JINさんの陽蜂農遠日記

2016/10/01(土)11:29

秋の日の出

国内旅行(1709)

昨日は前夜泊にて三重県・津市に仕事の応援に行ってきました。 ホテルの10Fの我が部屋からの秋の朝の日の出の光景です。時間は5:20過ぎ。 遠くには伊勢湾が、そして手前にはジャパンマリンユナイテッド(株)津事業所の造船用の巨大クレーンが見えた。まだ薄暗く国道165号線の街路灯がオレンジ色に輝いていた。そして暫くすると伊勢湾の先の東の空が赤く染まり始めた。下の黒は町並みではなく雲の姿。 ズームで。 ムンクの「叫び」にも似た赤い空。そして南東の空もしだいに赤く染まりだした。 北東の空には迷子になった小さな雲が4っつ。時々刻々、赤き空の縞模様が変化していく。 空が濃く鮮やかな色に染まるのは、空気中の水蒸気量が多いこと。 朝と夕方は太陽高度が低く、波長の長い「赤い光」はあまり散乱されずに地球に届くのです。そして、空気中に水蒸気が多いと、適度に散乱し、目に入って来やすくなるのです。これぞ朝焼けの科学的な姿。そしてこの日の日の出。時間は5:50。 ズームにすると太陽が顔を覗かせている姿がクッキリと。急激に明るさが増してきた。 そして太陽がみるみるうちに大きく。 白く輝く太陽の下の雲の姿も大きく変化。 そしてこの日の太陽は完全な姿を現す。朝の陽光にて我が部屋の壁に映る男の姿。 東の空の筋雲が広がって時々刻々に赤く染まって行く姿を大いに楽しんだのです。早起きは三文の徳。三文とは、今のお金に換算すると100円ちょっと。つまり、「ほんのちょっとだけ徳があるよ」と言う事。「ものすごくいい事があるよ」と言わない所に、奥ゆかしい日本、日本人を感じるのです。そして「秋の朝焼け雨が近い」と言われてますが、帰路の津市はやはり雨。  

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