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久恒啓一

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日本独自の経営理論として有名な野中郁次郎のナレッジマネジメント論。日本企業は、知識(ナレッジ)の創造を組織的・集団的に行う技術が優れており、それが成功の主因であるとの理論。自動車メーカーや光学メーカーなど日本を代表する企業の内部を丹念に追った成果で、海外でも高い評価を受けている。

野中先生にはビジネスマン時代、社内雑誌のインタビューでお会いしたことがある。当時、野中理論が企業にいる自分の実感とあっていたため、企画を進めた記憶がある。国分寺の一橋大学の研究室で野中先生はひょうひょうとして持論を展開し、その気さくな人柄に尊敬の念を抱いた。野中先生は、その後も精力的に研究を進められており、日本の経営学の大きな山脈を形成しつつある。

ナレッジマネジメント論では、知識創造の源は組織を構成する人間の知であり、その人間知を言語によって表現される形式知と、言語では表現されていない暗黙知に分けている。この暗黙知は、一人ひとりの経験を基盤にした個人が持つ知識であり、信念、直感、価値観などを含んでいる。この形式知と暗黙知の相互作用とスパイラルな発展が知識創造のカギであり、イノベーションの源泉であるという主張をしている。

では、ナレッジ獲得のために、暗黙知から暗黙知(共同化)、暗黙知から形式知(表出化)、形式知から形式知(連結化)、そして形式知から暗黙知(内面化)、というスパイラル・プロセスをどのような方法や技術で歩んでいくか。これを従来は文章を中心にやってきたが、図解コミュニケーションを用いるべきだというのが私の考えだ。





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Last updated  2005/06/25 05:08:16 AM
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