迷路」のなかで「仕事」や「報酬」、「成功」というチーズを探し求める我々が直面する「現実」と、重なるものとなる。

:この本は「変化」を捉えること「変化」の本質を解説し、「変化」によって起こり得る「失敗」と「回復」を、わかりやすく、面白く教えてくれます。

:「知能」や「経験」、「予測」や「戦略」が、いかに「変化」への対応に「役立たない」かを示唆している。

:「役立たない」どころか、「変化」への対応を遅らせ、感覚を鈍らせながら「衰退」へと誘う要素であることが理解できます。

:それは、浅読みだ。そうではなく、それらの「要素」の前に、やるべきこと、整えるべきことがあるということを教示している。

:確かに、「絶滅」の直前に気づくことを、事前に理解していたなら「知能」は変化へ適切に対応する「武器」になりますね。

:「人間が見えている世界は、その人が見たいと思っている世界だけ」というのは、真理だと思う。

ウ:さらに「危機」や「危険」に直面し、「恐怖」と「不安」に捉われると「さらに、見たいものしか見ようとしない」というのは、とても大切な「教訓」です。

:「知性」や「教養」や「データ」の前に、知っておかなければならない「法則」を学ぶ必要がある。

:それを優しく、面白く教えてくれるのは、こういった本ですね。

:「油断」や「傲慢」といった表現だけでは片づけられない「法則」を、知る必要がある。

:そして、いつも「なぜ?」という問いかけを、忘れないようにしたいです。

【了】

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最終更新日  2018年02月19日 08時23分48秒
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