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【1日1冊！】猿のごとく読み、人のごとく考える

[時代小説] カテゴリの記事

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【猿のごとく読み、人のごとく考える・その302・295冊目】『樅ノ木は残った』山本周五郎著

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その302・295冊目】・紹介する本樅ノ木は残った上中下巻セット [ 山本周五郎 ] ・サノーさん一言コメント「策略、陰謀にうごめくのは、自意識と欲望。武士の一念が願うのは、組織の存続」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「信念を貫く魂こそ、武士の本懐です。絶対的権力も、及びつかないチカラが、そこにはあります」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):「樅ノ木」は、「もみのき」と読む。ウノーさん(以下ウ):この本のタイトルでしか、お目にかかったことがない漢字です。サ:山本周五郎の代表作の一つといってもいいだろう。ウ:仙台藩存亡の危機である「伊達騒動」を、魅力にあふれた登場人物と、緻密な描写で描き出した大作です。サ:仙台藩取り潰しを目指す幕府側の陰謀と策略、それに対抗する「原田甲斐」を軸とした「仙台藩の志士たち」の愛憎劇、そこに一剣の冴えが情勢を逆転させる殺陣(たて)が加わり、大娯楽時代小説となっている。ウ:敵かと思うと味方、味方かと思ったら敵、好機かと思えば罠、危機かと思えば好機と、敵味方の思惑と策略を存分に楽しめる一冊です。サ:テンポも速く、描写も鮮明、傑作だといっていい。ウ:敵味方、それぞれに「正義」があり、「守るべきもの」があるというのが、単純な「勧善懲悪」ものにはない、魅力を放っています。サ:ひたすら「伊達家の内紛」を誘導し、策と挑発を繰り返してくる「幕府側」に対し、知恵と度胸、そして「忠義」をもって対処していく原田甲斐の姿は、現代にも通ずる「武士の魂」を学ぶことができる。ここで描かれた組織の条理と不条理、権力への対抗策は、現代でも変わらない。ウ:読んでいて連想したのは「半沢直樹」シリーズです。サ:似てるよな。陰謀と策略に対し、智謀で対抗し、道理と筋を立てて、組織を守り抜くわけだから。ウ:そっくりです。ただ違うのは、武士の時代は文字通り「命がけ」であり、現代は「殺されはしない」という点です。サ:その「無常観」が、このタイトルに見事にあらわれている。この作者が見つめていたもの、描きたかったことを、雄弁に語っている。ウ:原田甲斐の「死にざま」に、武士の「生きざま」が、はっきりと浮かび上がります。それは、雄大な時の流れの大河のなかで、人間の命が放つ一瞬の輝きを、教えてくれます。【了】http://amzn.to/2C39mCO

2018年01月01日

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【猿のごとく読み、人のごとく考える・その292・285冊目】『鞍馬天狗・角兵衛獅子』大佛次郎著

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その292・285冊目】・紹介する本鞍馬天狗 1 角兵衛獅子鶴見俊輔セレクション（P＋D BOOKS） [ 大佛次郎 ] ・サノーさん一言コメント「日本のヒーロー、ここに誕生。幕末を舞台に縦横無尽に活躍する、少年の憧れ」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「子供たちの夢と希望を載せて、天狗のおじちゃんが、新しい時代の幕を切り落とします」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):昭和のヒーローとして、前々の世代では有名な「鞍馬天狗」が、実は幕末維新ものの時代小説だったとは、全く知らなかった。ウノーさん(以下ウ):紙芝居と時代劇の印象が強いですが、原作は昭和の巨人・大佛次郎の子供向け時代小説だったんですね。サ:痛快なのは確かだが、幕末の情景、日本人が敵と味方に分かれての争乱の時代に、グイグイ惹き込まれる。ウ:これを当時の小学生が読んで熱狂していたのだから、レベル高いです。サ:いまのように「娯楽」の選択肢が、無数にあったわけではないからな。与えられた限られた素材で、自分の創造力と空想力をフル回転させながら楽しまなきゃならなかったわけだから、レベルが高くなるのは当たり前だな。ウ:この『角兵衛獅子』は、鞍馬天狗の良き相棒である「杉作少年」が、登場する回ですね。サ:もともとが少年誌向けの書下ろしだから、主人公はおのずと少年、少女となる。ウ:幕府側、維新側、入り乱れての大活劇です。サ:そのなかで、無敵の強さを誇り、維新側の影として活躍するのが「鞍馬天狗」こと「倉田典膳」なわけだ。ウ:その無敵の天狗も、策略により大阪城に捉われてしまいます。サ:そこで勇敢なる少年少女の代表「杉作少年」の大活躍となるわけだ。それだけなら、この物語は「子供向け空想小説」の域に留まってしまうが、そこは「時代小説の傑物・大佛次郎」、そんな陳腐な「仕事」はしない。ウ:物語に捻りを加え、さらに「武士道」と「漢(おとこ)の道」というスパイスを効かせて、大人でも存分に楽しめる、現代でも通用する「娯楽大作」に仕上げています。この素晴らしい原作を元に、大俳優・嵐寛寿郎が演じたのですから、当時の人々は熱狂は止む無しと言えます。サ:いや、それが「鞍馬天狗」シリーズが進み、社会現象となったところで、大佛先生は「異議」を唱え、タイトルの使用権停止を訴えたらしいぞ。ウ:理由としては「原作とあまりにかけ離れた」こと、「劇中で人を斬り過ぎたこと」があったみたいですね。サ:原作と映像が別物になってしまうのは、今も昔も変わらないジレンマだな。ウ:利潤や人気のみを追求する人がいれば、いつだって起こり得ることです。【了】http://amzn.to/2BfmKDB

2017年12月22日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その141・134冊目『完本・梅干と日本刀』樋口清之著

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その141・134冊目】・紹介する本完本梅干と日本刀日本人の知恵と独創の歴史（祥伝社黄金文庫） [ 樋口清之 ]・サノーさん一言コメント「小さなトリビアを積み重ねることにより見えてくる、日本人の実像。変化と回帰の狭間に生まれた美徳を学ぶ」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「いまの日本に受け継がれているもの、失われつつあるものを思いながら、これからの日本を考える素材を与えてくれる一冊です」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):日本人の生活の知恵、職人が生み出した独創性に富んだ製品の数々、江戸時代に成長した日本独自の文化を巡る一冊だな。ウノーさん(以下ウ):知られざるミニ知識、示唆に富んだ含蓄が楽しめる本ですね。サ:もともとは三部作だったらしいが、合本により長すぎず「日本人物語」として、一息で楽しめる。ウ:知らないことばかりでした。防風林のケヤキ、流動的な土台をもつ木造建築の意味、日本刀をつくる際の水加減。どうして、それに気が付いたの？と、質問したくなること連発です。サ:先人たちの試行錯誤の賜物もあるが、日本人だからこその独創性、逆からの発想を平気で実践する気質があることが、よくわかった。ウ:「食」の考察も、楽しかったです。日の丸弁当って、即効性の疲労回復薬になるんですね。サ：日本の発酵食品の特異性は、気候と風土、そしてここに書かれている気質によって生まれたものだということが理解できた。ウ:いつの時代も、チャレンジャーがいたんですね。毒性のある草花から薬効を取り出したり、「フグ」も、毒だからと捨てるのではなく、美味しいところだけ食べたり。サ:ここに書かれている事例から感じたのは、物事を一面から断じず、まったく違う方向から眺めようとする日本人の特徴だな。ウ:それは、日本人の社会性、義理と人情という感覚からの影響は大きいと思います。良いことをするのも人間、悪いことをするのも人間、どうせ小さな島国で肩寄せ合って生きていくなら、良いところを見て暮らそうよ、そういう感覚が、この国にはあったのだと思います。サ:村八分の考え方も、びっくりした。まあ、罪人に対する罰ではあるけれど「二分のつながり」を残すという感覚に、日本人の平衡感覚をみた。ウ:四季があり、美しい自然がある反面、工業資源、燃料資源がない国であるがゆえの、生存のための知恵と工夫が、結果として特殊な文化を育んだのですね。サ:だからこそ「許容できない社会」「古くからの伝承を否定する教育」は、島国日本にとって「危機」だといえるのだと思う。ウ:古ければ全部「美徳」というわけではないですが、時代を超えて受け継がれてきたものには、その根拠があると思います。それを学ばずに、知ろうともせずに否定するのは、もったいないし、建設的ではないです。サ:エセ「近代化」に惑わされないためには、過去を学ぶ必要があるわけだ。【了】http://amzn.to/2tbzIOZ

2017年07月24日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その125・118冊目『ケマル・パシャ伝』大島直政著

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その125・118冊目】・紹介する本ケマル・パシャ伝 (新潮選書) [May 01、 1984] 大島直政9784106002656【中古】・サノーさん一言コメント「世界大戦を戦い抜き、トルコを近代国家として生き残らせた革命家の道筋。明治維新との対比により、偉業の尺度を得る」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「複雑なトルコという国の成り立ちと、その要因を、一人の革命家の生涯から学びます」【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):この本を読むまでトルコで大革命を起こした「ケマル・アタチュルク」なる人物を全く知らなかった。ウノーさん(以下ウ):タイトルの『ケマル・バシャ』とは「ケマル将軍」という愛称なんですね。サ:一人の「可愛げのない子供」が軍人になり、革命を起こし、独裁者となった物語だな。ウ:絶対的なイスラム教の教えから脱却し、政教分離と近代化を一人で推し進め、実現しちゃった人なんですね。サ:明治維新との対比は、わかりやすくもあり、わかりにくくもあり。ウ:確かに脈々と歴史を重ねた宗教国家という背景と、天下布武により成立した徳川幕府との違いは大きいですが「重い」「軽い」で論じるのは、ちょっと残念な気もしました。サ:まあ、日本人用に書かれた本で、ケマル将軍の生涯のみが書かれていても、よっぽどのマニアにしか読まれないだろうから、読み手へのサービス、対称性をもった論旨を加えたかったんだろうな。ウ:全く知らない歴史だから、それだけでも面白かったですけどね。キリスト教圏の列強侵略とイスラム教圏にある「聖法違反」のジレンマは、考えたこともありませんでした。また、トルコが「大酒飲み」の国だとも知りませんでした。ロシアとの双璧って、よっぽどですよね。サ:この歴史を知ると、現在のトルコが置かれた複雑な現状がよくわかる。ウ:そうなんですよ。トルコが、様々なイスラム教国家のなかで、なぜ異質なのか、女性が尊重されているのか、なぜ親日なのか、合点がいきます。サ:そしてなぜ揉めるのか、なぜ安定しないのかも、よく分かった。一人の革命家がもたらした法律、社会制度、政教分離が当時から抱えていた「問題」は、宗教と人、宗教と社会という概念において、いまだに回答を得られない「問い」を含んでいるからだ。ウ:そういう背景、思想社会のなかで、これだけの特異な人物が生まれ、支持を得たのは「突然変異」だったんですかね。サ:坂本龍馬との比較も書かれているが、やっぱり「大きく考える」ことが出来たからじゃないか？宗派や思想がどうであろうと、同じ場所、同じ国に生まれた仲間として尊重しあおうとする姿勢が、受け入れられたのだろう。ウ:誰に受け入れられたのです？国民ですか？サ:いや、それを含めた集合意識にだろうな。でないと、こんな劇的な革命は起きない。【了】http://amzn.to/2s0JdjA

2017年06月09日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その9・9冊目『竜馬がゆく<八>』司馬遼太郎

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その9・9冊目】・紹介する本竜馬がゆく（8）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント「一大歴史小説も、いよいよ完結。大政奉還により300年の幕政は終わりを告げた。道連れは、竜馬の魂。余韻を残さず回収した伏線の集大成」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「あまりにも突然に描かれる、竜馬の死。最後の数ページに凝縮された死せるものの無念と、全編を通じて描かれる生かされたものの希望が、読後に津波のように押し寄せてきます」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):終わったね。幕末から維新へ進んでいく流れを楽しく学ぶには、最高の小説だった。ウノーさん(以下ウ): 読み返してみて、あらためてこの小説の面白さ、凄さを確認できましたね。サ:うん。初見で読み込んだと思ったけど、結構忘れてるよな。この最終巻にある「あとがき集」なんて、すっかり忘れてた。覚えていれば、それを参考に書けたのに。ウ:いえ、必要ないでしょう。ここまで楽しめれば、なんら惜しいことはありません。サ:この巻にきて、明治政府の立役者が出そろうね。伊藤博文、岩倉具視、昔のお札の顔が台頭してきたのが、このころなんだよな。ウ:司馬先生も別なとこで書いていますが、明治政府は「死なないように立ち回った人」で構成されたと感じちゃいますよね。そして、西郷さんは結局「死なないように立ち回れなかった人」だと。サ:そこには、重大な示唆がある。人間の生に対する価値観に迫る問いが隠されている。ウ:本当に潔いくらい、この小説は竜馬が暗殺された瞬間に終了しましたね。振り返って読んでみると、竜馬以外の人々のことも細かく触れていたのに、竜馬が死ぬと、ぷっつり御仕舞でした。サ:まぁ、この後のことは他の物語だしね。おりょうさんその後の話とかは、「あとがき」に書いてあったんだな。すっかり忘れてた。ウ:竜馬暗殺者の告白も「あとがき」でしたね。さな子さんが独身を貫いたことも、読者にとっては印象深いトピックです。サ:そうだな。このあとがき集、さらっと書いてるけど凄いよ。竜馬が西郷さんに向かって「役人はいやだ、世界の海援隊をやる」と言って驚かしたことも、本編にはない。他にも、その後の竜馬と残された人々についての逸話が、丹念に書かれてる。ウ:日露戦争の時に、昭憲皇太后の夢枕に竜馬が立って「ロシア海軍には勝ちますので、ご安心ください」と言ったんですよね。サ:それが新聞記事になって、最初の「竜馬ブーム」が起きたんだよな。あとがき集が面白いのは、やっぱり司馬遼太郎の記者魂が凄いからなんだろうな。ウ:ながながと伝えてきましたが、この歴史小説は面白いだけでなく、日本人の価値観の根幹も学べる傑作です。読後に夢想してしまうのは、竜馬が生きていれば、その後の西南戦争や軍部の暴走、大戦へと繋がる歴史はなかったのではないか、違う方向に歴史は進んだのではないか、ということです。それほどの魅力と能力が、この「司馬竜馬」にはありました。未読の方も既読も方も、興味が出て手にとっていただけたなら、こんなにうれしいことはありません。【了・全体オススメ度★★★★★】http://amzn.to/2l9Zqmd

2017年03月15日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その8・8冊目『竜馬がゆく<七>』司馬遼太郎

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その8・8冊目】・紹介する本竜馬がゆく（7）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント「いよいよ、討幕へと事態は進む。それぞれの想い、それぞれの正義、それぞれの思惑が交錯する中で、竜馬は遺恨の虚しさを知り、これ以上の流血を阻止するための行動に出る」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「世界史でも類を見ない無血革命は、日本人の気質を雄弁に語っています。『船中八策』は徳川300年の治世に代わる、新しい道筋を照らしました」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):さて、倒幕、いや討幕か。長州は今までさんざんやられてきたから、そりゃそうなるわな」ウノーさん(以下ウ): 薩摩も、ここまで官僚が腐っていては、どうにもならんと幕府を見切りますね。サ:うーん、幕府側もそんなに悪くないんだけどな。勝海舟はもちろんだけど、優秀な人材も多いし、皆が平和と安定を目指していた訳だし。ウ:でも、もう「道理」ではないです。死と再生のプロセスは逆方向には流れません。人知の及びつかない次元で変革が起きれば、個々も組織もその流れのままに流されていきます。サ:それでも、司馬竜馬はその流れの中で「もがく」と。これ以上、日本人の血が流れないために。その想いの深さが「道理」では考えられない大政奉還へとつながるわけだ。でも、分析してみると、それほど突飛な選択じゃないんだよ、大政奉還は。300年続いた徳川政府は、「鎖国」という条件下でのみ機能してきた組織で、その条件が変わったときにイノベーションが必要となったわけ。とことん海外から遠ざかってきた人材よりは、グローバルな人材だった九州勢のほうが、新しい条件に適合するに、ふさわしかっただけ。ウ:それだったら、ここまで多くの血は流れませんよ。サ:それは、武士という民族の志向性だ、と言いたいところだが、300年も戦(いくさ)がなければ、それは形骸化してたんだよな。それを考えるとやはり特異な革命だったと認めざるを得ないか。ウ:竜馬は事業家としての才能全開で、こちらも嬉しくなります。弥太郎は随分な書かれようで、可哀そうなくらいですが。なんで「海のように心が広い」竜馬が、嫌ったんですかね。サ:近親憎悪じゃない？。たぶん、二人は似ているってことを司馬先生は書きたかったんじゃないかな。事業といえば、海援隊が日本初の株式会社っていう表現も、この小説からじゃないか。新婚旅行も日本人初だし、竜馬さんは凄いねぇ。ウ:だからこそ、人気があるんですよ。サ:実は、中岡慎太郎こそ、薩長同盟の立役者であり維新の英傑だという人もいるが。ウ:英傑は一人じゃなくてもいいでしょ。中岡さんは間違いなく維新の動力だったと思いますよ。ただ、武力をもって制するという考えだったことは間違いないですよね。竜馬は「小さな日本の中で敵だの味方だの言ってる場合じゃないだろう」と真底思っていた、国際感覚があった。これは、決定的な違いです。サ:国権主義、民権主義の違いもな。司馬先生は竜馬のことを「維新史の奇跡」と評しているな。ウ:そりゃ、そうですよ。誰がどう考えても、人と人が殺しあう世界なんておかしいのに、それをおかしいと思えなくなる要素が、人間にはあるのですから。人と人は全て違う、身体も、考え方も、大切に思うことも全て違うんだけど、それを踏まえた上で、集団としてより良く生きることを前提にしないとならない、それに竜馬は気づいていたんです。サ:それが本当なら、こんなに多様性に満ちた世界にはならんと思うがね。【了】http://amzn.to/2l9Zqmd

2017年03月14日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その7・7冊目『竜馬がゆく<六>』司馬遼太郎

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その7・7冊目】・紹介する本竜馬がゆく（6）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント「薩長同盟は、竜馬によって結実した。これが世に広く定着するようになったのは、この巻の影響だと言っていい。取材と考察、卓越した表現で再現される歴史の脈動」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「竜馬ともに思い、竜馬ともに考え、竜馬ともに臨む。薩長同盟が相成ったときの感激は、この長編小説のひとつのゴールかもしれません。日本人初の新婚旅行もこの巻です」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):薩長同盟、相成ったな。ウノーさん(以下ウ): 薩摩、長州、双方の心情が、丁寧に描かれてますね。サ:ちょっと薩摩よりの描写だったとは思うけど。まぁ、このあとの長州は凄いから、問題ないのかな。ウ:奇跡です。この薩長同盟は、道理だけで考えればあり得ない出来事ですから。サ:まぁ、300年続いた徳川を軸とした武家制度からみれば、とんでもないことだよな。幕府もよもや「あれほど憎みあっている」藩どうしが手を握るとは思わなかっただろう。ウ:しかも、自分を倒すために、とは想像もつかなかったですね。当時者の薩摩でさえ、殿さまが「あれは西郷が一人でやったこと。まさか薩長が幕府を倒すつもりだとは思ってなかった」とか言ってますものね。サ:裏を返せば、300年続く制度を築いた徳川幕府は、世界でも類を見ない優良政府だったんだよな。宗教でもなく、絶対王政でもなく、立憲君主制で続けたんだから、大したもんだ。ウ:それをひっくり返すのは、ただ事ではないですね。それだけの大事だったから、竜馬も今回はヤバかったです。寺田屋事件では、なぜ生き延びたのかわからない、天啓としか思えないと表現されてます。サ:ここで竜馬が死なないことは読者全員が知っていて、安心して読めるはずなのに、その斜め上をいく、司馬先生の技が堪能できる。ウ:まさにそうですね。ここまであまり出てこなかった、運命(さだめ)というものの不可思議さ、「生きているのか、生かされているのかわからない、わかりようがない」という事実が、竜馬という名優の口から語られる心情は、胸に迫るものがあります。サ:感情描写を淡々とためて、さらに淡々とためて、読者が不思議に思って引いたところで、一気にたたみかける。名人芸だ。ウ:この巻では「竜馬とおりょうさんの新婚旅行」も描かれますね。昔クイズ番組で、日本人初の新婚旅行者は誰？とかいう質問がありましたよね。サ:日本初の新婚旅行は竜馬。それを全国に知らしめたのは、この小説だよな。ウ:西郷さんの手引きで、九州漫遊の旅。司馬先生もその足跡を訪ねた話を入れてます。私としては、それは書かなくてもいいのに、と思ったのですが。サ:そうかな？それによって読み手は、「ああ、これは本当に昔あった話なんだと認識する」し、竜馬とおりょうの幸福なひと時を身近に感じられるだろう。ウ:まぁ、そうですね。この巻でも、竜馬に近しい人々、仲間の死が描かれますね。自社(海援隊)の船と仲間を失ったのは、かなりのショックだったと思うまのですが、「天命である」と悟ったことで乗り越え、それを糧に倒幕へと進んでいくわけですね。サ:幕府海軍との海戦描写も、お手本のようだった。船同士の戦いの難しさや戦略の重要性が理解できて、引き込まれたね。ウ:まいどで恐縮ですが、この辺で竜馬は維新から身を引いて、実業家として弥太郎と組んでたら、どれほどその後の日本にとって良いことか、惜しまれてなりません。サ:そりゃ無理だよ。「背負っちゃった武士」が、後ろに引くことなんてありえないわ。【了】http://amzn.to/2l9Zqmd

2017年03月13日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その6・6冊目『竜馬がゆく<五>』

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その6・6冊目】・紹介する本竜馬がゆく（5）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント【サノーさんおすすめ度★★★★★】「薩摩、長州の確執、幕府の抵抗。池田屋事件、蛤御門の変、濃くなる血煙の向こうで、新しい時代の輪郭が浮かび上がっていく」・ウノーさん一言コメント「太平の世が終わりを告げる。誰が望んだことなのでしょう。多くの英傑の血が流れる先は、彼らが望んだ新しい海原だったのでしょうか」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):モテモテ竜馬も、この巻にきて年貢収めだな。ウノーさん(以下ウ):おりょうさんが竜馬の妻だってことは知ってるけど、こういう流れで結ばれたとは知らないですよね。サ:「菊の枕」のトピックが創作なら、司馬先生も男女の機微を描く名手だ。ウ:後半のお田鶴さまとおりょうのバトルも、息を飲む生々しさでした。この巻の竜馬は、女性関係、仕事関係ともに試練に迷走して・・・今までのような快活な姿から、少し陰影が濃く差しますよね。サ:これは、夜明け前のもっとも暗い闇に「時代」が突入したことと同期している。ウ:竜馬と勝海舟の川辺でのやりとりで、倒れた志士たちの霊を乗せた灯篭が「流れていますな、根気よく」とありますが、そのセリフに当時の竜馬の無念が結実していると感じました。サ:それに対して勝は、海へ流れ出るには徳川300年の堰を超えなきゃならんと答え、竜馬は自分が破壊しても良いかと聞く。それに対して「勝手さ」と答えるのは、その後の勝海舟の活動の根幹を、肯定している。ウ:有名な、竜馬の西郷隆盛に対する評価・感想もこの巻です。サ:勝の日記に書いてあったそうだから、たぶん本当なんだろう。ウ:いままで武芸よりだった竜馬が、一気に博識を披露し始めましたね。サ:アメリカ大統領への知識・情報については、どこまでが本当かは分からないけど、司馬竜馬としては当然の反応だろう。ウ:西郷さんも、ジョージ・ワシントンが好きだと。サ:竜馬から教えてもらった、とは思えない節はあるけど、二人のなかで共通の話題として盛り上がっていたのが本当なら、それはきっと素晴らしい時間だっただろう。ウ:日本における民主主義の産声だったと？サ:産声なんて、まだ先の先。だって、この時点では幕府が倒れるなんて思えないし、さしあたって、倒すべき理由もない。ウ:薩摩と長州の関係性も、ここにきてはっきりしますね。長州が薩摩を許せる訳がないことが、よくわかります。サ:だからこそ、この後の竜馬の功績が浮き立つわけだな。【了】http://amzn.to/2l9Zqmd

2017年03月12日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その5・5冊目

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その5・5冊目】・紹介する本竜馬がゆく（4）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント【サノーさんおすすめ度★★★★★】「武市半平太、三文字斬り。時代小説史に残る壮絶な切腹は、その後の竜馬の生きざま、死にざまを描き切るためのプロットか。」・ウノーさん一言コメント「武士の在り様、いえ、男の在り様が描かれる、魂の一冊。死するもの、死せるもの、生きるもの、それぞれの心情から史実の無常を描く、司馬先生の筆」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):長編時代小説も、いよいよ折り返しの4巻か。ウノーさん(以下ウ):武市半平太の切腹に泣かない人はいるんですかね？サ:そりゃ、なんとも思わない人もいるだろう。ウ:もったいないですよね。たぶん、そういう人は本が与えてくれる幸福を受け止めてないです。サ:ウノーさん的にはそうかもしれないけど、感動だけが読書の喜びじゃないよ。さて、この巻も盛りだくさんだね。「新選組」の登場、竜馬の軍艦熱、半平太の逮捕、切腹。ウ:長州もやられちゃいましたね。薩摩は、西郷さんだし。サ:事業、実業、実利といった言葉は、実に司馬竜馬に合う。ここにきて、色恋もひと段落かと思いきや。ウ:さな子の暴走、逆プロポーズ(笑)。ええっ、おりょうは!？って、やきもきしました。サ：ここまでの巻の竜馬は、剣術や様々なヒロイン、師匠勝海舟とのやりとりで大器の片りんを見せつつも、後世から見た「勤皇烈士」と比較したら、のん気・ノンポリで、スローテンポだったけど、この巻から一気に加速、あれよあれよという間に、軍艦まで手に入れちゃう。ウ:はい、この巻からは完全に「英雄・竜馬伝」ですよ。女子にモテまくりだった竜馬が、長州にも、薩摩にも、幕府にもモテちゃう。サ:反面、モテるからこそ、妬まれ、疎まれる。竜馬の敵となる人物たちも、それぞれの立場、背景に触れつつ、「維新」という一大スペクタクルイベントへ突っ走っていく、その疾走感。しかも、竜馬が「寝侍ノ藤兵衛」に語る処世術、人生観に、読者へのメッセージがこめられている。さすが司馬遼太郎としか言えない。ウ:私は、海と竜馬と軍艦の描写が好きです。この巻でこの小説が終わるなら、この後、竜馬は大陸に渡り、貿易商として世界に名を馳せましたとか、夢想できるのに。サ:いや、違う。この巻で描かれた時間のあと、どういう革命があって、竜馬はそれを見届けることなく暗殺された、それを読み手が知識として知っているからこそ、虚構と史実の境界線上に歴史小説は存在することができる。ウ:それはわかってますけど、やっぱり気持ちとしては、ここまで素敵な竜馬像を知ってしまうと、つい史実とは違う終わり方を期待してしまいます。【了】http://amzn.to/2l9Zqmd

2017年03月11日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その4・4冊目

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その4・4冊目】・紹介する本竜馬がゆく（3）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント【サノーさんおすすめ度★★★★★】「尊王攘夷へと傾く世間(京都軸)と、煮え切らない竜馬(江戸軸)の対比を丁寧な描写で描き、太平の眠りから覚めんとする江戸末期の市井が、鮮やかに蘇る」・ウノーさん一言コメント「人の心の集合体が時代であり、その時代、その時代の代弁者が現れるのは歴史の常です。史実が結果の集合体だったとしても、その背景にある大きな見えざる手があることを認識することが大切です」【ウノーさんおすすめ度★★★★★】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):勝海舟登場。前に住んでた墨田区は役所の敷地内に銅像があったから、前を通るたびに、この小説を思い出してた。ウノーさん(以下ウ):司馬先生の勝描写は、みんなのお手本です。気風が良くて、シャイな江戸っ子気質は、この小説からじゃないですかね。サ:いや、そうでもないけど。ただ、そのイメージを世間に広めたの点は、この小説の影響は大きいな。司馬先生の勝海舟分析は、竜馬とワンセットで間違いない。あと、この巻でちょっと目立つのは、千葉道場の若旦那か。この人物のことも、大好きだよね。ウ:本当に。それは割と不思議なんですよね。竜馬の兄弟子としての影響、さな子の兄としての立場、江戸における良き親友という立場はあるんですが、常々、好人物として重ねて描かれてます。とにかく登場人物として、贔屓されつくしている気がしました。サ:誰かイメージしていたモデルがいたのかね？あるいは、おぼこ(子供)くて、ぼっこい(危なっかしい)田舎侍の革命家竜馬を浮き立たせるために、ボンボンだけど江戸で高名な武芸一門の後継者、つまり徳川政府における正当な上級市民の象徴として描いたか。ウ:さな子さん！あとの巻で竜馬のストーカー的許嫁になっちゃうけど、私はこのキャラは『剣客商売』の三冬と重なるんです。美少女剣士の典型、ツンデレのテンプレートです。サ:それも同意。ヤンデレも入ってるけど。まぁ時代小説に欠かせないファクターでありアクトレスだよね。実際に考えてみると、江戸時代に「美少女なのに凄腕剣士」は「八百屋なのに専業漁師」くらい希少だと思うけど。ウ:そんなことはどうでもいいんです。さらにこの巻のヒロイントピックといえば、「おりょう登場」です。寺田屋事件、竜馬との婚姻、新婚旅行、竜馬暗殺後のエピローグへと続くこの超重要人物は、お田鶴さまとの対比から幕入りです。サ:「おりょう」については、意外と資料が少なかったんだろうね。輪郭がぼやける時もあったような気がする。ただ、司馬竜馬として立体化していったのは、さすがだ。ウ:3巻になって、役者が揃ってきましたね。【了】http://amzn.to/2l9Zqmd

2017年03月10日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その3・3冊目

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その3・3冊目】・紹介する本竜馬がゆく（2）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント【サノーさんおすすめ度★★★★★】「剣術家としての道を歩み始めた竜馬だが、自ら動くことなく、尊王攘夷の渦に吸い込まれていく。武市半平太との関係性が、土佐と江戸、故郷と都会、少女と大人の女性との対比と同調しながら、鮮やかに描かれた一冊」・ウノーさん一言コメント【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】「維新の夜明け」までは、まだ間があって、徳川の月明りもまだ東の空に輝いている頃のお話しです。司馬先生ならではの取材と考察、歴史の行間を埋めていく手腕は、まさに職人芸です」・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):2巻は、武市半平太だよね。東洋暗殺しちゃうとこも、丹念に描かれているし。ウノーさん(以下ウ):そうですね。葛藤や迷いも迫力ある描写が続いていました。サ:そうそう、司馬さんは半平太が大好きだよね。少なくともこの巻では竜馬よりも半平太だと思う。勤皇党も出てくるから、一気に登場人物が多くなるし。相変わらず、時代考証、現場取材、資料研究の土台がきちっとしてるから、維新前々夜のクロニクルを学ぶ上でも、素晴らしい小説だ。ウ:それは、そうなんですが・・・ちょっと気になるのは、竜馬のモテっぷりなんです。サ:うーん、それについては司馬さんの願望も現れていると思うし、産経新聞の連載だったんだから、ファンサービスもしないと。ウ:でも、出てくる魅力的な女性が、片っ端から惚れてくんです。天真爛漫な性格、無作法、よれよれの恰好。なのに背が高くて剣術は折紙で偉い人とも仲が良い、そのギャップに萌える女性が続出というのは、いささかストレートすぎる気がしました。サ:ウノーさん的には「だが、それがいい」と。ウ:それはそうですね。ヒーローはモテたほうが気持ちがいいし、この小説を読んでからは、モテない竜馬なんて、竜馬じゃありません。サ:そこが、司馬さんの狙いでもあると思うよ。さらに、このモテモテ竜馬は、その後の竜馬像、その後の史実の根拠となるべき伏線なんだよ。ここで竜馬がモテてなかったら、その後の辻褄が合わなくなっちまうんだよ。ウ:なるほど、長編の二巻としては、そういうシナプスの役割を果たしているのですね。【了】Amazon版

2017年03月09日

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その2・2冊目

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その2・2冊目】・紹介する本竜馬がゆく（1）新装版 [ 司馬遼太郎 ]・サノーさん一言コメント「竜馬英雄伝説を生みだした傑作の初巻。剣術家としての竜馬を丹念に描き、少年期・青年期の出来事、維新へとつながる歴史の伏線を学べる必読の書」【サノーさんおすすめ度★★★★★】・ウノーさん一言コメント「人間・竜馬の朴訥な青年像が丁寧に描かれていて、池波正太郎派も納得の初巻です。ただ、司馬先生ならではの考証自慢が気になる人はいると思います」【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】・サノーさん、ウノーさん読書会ウノーさん(以下ウ):あのーちょっとお聞きしたいですが、シリーズものって1巻ずつ紹介するつもりなんですか？サノーさん(以下サ):そうだよ、だって、ほぼ日刊のつもりなんでしょ。とてもじゃないが長編シリーズを一回でやっちゃったら、身が持たないぜ。読んでくれる人がいなくも、ルールは守る、それがポリシーってもんよ。ウ:まぁ、1巻ずつでもキツイ気もしますが。さておき『竜馬がゆく・1巻』ですね。コメントにも書きましたが、私は池波正太郎派ですから、やっぱり司馬先生の考証節が入ると物語から引き戻されちゃうんです。サ:いや、それが魅力なんだよ。もともと新聞記者なんだから、取材なき創作なんてありえない。それが史実に誠実になり、正しい知識を後世に伝えるわけだから。ウ:それはそうですけど・・・でも、取材元が誇張していたり、虚偽があったりしたら、影響力ありすぎる訳でして。。。おっと、サノーさんみたいな感想になってしまいました。サ:いや史実とは、その要素も含めた知識のことだ。誇張があろうが、虚偽があろうが、それを覆す証拠が確認されない限り、それは史実なんだよ。だから、竜馬が英雄かどうかなんて、この本には関係ない。史実を学びたければ、そういう本は腐るほど出てる。ウ:あら、ウノーみたいなこと言ってますね！まぁ、1巻は手探り感がありましたよね。サ:あった。大好きな坂本龍馬をどう描くか。その迷いが感じられる点も面白い。ウ: 「寝侍ノ藤兵衛」は、その象徴ですよね。ネーミングとしては、『鬼平犯科帳』ですもの。サ:最初から竜馬を英雄たるものとして描きたかったかは疑問だけど、少なくとも竜馬自らのセリフで、その偉業、男っぷりを浮き出させるのはイヤだった。だから、作者の分身ともなるインタビューワーとして、NPC(Non・Player・Character)が必要だったわけだ。ワ:色っぽい、というかその後につながる女性観、ヒロインのための伏線を沢山でてきますね。サ:そりゃ、1巻だもの。伏線てんこ盛りだよ。剣術家としての紹介も、新鮮だった。ワ:そうなんです。そこが、池波派としてはやや惜しまれるというか。男女の機微、摩訶不思議な感情の変化、剣術の描写、どれも池波先生のほうが色鮮やかな気がしていました。サ:いやいや、それは新聞記者か新国劇の座付き作家かの違いだけだ。先にどっちを読んだかで好みが決まっちまうような、簡単な話しさ。1巻では青年竜馬が「一剣立身」のため江戸に出て、黒船に出くわしたり、剣術で長州藩とのつながりができたり、とにかくその後の史実を意識しつつ、司馬先生がどう伏線を張っていくかを楽しむのがいい。ワ:そうですね。確かに長編の1巻は手探りで楽しむものですね。【了】Amazon版

2017年03月08日

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Bon Jovi LostHighway 東京ドーム　音楽

【業種】音楽【店名】Bon Jovi LostHighway【場所】東京ドーム【内容】遊びレポート第三弾は、大御所の日本ツアー初日、「Bon Jovi LostHighway　in　東京ドーム」です。東京ドームで音楽を聴きに行くのは、実にマイコー・ジャクソンさん以来です。。。大物ぎらいという訳ではなく、むしろ大物好きなのですが、どーも、ドームだと意欲かそがれるというか・・・なので、今回もお供て行ったのですが、正直楽しめました。ボン・ジョビって、本当に不思議なグループで、品行方正なロックというか、わかりやすくて、ストレートで、偏見なしに楽しい音楽だと思います。カントリーで、グラミーという話を聞いていたので、イメージ変わったかなと思ったのですが、スコアは往年のヒットメドレーに近く、「そうそう、これCM曲だったよね～」の連発でした。で、すごかったのが、ファンのまとまり、ノリのうまさ。当然、若い層の来客ではない(失礼ですいません)のですが、踊りどころ、ノリどころ、歌詞、どれも完璧な聴衆の多いこと。アリーナを上から眺めていたら、まとまりの良さに感動してしまいました。。。本人たちもお世辞ではなく、「日本大好き」と言っているらしいのですが、まんざらリップサービスではないと思いますよ～※写真はドーム内の売店です。ここくらいしか、紹介できるものがありませんでした。。。Tシャツは4500円、パンフは2500円。。。お連れ様一行はどちらもお買い求めでした(^_^.)【ファンこそ偉大なアーティスト度★★★★☆】

2008年01月21日

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大相撲初場所　両国　国技

【業種】国技【店名】大相撲初場所【場所】両国【内容】食事以外接客観察第二弾は、「大相撲」です・・・(-_-;)以前、観にいったときは、若・貴・曙がいて、茶屋のお土産つきプラチナチケットだったのですが、いまは椅子席が3000円から、自由席は2000円で入れちゃうんですね・・・まあ、国技館近所だし、久しぶりに独特の雰囲気を味わいたくて、初場所の二日目に行ってみました。朝青龍の話題もあり、祝日もあいまって「満員御礼」の垂れ幕だったのですが、椅子席はかなり空席もあって、ゆったり座れる感じ。売店で色々なものが売っていますが、ぜったいのオススメは「焼き鳥」です。500円で4本入っていますが、大降りの焼き鳥がしっとり焼かれていて、他にはないうまさです。肝心の取り組みも、朝青龍が敗れる波乱、座布団を投げるのはどーかと思いますが、大いに盛り上がってました。いつも思いますが、相撲って単純に競技として優れていて、魅力あふれるものだと思ってます。一瞬の勝負、極限の集中力、シンプルなルールだからこその、パフォーマンス。。。色々と難しい時代のようですが、観たことがない方は、一度観てもいいと思いますよ～帰りのちゃんこも楽しみだし(こちらは、また食事版接客観察でお伝えします)、なんといっても情緒あふれる大人の遊びですよ！【ブームふたたびは強い日本人力士の登場にかかっている度★★★★☆】

2008年01月18日

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ビルボートライブ東京　六本木ミッドタウン　ライブハウス

【業種】ライブハウス【店名】ビルボードライブ東京【場所】東京ミッドタウン４階【内容】久しぶりに会った友人に、「ブログ食い物しか書いてないじゃん。遊んでないの？」と言われ、そーでもないことを証明する為に、しばらく食事外で接客観察シリーズです。そんなわけで、第一弾は、ミッドタウンの大人のライブハウス、「ビルボードライブ東京」で接客観察です。こちらは名前の通り、ビルボード誌が展開するライブハウスでネットワークは世界的です。メジャー・マイナー、様々なアーティストのパフォーマンスが間近で観られ、洗練された空間での食事も素敵なスポットです。(なんか宣伝文句みたい)価格はその出演者で変わります。オススメはまだメジャーではないアーティスト(^_^.)私は先週の「ケリ・ノーブル」の公演に行ったのですが、パワフルでウォーミングなパフォーマンスで、「これでドリンクつき5000円は安いなぁ」と正直思いました。雰囲気も非日常的で、上部の席でも、下の様子や接客が観察できて、違った楽しみ方もできますよ～接客もなかなか。混雑や公演中も食事のオーダーや運びが入るのですが、よく訓練されていて、スマートです。問い合わせも丁寧に、応対してくれるし・・・こういう遊び場、復活してきましたね～【大人の遊び場度★★★★☆】

2008年01月16日

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接客観察番外編　引越しでのお買い物その２　高額編

【業種】ネットショップ【店名】いろいろ【場所】楽天【内容】新居にきて、ほぼ１ヶ月。色々と落ち着いてきて、日々感謝の毎日です。で、引越しに伴う買い物その２　高額編のリリースを。。。最初、接客ブログで書くのはどーかなと思ったのですが、今回の一連の買い物フィーバー(個人的感想)で、一番参考になり、また勉強になったのは、皆さんの、「口コミ」だったので、私も、色々と判断を迷っている方の参考になればと思い、書いてみました。個々の商品レビョーは、買い物帖を見ていただくとして、タイトルどおり、ちょっと高額で、なおかつ迷ったものだけをビックアップして、レビューしてみたいと思います。○32インチ液晶テレビ「AQUOS D」色々とどこにするか迷いました。色々と量販店を回ったり、秋葉原で物色したり。もちろん、某価格比較サイトの口コミも読みまくり。で、到った結論は、「やっぱシャープが綺麗だな」「ＨＤＤレコーダーは別づけがよいかな」という２点でした。価格もたぶんこれ以上下がることはないような予感がしたので、信用も含め底値でない楽天のお店で買ったのですが、ポイントやらサービスやらで、送料も考えると底値に近い価格となっていました。○ＹＡＭＡＨＡ5.1ｃｈホームシアターシステムこちらは、レビュー書いたんですが、売切れてしまったようです。購入価格は18800でした。テレビが新しくなったので、5.1ｃｈをお手軽にと思い、探した結果の購入でした。他のシステムに比べ価格も安いので、あまり期待はなかったのですが・・・正直、通常の音声との違い、映画の迫力の違いにびっくりしました。映画で、主人公が呼び止められるシーンで、後ろから声がしたので、思わず振り返ってしまいました(-_-;)○伸縮テレビボードコーナーに置けて、色々とレイアウトできそうなものを探して、たどりつきました。完全に完成した状態で届くので、設置はラクチンでした。テレビの下にあるラックは、裏側まで抜けているので、配線コードを整理したほうがスマートに見えます。ウチの場合だと、コーナーの梁を囲うようにおけました。この価格でこの重厚感は、お買い得だと思っています。○テンピュールマットレス　FUTON-1以前、泊まったホテルがテンピュールで、そのとき以来欲しいと思っていたのですが・・・当時は10万以下で国内で買えるところがなく、諦めていました。で、今回、ベットをやめようと思い、色々と布団を探していたところ発見したのが、FUTON-1でした。最初は、フローリング直でこんな薄いのでは、さすがのテンピュールでも硬いでしょう、と思っていたのですが、色々な口コミを読ませてもらっているとそうでもない模様。低反発マットレスは、もっと安くて厚いものもあるようでしたが、できるだけ気に入って長くしよう出来るものを考えて、決めました。で、感想は、「素晴らしいです」(自己満足度高)本当に良く眠れます。人によっては硬く感じるかもしれないレベルですが、もともと硬質マットレスだったので、私にはフワフワな感じするほど。程よく、体重が分散されているのがわかる(気がします)。ベットを片付けたところ、寝室の空間が本当に広く感じられ、また気分を変えて他の部屋でも寝れちゃうのがいいです。なんか、買い物自慢みたいになってしまい、恥ずかしいのですが、とりあえず数週間使用してみての感想です。皆様も自分にとって良い買い物を・・・【買い物は気持ちの変化でしかない度★★★★★】

2007年09月24日

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接客観察番外編　引越しで色々と購入してみました。

【業種】ＥＣショップ【店名】たくさん【場所】楽天【内容】ご無沙汰でございます。今年は、猛暑だと、色々なところで聞くのですが、その最中、引越ししてみました。一丁目から二丁目という近距離の引越しだったのですが、思ったより荷物も多く、○二日ほどかかりました。で、今回は1Ｋ→2ＬＤＫに広くなるのと、今まで使ってきた家電・家具が十周年のものも多くあったので、楽しい買い物も多く、楽天さんにもとてもお世話になったので、感謝も込めて番外編です。細かい購入商品とレビューについては、上の「お買い物一覧」で読むことができますので、ここでは、総括を・・・まず全体として、注文商品の到着スケジュールが全て守られました。色々と探して、注文は１０日ほど前に入れていったのですが、大物も小物も、ちゃんと時間の指定内に届きました。また、各ショップのメール対応もよく、雛形が練られていて、ＣＲＭを意識した施策も多く確認できました。ほんの数年前まてば、システマチックな対応しかなかったショップが多かったので、ＥＣにも接客意識が浸透してきたことの現われだと思います。で、購入にあたって参考になったのは、やっぱり「レビュー(お客様の声)」でした。良い点も悪い点も書いてあるので、通販特有の、「イメージと違った・・・」という想いが殆どありませんでした。むしろ、予想以上の品質のよさに驚かされたりして・・・中央のインフラが整って久しいですが、あらためていい時代に感謝できる、引越しとなりました。この場を使って、今回購入させていただいたお店の方々に、「ありがとう」でございます。※写真は今回購入した家具をまとめて写してみました。置くとこんな感じてす。【ＥＣはやっぱり便利だね度★★★★★】

2007年08月28日

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大王わさび園　安曇野市穂高　わさび畑

【業種】わさび畑【店名】大王わさび園【場所】安曇野市穂高【内容】ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?私はといえば、実家での親孝行もどこへやら、のんびり休養させていただいております。そんな訳で、帰省編第二弾、「大王わさび園」さんで接客観察です。こちらは、大人気の観光スポットで、混雑時には、大渋滞だったりします。狙いは、16時くらいの夕方です。売店は17時半までですが、急激に混雑がなくなり、ゆっくりと美しいわさび畑の景色を楽しむことができます。こちらのご馳走は、やっぱり美しい水と遠くの山並みとのコントラストによる景色ですね～ある程度、人の手が加わっているので、自然な姿というわけではないですが、水の清廉さに癒されます。黒澤監督の『夢』のロケ地になった景色も健在で、映画をみてから行くのもいいですね～入園料は無料ですが、皆が食べる「わさびソフト」があるので、凄く景気がいいようですよ～※税金の計算もできないくらい儲かってるようで、何度か「話題」に(-_-;)でも、接客は丁寧で、アルバイトさんも多いみたいですが、よい旅をジャマすることはないように思えます。わさびソフトは、子供の時に食べたより、わさびの主張が弱くなったような・・・とはいえ、美しいわさび畑のなかで食べるおやつは、美味しくて定番ですね～【わさび漬けもオススメ度★★☆☆☆】

2007年05月05日

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接客観察号外・お祭りの年番とは???

みなさま、前号でお伝えしてました、実家のお祭りの手伝いに行ってきました。「舞台に寄り添って歩くだけ」と聞いていた年番の役目ですが、色々とカルチャーショックもありましので、少しだけ今回の体験をお伝えします。【場所】長野県大町市【お祭りの名前】若一王子神社・例祭【日時】7月29日【内容】私は松本市の出身で、大町は祖母の家だったので今まで知らなかったのですが、考えていたよりも遥かに盛大でした。市内の善男善女を巻き込んでいる感じで、こんなに人が歩いている市内を初めてみました。中心部は全て歩行者天国で、お祭りのメインは、○流鏑馬神事（市無形文化財)○舞台行事の二本立て。流鏑馬は、お馬さん(生)にのったお化粧をした稚児(小学生低学年くらいの子供)が、決まった場所と神前で馬上から矢で扇形の的を射つというものです。もちろん、馬も矢も的も小さい可愛いものですが、長時間馬に乗り続ける稚児は大役で、終了の頃は泣くチカラも残っていないという感じになっています。なかには人混みにイライラする馬もいたりして、ある意味命がけの役ともいえます。見ているほうは、可愛いし、風情があって、とてもいい行事です。色々な町内から7騎ほど出ていました。そして、私がお手伝いしたのは、舞台行事のほうでした。これは、写真のような舞台に木の車がついていて、20人ほどで引っ張って歩く行事です。市内の町内から別々の舞台が20台も出て、行列になって市内を練り歩きます。舞台のなかには8人ほど乗っていて、御簾の中で祭囃子を演奏します。皆さん、仕事の合間に練習しているそうで、どの舞台も上手。周りの20人ほどの引き手は、掛け声と舞台引き。これは元気(やんちゃ)な若者が中心で、大いに盛り上がっていました。で、私がお手伝いした「年番」は、背広を着て先頭を歩く、といった役割で、札所のようなところで、他の町内の年番さんと挨拶を取り交わす以外は立って歩くだけな感じで。。。ただ、位置的には高い位にあるらしく、周りは高齢な方ばかり５人。周りの若者はひたすら盛り上がり、お囃子でいい雰囲気のなか、歩き佇むのが役割でした。それはそれで、風情を楽しんだり、夜店などを見学できたり、お参りを特等席でできたりして、楽しいのですが、ちょっとやってる時間が長くて。。。９時間。。。休憩していいタイミングかわからず、また、周りに知り合いはおらず、年番仲間のおじさま方の体調に注意して、色々と気配りしながらの９時間。ほうぼうの夜店からは、美味しそうな湯気が立ち昇り、射的とか、くじびきとか、お祭りならではの魅惑の遊びに皆が楽しんでいる真っ只中で９時間。本当に楽しいお手伝いでした(-_-;)年番は三年に一回くるそうですが、次は代役を立てようと思う、夏の一日でした。。。

2006年07月31日

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接客観察号外・いってきます～

またまた、ミニ中断のお知らせでして・・・今日から３日間、実家である信州・大町へ帰省してきますです。で、のんびりと美味しいものを食べて、皆様にホテルや温泉や名所の接客観察をお届けしようと思っていたのですが・・・なんと、実家がお祭りの「年番」とかいう役回りで、かなりお手伝いでほぼ３日間終了な感じでして(-_-;)まあ、貴重な経験なので、帰ってきたら、なにしてきたか報告しますです。それにしても毎週のイベントぶりが凄くて・・・夏ばてする暇が全くない感じです(^_^;)まずは３時間半のバスから・・・あら、もういかなくっちゃ!

2006年07月28日

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接客観察号外・セミナーにいってきました!

みなさま、接客観察をご覧いただいき、誠にありがとうございます。前回でお伝えしました、「4日間泊り込みのセミナー」へ行ってきました。色々な意味で、想像を超えてました。。。知識面はもちろん、コミュニケーションやワークショップが多く、かなり過激なものもあって、「ここはどこ?わたしはだれ?」状態になることもしはしば・・・開催も、日によっては、午前9時から次の日の午前2時まで・・・でも、食事や身体の使い方などもカリキュラムになっているので、いわば、「自分の身体で実験する」感覚で乗り切りました。実験の結果としては結構良好で、帰り道はぐったりでしたが、今日になると元気に働けて、とても元気だったりします。参加者は300人ほどで、老若男女、全国から来ていて、色々な話が聞けたのも収穫でした。さらにアカデミックな箇所では、大きな収穫が多くありました。日頃、漠然と理解していることでも、実例や臨床例から教えてもらえると、本当に身につきます。また、とても非日常的な演習の前後で聞くので、普段よりも、より鮮明に記憶することができました。ここまで書いて、セミナー名や講師名を出さないのは違和感があるのですが、正直、このブログを見ていただいた全部の人にオススメしてよいかどうか迷う内容もあり、また、これ以上の内容をお伝えしてしまうと、これから参加する方のサプライズを奪ってしまうので、ここでは書かないです。セミナー名のヒントは前回のブログの内容と写真です～もし、少し気になる方がいましたら、ちゃんと、偏見なく正確にお伝えしますので、メッセージでも貰えたらと思います。明日からはまた接客観察も再開、また新コンテンツもリリースします～今後とも宜しくお願いします～これから、またよろしくお願いします。

2006年07月26日

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楽天ブックス　EC 本　

【業種】本【店名】楽天ブックス【場所】楽天【内容】久しぶりにECサイトでの接客観察です。このプログのサーバ元である楽天さんの運営、「楽天ブックス」さんです。このページの左側のお買い物帖には出てないですが、楽天のECモールの中でもっとも利用頻度が高いお店となっています。多いときで月に5回くらい利用しているので同業他社のアマゾンさんより購入しているかもしれません。いちユーザとして、アマゾンさんよりいいなと思う点は、○メールの連絡が早い、文章やフォローメールもわりと丁寧。○リコメンド(購入ジャンルのオススメ商品など)が面白い。○買いやすい。○在庫があるときの発想までが早い。夜頼んで次の日に届くことも・・・○楽天ポイントが色々と使えて楽しい。などです。逆に劣る点は、○在庫が少ない(楽天ブックスで売り切れの場合は、ほぼアマゾンで購入)。○書評が少ない。○本当に珍しい本がある。○ロングーテール戦略の成功例。ですね～接客という観点からは、「楽天ブックス」さんが購入のしやすさ、ページのみやすさなどで上手だと思います。どんな本を買っているかですが・・・なんか恥ずかしくてレビュー出せないんです(へんな本買ってるわけではないですよ～)。オススメだな～と素直に思えた本は、また接客観察で報告します(^_^.)【本は自分にとって「どこでもドア」度★★★★★】

2006年07月13日

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亀戸天神　亀戸　神社

【業種】神社【店名】亀戸天神【場所】亀戸【内容】久しぶりに東京名刹での接客観察です。勘を頼りに自転車で出発したのですが、珍しく迷わずにたどり着けました。ただ、商店街はすぐにわかったのですが、肝心のお社がないな～と思って、ウロウロしていたら、横道に突然現れる大きなお社。境内は池が大半を占めていて、太鼓づつの橋を超えていくと本殿につきます。池には大小の亀がのんびりと泳いでいて、藤棚や手入れのいきとどいた神木、石碑が江戸の情緒を楽しませてくれます。写真の「ウソ」という鳥のお守りが可愛くて、小さいサイズのものを分けていただきました。若い神職さんが丁寧に接してくれて、嬉しい気持ちでお参りできました。(写真のような可愛いものです)そうそう、神社てばお守りやお札は「買う」ではなく、「分けていただく」です。渡す側も「ありがとうございました」ではなく「ようこそお参りくださいました」です。えっ、やけに詳しいぢゃないか?ですか・・・はい、私神主の資格「明階」というのを大学で頂いたものですから・・・自分としてはこの先も神主さんになることはないと思っていますが、大学のときは出席が足りず、卒業の条件に仲の良かった教授から取るように言われたもので・・・いや～あのときはピンチだった(-_-;)【ずっとお参りする側でいたい度★★★★★】

2006年07月08日

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アムラックスメガウェブお台場　カーショールーム

【業種】カーショールーム【店名】アムラックスメガウェブ【場所】お台場【内容】お台場の観光施設でもある、トヨタの巨大ショールーム「アムラックス　メガウェブ」さんで接客観察です。といっても仕事でお邪魔したので、様々なお楽しみ施設や試乗体験を通じての接客観察はできず、ショールームのフロアさんの観察となりました。最近の時事ニュースでは、トヨタさんの「一人勝ち」を伝えられていますが、その先入観もあってか、接客もさすがでした。施設案内や道案内、たまに実施されるマイクパフォーマンス(?)も堂々としていて、好感がもてました。2Fにあるセルフ式のカフェは、ちょっとダレ気味でしたが、まあ、それがメインではないのでしょーがないと思えるレベルです(たぶんアウトソース)。もっと時間があれば、試乗やアトラクションもやってみたかったな～平日の夕方でしたが、わりと賑わっていたので、土日は混んでるかな?【ペーパードライバーでも楽しめる度★★★★★】

2006年06月27日

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オリンピック墨田文花店　文花　スーパー

【業種】スーパー【店名】オリンピック墨田文花店【場所】文花【内容】東京にきて18年ちかくになりますが、自転車でいける距離に、ここまでの大型スーパーがある場所に住んだことがありませんでした。隅田の下町、文花にある「オリンピック墨田文花店」さんで接客観察です。広大な売り場では、色々なものが売っていて、1Ｆが食料品、2Ｆが靴や家電、布団や家具などのホームセンターみたいになっています。私はこういうお店、好きです。子供の頃、家族みんなで行ったショッピングセンターを思い出して、温かい気持ちになれるからです。今日は1Ｆで色々と食料を買いだめ。広い売り場なので、ゆっくり買えるし、珍しい食材もあるので、つい色々と手を伸ばしてしまいます。で、接客ですが、今日はどの店員さんもやけに元気、そして笑顔。大型店なのに感心してしまいました。レジも笑顔で受けて、挨拶もしっかり。丁寧にやってくれている姿勢が伝わってきました。凄いな～と思って、ネットでみてみたら、どうやら改装休み明け、リニューアルオープン日だったようです。なるほど、休み明けね～(^_^;)【楽しいスーパー度★★★★☆】※夢のすけさんへブログ閉じられたのですね。少し寂しいですが、しっかり休んで、気分がのったら、是非再開してください。お待ちしてます～

2006年06月24日

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西友浅草ROX店　浅草　スーパー

【業種】スーパー【店名】西友浅草ROX店【場所】浅草ROX地下1階【内容】一時は「崩壊」なんて本も出ちゃったほど、色々あった大手スーパー、「西友・浅草ROX店」さんで接客観察です。浅草ROXは古きよき浅草六区の再開発の際に生まれた商業ビルで、ブティック、子供服やファニチャーのお店が入ったビルの地下に西友さんがあります。三軒茶屋にいるときも、よく利用していたので、ロゴや品揃えが懐かしいです。今日は、冷凍食品４割引だったので、色々と買いだめてみました(-_-;)接客観察でよいお店が紹介できるようになる為の影の努力というか・・・節約です。うっかり間違えて、レジの出口に並んでしまったのですが、レジ係りの女性は、しっかり入り口へ誘導してくれました。普通だと、ちょっと軽蔑も入りつつ、案内が入るのですが、自然な案内だったので、好感が持てました。でも冷静に考えたら、店のつくりで、間違える人が多く、慣れっこだったのかも知れません。【浅草接客ではない度★★★☆☆】

2006年06月10日

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末広亭　新宿　落語寄席

【業種】落語寄席【店名】末広亭(末廣亭)【場所】新宿【内容】田舎からきている両親と、横浜にいる兄と一緒に、新宿の落語寄席、「末広亭」さんで接客観察です。落語で接客？と思われるかもしれませんが、噺家は立派な接客業です。特に末廣亭のように、手の届くくらいの場所でお客様と対峙して、反応をみながら笑っていただく努力をする、接客の基本の全てが落語寄席にはあると思います。また、様々なスタイルも飲食などの接客と重なって面白いです。無愛想が売りだったり、愛想や挨拶が気持ちよかったり、基本やマニュアルに忠実だったり。情緒ある小屋の雰囲気とともに、楽しむことができました。夜の部だったので、お客さんも少なく、のんびり観れるとともに、次から次へと出てくる噺家さんが、「いや～空いててごめんなさい」的な自虐ネタを連発していて、笑いました。【江戸情緒度★★★★☆】

2006年06月04日

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京王デパート　新宿　百貨店

【業種】百貨店【店名】京王デパート【場所】新宿【内容】田舎の父と母が知人の結婚式のため来京してくれたので、新宿で買い物と接客観察です。京王デパートというと、老舗中堅デパートという印象で、あまりかものをしたことがなかったのですが、想像していたより、かなり接客に意識を向けていて、全体に気持ちよくかいものすることができました。一緒にいった兄が、少し遅めの母の日と、少し早めの父の日のプレゼントということで、母にバーバリーのバック、父にはカルバンクラインのジャケットをプレゼントしたのですが、どちらの売り場、どちらの接客もよく、挨拶、レジ、笑顔、気配り、どれもいい感じでした。とくにバック売り場では、女性の視点にたった案内をしてくれて、アドバイスや案内が的確だったので、好感がもてました。ちなみに私は母の日はロールケーキ、父の日は、なにか食事でお願いしようかと・・・感謝の気持ちだけは忘れずに(-_-;)【いい雰囲気度★★★★☆】

2006年06月03日

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マネックス証券　インターネット　ネット証券

【業種】ネット証券【店名】マネックス証券【場所】インターネット【内容】今日は変わったところで、ネット証券の「マネックス証券」で接客観察です。とくに株取引に興味がる訳ではなかったのですが、社長の「松本大」さんの著作やらセミナーやらで、面白そうな会社だな～と思ったので、登録してみました。私の認識では、株の取引って、色々な手間がかかったり、それなりの元手(100万円くらい)なければできないと思っていたのですが、全く認識が覆りました。口座開設や入金、出金、全てオンラインで完結していて、操作やメニューで不明瞭な点は見当たりませんでした。素人にも期待が持てるIPO(新規公開株)も「どういっもので」「どういった手続きで」「どんな銘柄があるのか」がわかりやすく、かなり好感が持てました。で、接客観察の為に、かなりアホなことをメールで問い合わせてみたのですが、即答の上、丁寧。かなり練りこまれた回答例があるように感じました(アウトソーシングかも知れませんが)メールによる市況解説や、株入門もわかりやすくて、グッドだと思います。まあ、社長さんのセミナーや著作は、色々なところで拝見できるので、オンラインの接客について興味がある方は、一度触れておいてもソンはないです。※写真は東京証券取引所ですのでご注意。まあ、ニュースとかでよく出てるので間違う人はいないかな～?【取引で成功するかは別問題度★★★★☆】

2006年05月29日

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北千住マルイ　北千住　デパート　誕生日編

【業種】デパート【店名】丸井北千住店【場所】北千住【内容】私事ですが、今日は誕生日でした。大安の土曜日が誕生日なんて、ちょっといい予感してたのですが、嬉しい接客を受けることが出来ました。場所は北千住の丸井さんで、メンズバック売り場です。お連れ様が誕生日のプレゼントをしてくれることとなり、仕事でも使えるカバンを見に売り場へ。選んでいる最中は、つかず離れずのいい感じの接客。で、対象が絞り込めてからは、色やサイズなどのポイントを笑顔でハキハキ案内してくれて、「感じがいい店員さんだな～」と思っていると、支払い、梱包まで非常に丁寧にしてくれて、カードを新規でつくりたい旨伝えると、ポイントや割引について、しっかり分かりやすく案内。で、カードカウンターが違うフロアだったのですが、荷物をもって、一緒にエスカレータに乗って、カード担当に引継ぎまで、つききっきり。特によかったのが、この方が「楽しんで」接客をしていることが伝わってきたこと。この接客で1日気分よく、とてもいい誕生日を迎えることができました。ありがとう、メンズバック売り場チーフ・塩谷さん。【本当の接客は自分が楽しむことから度★★★★★】

2006年05月27日

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銀座三越　銀座　百貨店 2

【業種】百貨店【店名】銀座三越【場所】銀座【内容】昨日に引き続き、銀座三越さんです。でも接客観察というより、お客様観察というか・・・今日、通りかかったところ、三越さんのシンボルであるライオン像にまたがっている人がいました。。。むかし、ウワサ話で、ライオンにまたがると大学合格、みたいなゴシップが流れて、挑戦する若者がいるとは聞いてましたが、目撃したのは、割とご年配のおぢさま。娘さんらしき人の写メールに撮影されて、さっと降りてました。たまたま、警備員さんもいなかったのか、特に注意しない方針なのか。。。あまり時間がなくて、一瞬の目撃だったのですが、いい笑顔してました、おぢさん。そうそう、昨日のコメント、ありがとうごさいました。私も高級感に腰がひけてたのですが、接客や商品は、いたって普通だし、おしゃれさんばかりがお客さんではないので、以外とくつろげますよ～もちろん、「誰が買うのかな、これ?」といった商品もおいてあり(例えば一千万円の灰皿みたいなオブジェ)、それを眺めるのも楽しいです(^。^)【おぢさんは受験生?度★★★☆☆】

2006年05月24日

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銀座三越　銀座　百貨店

【業種】百貨店【店名】銀座三越【場所】銀座【内容】銀座の中心としてよく登場する「銀座四丁目交差点」にそびえる銀座三越さんで接客観察です。銀座のシンボルのひとつといっても、過言ではないと思います。交差点に面した入り口は平日でも混雑しており、同じく4丁目交差点に面した日産ショールームとならんで待ち合わせの名所となっています。で、さすがに老舗の風格、高級感とブランドのプライドが空気に溶け込んで漂っている気がします。店内と建物は年季を感じますが、この場所でお店を維持してきた実績が、この雰囲気を出しているのかな、と思いました。で、接客観察ですが、さすがに丁寧で、挨拶も品よくしっかりできています。私が見てるだけの客だったので、購入意欲をみせれば、もっと色々と観察できたのかもしれないです。ただ、全般に思ったのは、特色のなさ・・・他のデパートがシューフィッターやプレゼントアドバイザーなどの配置で、特色ある接客を打ち出してきているなかでは、少しさびしい気もしました。まあ、余計な施策は必要なのかも知れないですね。要観察対象とさせていただきます。【年輪型フランド構築の完成形度★★★★★】

2006年05月23日

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伊東屋　銀座　文房具

【業種】文房具【店名】伊東屋【場所】銀座【内容】文房具専門店としては、もしかしたら日本一有名かもしれないですね～ここ数年は積極的な店舗展開を続けられていて、都内にも何店か見受けられるようになりました。私が大学生の頃は、今のように珍しい文房具、個性的な文房具を扱っているお店がなく、伊東屋は文房具のデパートとして、支持されていました。当然、東京にきてから初めて入ったのですが、「こっ、これが東京の文房具屋さんなのか・・・」と、びっくりした記憶があります。このお店を追従する形で、東急グループが展開したのが、「東急ハンズ」であるとの記事を読んだことがありますが、通好みの品揃えはさすがです。銀座は本店ということで、9階建のビルと別館が2つあり、プロユースからただの物見遊山まで、色々と楽しむことができます。肝心の接客ですが、これは、フロアごと、スタッフごとでの格差が見受けられます。大型店では、如何ともし難いのですが、スタッフ間の知識格差、意識格差はどうしても生じます。とくにこちらのような専門店では、問い合わせも専門的になりがちで、全てのスタッフのオーソリティー化はムリだと思います。ただ、挨拶も含め、専門スタッフほへの引継ぎもスムーズなので、フォロー体制は出来てるように見受けられました。で、伊東屋といったら、忘れてならないのが「メルシー券」。こちらは購入金額に合わせていただける金券なのですが、大学の頃はこの券のコレクターみたいな人もいました。「いや～メルシー券一万円分貯まったよ～」みたいな・・・伊東屋での買い物がステータスだったからなのですが、いまにして思えば、「使えよ」って感じですね。。。【文具好きの聖地度★★★★★】

2006年05月16日

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パーフェクトスーツファクトリー　錦糸町オリナス　アパレル

【業種】アパレル【店名】パーフェクトスーツファクトリー【場所】錦糸町オリナス【内容】先月オープンした巨大モール錦糸町オリナスで、初接客観察です。工事しているときから、随分大きなものをつくっているな～と思っていたのですが、訪れてみるとその広さ、お店の多さに驚かされます。多分、城東地区でここまでの施設は初めてなのではないでしょうか。グルメ有名店も出店されており、スタイルも合わせて接客観察としては、恰好のスポットが出来てくれたっ!て感じです(^。^)で、最初のターゲットとなったのがグルメじゃなく、スーツファクトリーさんです。こちらは紳士服の量販さんではあるのですが、青木さんや青山さんに比べ、スタイリッシュ感を前面に押し出し、ブランディングが非常に明確です。要は、ダブルA紳士服は、ちょっとおじさん化が進みそうで・・・でもなるべく安くスーツ買いたいし・・・と思っている20代～30代に絞って展開されているのです。なので立地も割りと都心が多いようですね。今回は新スポットオリナスでの観察ということで、スタッフさんもモチベーションが高く、気分よく買い物させてもらいました。関西弁の男性スタッフが担当してくれましたが、裾上げの採寸もスムーズだし、動作が迅速でよかったです。全体も挨拶はしっかりできてますし、オープンの混雑も無難にこなしている様が伺えます。まだトレーニング中のスタッフも多いらしく、入り口の両脇で、混雑を前に呆然とされているスタッフさんもいましたが、問い合わせを受けたら我にかえって接客してました。購入したスーツの裾上げが、午後3時過ぎにできるというので、他の店を観察したあと、2時半くらいに伺ったのですが、きちんと出来上がってました。品質もいいので、オープニング価格も嬉しかったです。【価格も接客も優良度★★★★☆】

2006年05月14日

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メディカルコンプレックス銀座　銀座　病院

【業種】病院(専門医集合体)【店名】メディカルコンプレックス銀座【場所】銀座・泰明小学校横【内容】銀座の真ん中にあるスタイリッシュな病院、というより専門医の集合体がメディカルコンプレックスさんです。文字通り、歯科、内科、皮膚科、心療内科、気功などの専門の医院が集合していて、集中管理の受付カウンターに診察券を出して、各医院のあるフロアへ移動するシステムです。色々と今までに無い試みも積極的にされており、駅ポスターやポケットティシュの配布による宣伝や、無料のダイエットセミナーなどを開催されていて、病院も選ばれる時代になつたことを伺わせます。私は職場が近いこともあって、皮膚科と内科と歯科にお世話になったことがあるのですが、いい先生ぞろいで、受付も感じがよく、とても好感をもっています。薬局もあるので、とっても便利です。もともと接客の精神のひとつである「ホスピタリティー」は「ホスピス(病院・療養所)から意味がきている訳なのですが、いままで、病院でやさしくされたことが少ない私にとっては、ここの接客意識は立派に感じられます。都市部はお医者さんの数が増えて、私の住んでいるところでも、患者さん獲得競争が始まっているようなので、今後、このようなスタイルの専門医の拠点が増えていくのかもしれません。ちなみに、今日は昼休みに奥歯の治療をしたのですが、麻酔をかけていただき、治療中は全く痛くありませんでした。でも２時間ほどしてきたら、麻酔が切れて少しずつ痛みが・・・し、仕事にならんかったです(-_-;)【地域格差が進みそう度】★★★★★

2006年05月12日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号総括編

どーもです。ゴールデンウィーク特別編だったのですが、1日ハミでちゃいました。今回の隅田川七福神巡り達成の証である7つ集まったスタンプをお伝えしたかったのです。本当は、各寺社のお坊さんの様子や、神主さんの様子も「接客観察」としてお伝えしようかと思って始めたのですが、お盆や正月でないので、いらっしゃらず、参拝と情景を堪能することに切り替えました。で、お参り後のご利益ですが、これがもうバッチリで、今日も気分よくしごとしました。うそ～って思われるかも知れませんが、気分よいの本当でして・・・で今回思ったのは、「なんとなく、いいことあるかな?」と思うことの幸せ。。。宗教的なバックボーンもなく、あんまり信仰心をもっているほうではない私ですが、今回は、この粋な遊びを考え出した、粋な江戸人の皆様に感謝と尊敬を捧げたいと思います。皆様にもよいことが起きますように!

2006年05月08日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号7　多門寺

ゴールデンウィーク特別企画・隅田川七福神巡りもいよいよ最終回の7です～七福神巡り、完結でございます。7社目は「多門寺」さんです。場所は少し離れていて、鐘ヶ淵駅から歩いて10分程度です。歩いて巡る場合は、白鬚神社から東向島の駅にって、電車で一駅いくのが楽ちんです。ただ、1.5キロくらいなので、歩いても全然いけちゃいます。こちらは七福神のうちの、毘沙門天さまが奉られています。こちらの由緒は面白くて、むか～し、この辺りに住んでいたイタズラたぬきを、毘沙門天のお弟子さんである禅尼師童子という方が、こらしめたことに起源があるとのことです。で、写真のたぬきが、そのイタズラたぬきらしいです。いや、顔がキツネっぽいんですが・・・現在は大人しく、本堂への小道の脇にたたずんでいます。本堂の脇においてある、スタンプを押して、隅田七福神巡り、完結です。

2006年05月07日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号6　白鬚神社

さて、ゴールデンウィーク特別企画・隅田川七福神巡りもいよいよ佳境の連載6です～連休、あっという間でしたね～6社目は「白鬚神社」さんです。場所は百花園から200M程隅田川に向かって歩くと着きます。こちらは七福神のうちの、寿老人さまが奉られています。境内は狭めですが、清潔感があり、手水舎や社務所などがきちんと整えられています。さらに境内には、三毛のネコさんが参拝者を暖かく無視してくれます。誰が近づいてねっころがったままで、まさに安心しきっている幸せな景色を楽しめます。ちなみに、この「隅田川七福神巡り」で、最初に始めようとした江戸の粋人たちが、一番決めるのに手間取ったのが、この「寿老人」だったそうで、もともとは猿田彦さまだけがご祭神だったそうなのですが、地名でもある「しろひげ」が「寿老人」を連想させることから、ご祭神に加えてもらったとのことです。強引な気もしますが、洒落っ気のある話ですね。こういうのを融通をきかせるというのでしょう。こういう話大好きです～

2006年05月07日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号5　百花園

ゴールデンウィーク特別企画、いいお天気記念・隅田川七福神巡り連載5です～よ～く考えたら、連休もあと１日・・・出し惜しみなし、2連発です(-_-;)4社目は「百花園」さんです。今回の七福神巡りね唯一のお寺や神社でない場所なのですが、初回でもご案内したとおり、ここから「隅田川七福神巡り」の遊びは始まったそうで、江戸の風情がそこかしこに感じられます。こちらは七福神のうちの、福禄寿さまが奉られています。場所はちょっと離れていて、長命寺から東向島のほうへ800メートル程歩きます。まだかな～と思った頃にたどり着きます。今の時期は、花よりも新緑を楽しめて、池や小川が配された庭園内は躍動感にあふれています。ちなみに今回の七福神巡りで、唯一入園料がかかります。といっても150円です。目的の福禄寿の祠は、ちょっと片隅にあり、よ～く探さないと、順路どおりいくと素通りしてしまいます。私はばっちり素通りしてました。。。広すぎない園内は、癒しに満ち溢れている気がします。茶店で、甘酒のみながら、のんびり木々を眺めているだけで、ご利益でございます(^。^)

2006年05月06日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号4　長命寺

ゴールデンウィーク特別企画、いいお天気記念・隅田川七福神巡り連載4ですね。3社目は「長命寺」さんです。こちらは七福神のうちの、弁財天さまが奉られています。場所は昨日の弘福寺さんのお隣です。歩いて3分ほどです。ここまで参りすると、七福神巡りしてる感が増します。こちらの由緒は、３代将軍・家光さまが、鷹狩の途中でお腹が痛くなり、境内の井戸水を飲んで休んだら治ったとのことで、「長生きの水」と命名されたことから有史となったとのことです。境内は昨日までの二社と比較しては狭いのですが、幼稚園もあるようで、平日は賑やかなんだろうな～と思いました。弁財天さまはよく、「弁天さま」として七福神の紅一点として、人気があります(?)由来に色々な説があり、勇ましい男性の神さまの寺社もあるようです。琵琶(びわ)を抱えてるから、女性的なのかな?

2006年05月06日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号3　弘福寺

ゴールデンウィーク特別企画、いいお天気記念・隅田川七福神巡り連載3です。2社目は「弘福寺」さんです。こちらは七福神のうちの、布袋様さまが奉られています。場所は昨日の三囲神社さんから言問団子さんに向かっていく途中です。300メートルしか離れていないので、歩いてすぐ着きます。禅宗のお寺とのことで、華美にならない渋い味わいのある建物です。敷地もすっきりとした印象で、癒されます。こちらのお寺の名物(失礼ですいません)は、「咳の爺婆尊像」さんです。(写真わかりずらくてすいません。祠の中に老翁の像が祭られてます)むかしむかし、「風外和尚」という徳のある、お坊さんが両親をしのんで石像を刻んだとのことで、「風外」だから風邪に除けなになるだろう、ということで風邪除けの信仰を集めたとのことです。。。ダジャレかよ!という突っ込み満載な由緒ですが、これも江戸の粋を感じるのは私だけかな?

2006年05月05日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号2　三囲神社

ゴールデンウィーク特別企画、由緒ただしい(?)隅田川七福神巡り連載2です。昨日は由来についてお伝えしましたが、今日からは各寺社の観察の報告です。1社目は「三囲神社(みめぐりじんじゃ)」さんです。こちらは七福神のうちの、大黒さま恵比寿さまが奉られています。場所は言問橋を浅草側からわたって言問団子さんに向かっていく途中です。浅草から出発するときは、地図も手に入るし、位置的にも始点となります。境内は限られた敷地に沢山のお社が建っていて、七福神のお社は、入って右側に建っています。由緒としては、徳のある僧侶が荒れて朽ちかけていた祠を再建したとき、出土した神像の周りを白狐が3回巡り消え去ったことから、「みめぐり」の名がついたそうです。参拝して皆のご多幸をお祈りした後、なにか面白いものがないかな～と探し出したのが、写真の狐さんです。本殿向かって左側にいらっしゃり、気がつかない参拝者のかたも多いようですが、顔立ちが三平師匠です。。。普通は目元涼しげな「きつね目」なんですが・・・この遊び心、粋ですね～そうそう、こちらの大黒さま、恵比寿さまは越後屋(現三越)に祀られていたものだそうです。接客観察の無事(?)もお願いしちゃいました。

2006年05月04日

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隅田川七福神巡り　接客観察特別号1

こんにちは、ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?外は良い天気で、恰好の行楽日和ですね～いつもオモムロに接客を観察していますが、今日からゴールデンウィーク特別号として、隅田川七福神巡りレポートをお送りいたします。第一弾は、隅田川七福神巡りの解説からです。隅田川七福神巡りとは・・・隅田川七福神のある墨東の向島あたりは、市中から日帰りのできる行楽地として、四季を通じ、多くの江戸市民が訪れたそうで、　文化元年（一八０四）に「百花園」が開かれる頃には、風情ある行楽地として賑わっていたそうです。そんな中、百花園に集まってい風流人が考え出した正月の楽しみが、「七福神巡り」だったそうで、正統派は正月に、全ての寺社を巡ってそれぞれの七福神のお守りを集めて「宝船」を完成させるのが「粋」な遊びだそうです。今日からそれぞれのお社の風情をお伝えしたいと思います。いつも訪問いただく皆様の幸せもバッチリお祈りしてきます～お付き合いの程、宜しくお願いします。

2006年05月03日

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トーチクハム　楽天　ＥＣ惣菜ショップ

【業種】ＥＣ惣菜ショップ【店名】トーチクハム　彩の輝き工房【場所】楽天モール【内容】楽天さんで、男性デイリーで1位、綜合でも7位と支持を集めるお店で接客観察です。注文確認、発送、到着確認、その後のフォローメール、全てきちんとしてます。好感だったのは、「あつかましくセールスでない」メールであったこと、心遣いが必ず文中に織り込まれていることなど、全体の長さといい、さりげなさといい、バランスとれた接客だと思います。さすがに、上位のお店ともなると、真剣に取り組まれているので、売上も真剣なものとなっていることが伺えます。店名の通りハムのお店なのですが、ＥＣで扱う食材アイテムの基本である、「保存ができる」ものを中心に、写真素材もふんだんに使われて、分かりやすく、頼みやすい構成となっています。私がオーダーしたのは、30食で3千円という、「サイコロステーキカレー」とソーセージでしたが、さすがに1食100円のカレーは具がすくないのですが、保存がきくし、それなりにきちんと美味しいので、コスト感を前面に打ち出されている売り方は、まさにナイスだと思います。ソーセージはわりと普通ですが、ボリュームで割安感がありました。私はソーセージをボイルして、そのお湯でカレーを温めて、ソーセージカレーにしています。一人暮らしの知恵ですね(！？)【売り方上手度★★★★☆】

2006年04月29日

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ビックカメラ有楽町店　有楽町　家電量販店

【業種】家電量販店【店名】ビックカメラ有楽町店【場所】有楽町【内容】巨大家電量販店のトップランナー、ビックカメラさんのなかでも、売上高1位を誇る有楽町店さんで接客観察です。ここは、立地、品揃え、価格、キャンペーンとグループでも要店としての地位を確立していて、平日でも混雑は当たり前です。もと、有楽町そごうデパートの構造を受け継ぎ、東京の中心商業土地としては、広大な売り場を誇ります。そのため、店頭スタッフも数多く、研修中からベテランまで、キビキビと動いているようすは、さすがに旗手店といった印象があります。ただ、観察しているとスタッフによる差が大きく、よい接客を受けれるのは運次第といった場面が多くあります。例えば、液晶テレビの「ウリ」を尋ねてみても、即答で案内を述べられるスタッフと、カタログをわざわざ持ってきて、読み上げるスタッフが同居していて、上位スタッフによるフォロー機能も存在しないようです。このような背景には、スタッフ間の競争による評価システムを用いている可能性があります。多勢のスタッフを管理、統括していく上で、モチベーションマネージメントとして、用いられる当たり前の方法ですが、お客様の評価が、スタッフの評価となる、またはスタッフ毎に売上管理を実施し、インセンティブを発生させる等のスタッフ間の競争を前提とした方法です。この方法は、もちろん効果があります。誰しも高い評価を得ることを望みますし、売上やお客様評価は平等な評価方式であると言えます。ただし、この弊害を受けるのは、お客様だったりします。「説明ができないスタッフ」をヘルプすることは、「自分の顧客が一人減る」ことにつながることを連想してしまうからです。これを回避する方法は制度として、ルールを決定することにあるのですが、評価システムとの矛盾も生まれ、難しいのが現状ですね～おそらく、対策はされてるとは思いますが・・・【接客は誰の為？度★★★★★】

2006年04月28日

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ラオックス　秋葉原　電化量販店

【業種】電化量販店【店名】ラオックス(THEコンピュータ館)【場所】秋葉原【内容】いま、色々と注目を浴びている秋葉原の、大型量販店で接客観察です。使っているメモリ音楽プレーヤーが１年超えてきたので、そろそろ買い替えをと思い、調べてみると今日観察したところがとっても安かったので、曇りがちでしたが自転車で出動。予想はしてましたが、いまの秋葉原は、家電の街から趣味の街へと完全に変貌を遂げていて、まあ、趣味に打ち込む老若男女でごった返してました。いろんな意味で、ここでの接客観察および客層観察はかなり面白いかな?と思いましたが、今日は買い物優先で、お目当ての店に入りました。レイアウトはやや分かりづらく、探すのに手間取ったりしましたが、お目当ての製品を発見。で、在庫とか聞くべく、近くの背の高い店員さんへ、声がけ。愛想良く受けてくれて、在庫確認。もうシルバーしかないとのこと。でもシルバーも候補だったので即買い。レジ誘導もスムーズで、会員登録もキチンと案内して、保障もセールス。で、ついでに数日後に開催される「液晶テレビフェア」の案内もしてくれて、なかなかフロートークが出来てました。ただ、ちょっとカゼ気味だったのか、咳をされていたのですが、咳をするときは、ちょっと顔の向きを変えたり、お客様の方を向かないようにした方がスマートだっかも知れません。私は平気ですが、人によっては気にされるので。。。ちなみに購入したのは、ソニーのNW-A607という機種でした。価格コムでも14000円なのに、なぜか11800円。不思議です(^_^;) 【価格も満足度★★★★★】

2006年04月23日

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レンサバ本舗.com インターネットサイト　サーバレンタル

【業種】サーバレンタル【店名】レンサバ本舗.com【場所】インターネットサイト【内容】しばらく食べ物屋さんが続いたので、ちょっと変えて、サーバレンタル屋さんです。たぶん、普段の生活のなかで、関わることの少ない業種だと思いますので、どんなざっくりサービスか紹介しますと、○自分のホームページを作成したい時に、サーバの一部を自分専用に貸してくれる。○ドメイン(URLの@より後ろの部分ね)を取得して、その貸した領域に割り当ててくれる。すご～くざっくりですが、おおまかには、そんなサービスです。このようなサーバサービスを利用しないと、サーバ買って、ドメイン申請して、ネットワーク整えて・・・なんてことが発生します。私のページ、tbu.jpはこちらのレンサバさんを使って運用してます。(あれ?これって公表してよかったっけ?)さてさて、肝心の接客観察ですが、対象はカスタマーサービスセンターとなります。こちらは私の現在の仕事ともろに被るところなので、厳しく、ちぇっくです。まず、電話応対ですが、CT(あの自動応答で番号を選ぶやつ)の設定は軽めで好感がもてます。なかには、問い合わせの種類を選んでいくだけで、3分くらいかかるところもありますので(それにより電話問い合わせを減らしたいという意図もあり)、だいぶいい感じです。で、肝心の応対内容ですが、声質、対応、問い合わせ内容の認識については、やや△でした。おそらく、自社でセンター運営をされているのか、技術者っぽい受け応えです。しかし、依頼内容を把握してから、実行されるまでのスピードはピカイチで、私のリクエストは本来のサービスメニューに無いものだったので、時間がかかると思っていたら、即日、即実行をしていただいて、非常に嬉しく思いました。で、賞賛の声をメールで送ると、マネージャーらしき人から、ちゃんと返信メールがくる。当たり前のことですが、このようなサービスにおける接客では、愛想より、いかにリクエストを把握し、迅速かつ正確に実行するかで満足度は大きく変わります。24時間電話受付、技術者常駐。。。やりますねぇ。【愛想でない満足度★★★★☆】

2006年04月20日

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餃子の王国　楽天　EC餃子屋（みみつき）

【業種】EC餃子屋（みみつき）【店名】餃子の王国【場所】楽天【内容】さて、お取り寄せ接客観察です。またまた人気店の餃子の王国さんです。王国の接客はいかに・・・受注メール・発送メールはいたってあっさり。テンプレート使用です。到着後フォローメールも特にありませんでした。で、到着物に、カラーできちんと印刷された「みみつき餃子の焼き方」と「餃子の王国・小冊子」が入っていました。「焼き方」は写真入りでとても丁寧なつくりです。小冊子は・・・ただのカタログでした、残念。ここになにか餃子の小話でも書いてあると面白いかな?と思ったりしました。で、味のほうは・・・香ばしくて、「みみ」もばっちり出来ます。（みみってパリパリで餃子周りに出来る薄焼きのことね。ハネともいうらしい）写真はちょっとコゲちゃって・・・ありのままです。レビューにも書きましたが、標準の中身がちょっと平凡だったので、★三つでした。ECのスタイルも定着してきて、相変わらず出店ラッシュなので、どのようにリピートに繋げる接客が出来るかが、キーポイントですね。【たまに食べたくなる度★★★☆☆】ここからはアフェリなのでお好みで-----------------------------------------------------※ちょっと面白いアフェリです。いまのうちならいいかもしれません。店少ないですが・・・お好みでどうぞ。接客も利用中↓スクラムさん※いつもお世話になってます～楽天起業奮闘記も宜しくお願いします！ティーブティック奮闘記

2006年04月16日

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99ショップ言問橋店　コンビニ　浅草・言問橋

【業種】コンビニエンスストア【店名】99（キューキューショップ）【場所】言問橋（浅草と反対側）【内容】格安・コンビニエンスストアのバイオニア、99ショップで観察です。引越しして初めて利用させてもらったのですが、その価格に軽くショック受けました。まあ、99円くらいなら・・・と思う商品と、なんでこれ99円なの～安すぎない?が混在していて、面白いお店です。で、接客も格安かというと、そうでもないです。まあ、若いヤンチャさんアルバイトもいらっしゃいますが、ちゃんと挨拶できてるし、モチベーションのない店長さんが運営する大手コンビニより、よっぽどしっかりしています。昨日、観察させてもらったのですが、炭火焼きのお惣菜パックに黒い粒がついていたというお客様が、その空パックときれいに食べ終えた後の串をもってレジにきても、女性レジスタッフは冷静な対処で返金。といっても99円だけど・・・と思いきや、20円引きで79円を返金していました。おそらく、「これは炭のツブです」と案内していたら、稼動は79円では済まないですね。やるな～【お客層もたいへんそう度★★★★☆】ここからはアフェリなので読まなくてOK-----------------------------------------------------※ちょっと面白いアフェリです。いまのうちならいいかもしれません。店少ないですが・・・お好みでどうぞ。接客も利用中↓スクラムさん※いつもお世話になってます～楽天起業奮闘記も宜しくお願いします！ティーブティック奮闘記

2006年04月15日

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帝国ホテル　日比谷　ホテル　1

【業種】ホテル【店名】帝国ホテル【場所】日比谷【内容】昨日に引き続いて天下ご免の帝国ホテルでの観察です。今日はラウンジでお茶編です。こちらは当然のように、1260円からのメニューとなっています。人気のアフタヌーンティーセットは、2600円となっております。。。最高のサービスにデフレはありません。で、早速オーダーから観察。はい、しっかりしてます。目線、聞くスタイル、歩幅、姿勢。どれをとっても誰をみても良いですね。ここまでのブランドになると「気取っている」と取られがちですが、スマイルプラスでバランス取れてると思います。きびきびと動くし、さすがでした。で、観察を続けると、奥席の初老のお客様の雰囲気がなにやら、あやしい。。。どうやら、価格を見ずにオーダーしたらしく、チェックをみてびっくりしたらしく、しきりとサービス料について、若い女性スタッフに尋ねています。「いや、こんな小さく書いてあっても、分かんないですよ、ぼくら年よりは！」女性スタッフもどのように受け応えていいかわからず、とりあえず、「申し訳ございません」を繰り返しています。押し問答が続いた後、フロアマネージャー登場。「もう一度、ご用件をお聞かせいただけますか？」とばっさり。「字を大きくすればいいんだよ！」とおっしゃられて、お支払いをすませお帰りになられました。重厚な歴史がブランド力であることは事実ですが、その歴史をつむいでいくのはその時々のスタッフなのですね。【いつか宿泊もしますね度★★★★★】

2006年04月13日

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【1日1冊！】猿のごとく読み、人のごとく考える

[時代小説] カテゴリの記事

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その302・295冊目】『樅ノ木は残った』山本周五郎著

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その292・285冊目】『鞍馬天狗・角兵衛獅子』大佛次郎著

猿のごとく読み、人のごとく考える・その141・134冊目『完本・梅干と日本刀』樋口清之著

猿のごとく読み、人のごとく考える・その125・118冊目『ケマル・パシャ伝』大島直政著

猿のごとく読み、人のごとく考える・その9・9冊目『竜馬がゆく<八>』司馬遼太郎

猿のごとく読み、人のごとく考える・その8・8冊目『竜馬がゆく<七>』司馬遼太郎

猿のごとく読み、人のごとく考える・その7・7冊目『竜馬がゆく<六>』司馬遼太郎

猿のごとく読み、人のごとく考える・その6・6冊目『竜馬がゆく<五>』

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猿のごとく読み、人のごとく考える・その4・4冊目

猿のごとく読み、人のごとく考える・その3・3冊目

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接客観察番外編 引越しで色々と購入してみました。

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接客観察号外・お祭りの年番とは???

接客観察号外・いってきます～

接客観察号外・セミナーにいってきました!

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