宇宙は本の箱

さもさも意味がありそうで・・・逆にまったく意味なんかなさそうで・・・
そんな夢ばかり毎日見ている。

わかることもある。
ここで寝るようになってから夜坐るということを怠っていることが自分の心のどこかにひっかかっているらしいと知れる。或いはお写真の方々がご立腹かとも思うが、あの世の方々はそんな心の狭さではおられないだろうと思い直す。しかし早く色々と片付けなければいけないことは確かで、今朝は以前助けられたお礼だと、私は面倒臭がりだし少々冷酷でもあるから、誰かを助けたなんて身に覚えのないことなのに、窓も全部埋め尽くされるほどの大きな包みが届いて益々部屋はいっぱいになった。なんたること、サンタルチア！そこに雨が降ってきた。屋根があるというのに濡れる。あまりに長い雨なので思わず祈った。すると日がさして来た。
そしてなんとなく、ここで花見をしたらいいのだと思った。

起きて早速昨夜のメール撤回。ここで花見をしましょうとメールを打つ。
次には都合よく姉から電話。桜の枝を持って後日訪ねるつもりだったのがせり採りに来ていると。場所を聞けばなんとここからほんの一キロ。

雨降りなのに朝から猛烈に忙しくなった。
あっという間に夕刻が来て、背の丈以上に成長した薔薇の根っこをうんうんいって掘り返し、こちらに移し終えたら外は真っ暗。

いつのまにか雨はあがっている。
明日はどうぞ晴れますように。