昨日は駅で一時間近くも待たされた。亀の瀬渓谷あたりで電車が転覆した、なんていうことになったら大変どころの騒ぎじゃないから致し方なしと思えども無為な時間ではあった。
今日は用事があって、二週間ぶりに大阪の家に帰ったら桜が咲いていた。ほぼ満開のものもあれば、三分咲き程度のものもあったが、大阪はやはりここよりは大分暖かいらしい。ここの桜はまだ蕾。挿し木から育てたものも今年は沢山蕾をつけているが矢張り花開くにはまだまだ。
窓を開け放つと寒い。花冷えの季節は朝夕寒いもんだが、今年は春の嵐で寒い。
ヘッセに『春の嵐』という小説があった事を思い出した。ヘッセを少し読んだのは十代の頃で、なぜ春の嵐なのか、主題はさっぱり思い出せない。
それにしても寒い。日本海側なんか雪だというではないか。
昔、もう四十年か四十五年か前のこと、四月に雪が積もったことがあたった。
冬でも滅多に雪の降らない大阪で。
どうせなら、
桜吹雪の頃にぱらぱらぱらぱら粉雪が舞うなんていうのがいいような気がする。
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最終更新日
2012.04.04 15:40:46