2016/09/29(木)00:52
シオンに遊ぶ虫達
我が庭のシオンの花が満開になっています。そしてその横を通ると、蜂の羽音がブンブンと聞こえてくるのです。 シオンの花の蜜それとも花粉を集めに来ているのでしょうか?我が養蜂ミツバチが巣箱から直線距離で300m程ある自宅まで来ているのです。 花から花へ忙しく動き回り一カ所に留まっていることはありません。 カメラの焦点を合わせるのも難しいのです。 何とか横からのミツバチ嬢の姿も撮れました。 クロスズメバチ?でしょうか。我が西洋ミツバチより体が2倍ほど長い黒い蜂です。 オオタバコガ ?ツマグロヒョウモンも盛んに花の間を移動していました。 ツマグロとは、翅の両端が黒いことを、ヒョウモンとは、豹柄の紋があるから。ヒョウモンチョウの種類は多いようですが、その一種です。このチョウも昔は関西以西の暖かい地域に棲息していましたが、温暖化で北上中。最近では関東地方の北部まで棲息範囲を広げているとのことです羽を閉じたり開いたりしてカメラにポーズを。 酔芙蓉のメタボな蛾? ホウジャクというスズメガなのでは。容姿が蜂に似ることからホウジャク(蜂雀)と呼ばれる種類。棍棒状の触角を持ち全身は褐色ですが、後翅に黄色い模様が入るっているので。ネットで調べてみると「オキナワクロホウジャク」に似ています。しかし沖縄からここまで棲息範囲を広げて来ているのでしょうか? シオンの隣にある、夕方の赤みを帯びた酔芙蓉にも我がミツバチが。 シオンとホトトギス。ホトトギスと言っても鳥ではありません。鳥のホトトギスの方は「不如帰」と書きますが、この花のホトトギスは「杜鵑草」または「杜鵑」といずれも難しい書き方。しかし若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になったとのことで、無関係ではないのです。 しかし何故かコルチカムを訪れる虫の姿は全くないのです。