今日(2016/3/8)の新聞に下のような記事が載っていました。
■ 室蘭―宮古の定期フェリー航路開設を正式発表
川崎近海汽船(東京)は7日、2018年(平成30年)6月の予定で、室蘭港と岩手県宮古港を結ぶ定期フェリーを開設すると正式に発表した。室蘭を夜に出港し、翌朝宮古に着くダイヤも確定。室蘭では2年後に迫った開設へ、準備が本格化する。
室蘭―宮古航路は総距離326キロ。1日1往復の毎日、片道10時間で運航する。
ダイヤは室蘭午後8時発の宮古が翌午前6時着、宮古午前8時発、室蘭が当日午後6時着。
使用船舶は「シルバークィーン(クリックで移動)」(7005トン、全長134メートル)で、
積載能力は12メートルトラック69台、乗用車20台、旅客定員600人。
同社は昨年3月、東北三陸沿岸を縦断、また県央部と沿岸を結ぶ高規格道路の
建設による盛岡、仙台圏とのアクセス向上などを背景に、いずれも航路の誘致に
積極的な室蘭―宮古航路の開設計画を発表した。
同社の担当者は「県内初の定期航路就航となる宮古港では道路整備も進み、
2年後はさらにアクセスの向上が期待できる。
室蘭との新航路により新たなビジネスチャンスが生まれる」と意気込む。
正式発表を受け、就航に向けた準備は加速する。
青山剛室蘭市長は「白鳥大橋のライトアップの時間帯の入出港となり、
観光面でもプラスの効果が期待できる。北海道の新たな物流や観光に役立つ航路
として貢献できるよう、着実な就航と安定運航に向け、官民挙げて取り組んでいく」
と気を引き締める。
室蘭港では既存施設をシルバーフェリーに合わせた改修が必要で、
市は17年度中の整備を目指す。
市港湾部は「改修について具体的な協議が始められる。
就航を前提にポートセールスも前進する」と話す。
宮古港の港湾管理者、岩手県の達増拓也県知事は
「一層の利用拡大が図られるよう、全庁を挙げて集荷・集客に取り組み、
国や宮古市、港湾関係者らと連携し就航準備を進める」と県内初の
定期航路就航に期待を寄せている。 (室蘭民報記事より引用させていただきました。) |
シルバーフェリーのサイトはこちらをクリック
室蘭からフェリー航路が無くなって約10年。
ようやく、室蘭港に定期航路が戻ってくるのは個人的にも嬉しいニュースです。
以前、フェリーがあった頃は本州へ行く旅行手段で利用したこともあったので
就航したら、また乗ってみたいなぁ・・・なんて、記事を読みながら思いました。
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