ほどほど日記

１年ほど前から、スポーツクラブのティップネスＩ店に通っている。

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今週は、９日、１１日に行ったが、かなりの混み具合。 

４月という時期のせいだろう。
入学、入社、転校・転勤などで、新規会員が増える時節柄だ。

また、「４月病」の時期でもある。
４月になると、「よし、今年こそ、○○をがんばるぞ！！」 という気になってしまう。

さらに、今はやりの「メタボ」が拍車をかけている。
「メタボ」（＝メタボック）自体は、「新陳代謝」などの意味があり、むしろ良いもののはず。
世界的建築家の黒川紀章は、「メタボリズム」を提唱しているくらい。

しかし、今では、「メタボ」は、「肥満」の代名詞となってしまった。
もちろん、巷間の「メタボ」とは、「メタボリック・シンドローム」の病名（？）であり、内臓性脂肪症候群とも言われるものだ。

「メタボリックシンドローム」は、内臓脂肪による肥満を共通の要因とする高血糖症、高血圧症、高脂血症であって、それらが合併、重症化すれば、糖尿病（増悪）、脳卒中、急性心筋梗塞となるリスクを抱える。

日本では、２０００万人以上の人が対象者という。

もちろん、企業は、「メタボ」にビジネスチャンスを見出している。
健康食品・ドリンク、関連書籍、健診・・・入浴剤なんていうのもある。

そして、スポーツクラブ。

・・・もっとも、スポーツクラブの利用者としては、お客は少なめの方が良い。
ウォーミング・アップ、クール・ダウン、エクササイズ、マシーンの場所取り合戦には、イライラしてしまう。

というわけで、「４月病」や「メタボ」ブームは、早く去ってほしい。

そんな利用者のささやかな期待に反し、ティップネスは、今日も新規会員の勧誘を続けている。

「４月病」の回復（？）や「メタボ」ブームの盛下がりに備えているのだろう。