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「常備展」
『観音山古墳の展示室』から細い横道に入る。 すると、奥に『常備展示室』があるど。 ここには、群馬県の歴史が ざくっとわかる展示物が、沢山あんだ。 たとえば、縄文時代の土器。 これ、栃木県の土器とかなり違うね。 群馬県のやつは、小さめで、堅そうで、 目が痛くなっちゃいそうな 細かい模様がついてんだ。 耳飾りとかも細工が高度だし。 群馬、すごいな。 他にも、古墳時代の鏡とか。 戦国時代のコーナーにゃ、城の模型もあったっけ。 『神保植松城』だって。 神保氏の館跡らしいど。 城のほぼ全域が、発掘されたらしくてな。 どのように城が発達、拡大していったか。 その過程がわかる、興味深い城跡なんだって。 『倉賀野宿と河岸の復元模型』は、じっくり観察させてもらいました。 近代のコーナーには『富岡製糸場』の模型もあった。 そして、蚕の模型も。 こ、これは、おっかねがった~。 でっかい芋虫の、模型だど。 それも、ぱかっと割ると、内臓がめ~る。 人体模型の芋虫バージョン、だな。 あれってなんのために、こしゃったんだろね? やっぱり、よい絹糸をとるため、 蚕の研究に使ったんかな? などなど。全部見てると時間が無くなっちゃうんでな。 後半はほとんどさらっと、見ただけなんだども、 いいものたくさんあったね。 そのなかで、見逃せない展示、といえばこれだべな。 『岩宿遺跡(いわしゅく いせき)』。 ここは日本ではじめて、 『石器時代の石槍』が発掘された場所なんだよ。 この『石槍(いしやり)』がめっかるまでは、 『日本にゃ石器時代はない。 縄文時代より前にゃ日本列島に、人間はいなかった』 って言われててな。 歴史がひっくり返るぐらい、大きな発見だったんだよ。 発見したのは『相澤忠洋(あいざわ ただひろ)』さん。 昭和24年(1949)に岩宿の赤土の中から、 『石槍』ってよばれる 『槍先形尖頭器(やりさきがたせんとうき)』を めっけたんだと。 この石は、黒曜石なのかな? 平べったい楕円形をしててな。 先端が尖がってんだ。 木の棒の先に括り付けて、 槍みたいに使ったんだべな。 そうそう。ここに黒曜石を使って 石器時代のナイフを作る、再現ビデオがあってな。 石や鹿の角を使って、石を割ったり磨いたりして、 器用につくり上げていく場面が、 紹介してあったんだどもな。 このナイフが、よく切れるんだ。 肉の塊なんか、すーっと切れちゃう。 うちの包丁より、斬れ味いいんじゃないかな~? ほれぼれするほどの、斬れ味さもってる石だかんな。 棒の先きくっつけて投げつけたっくれ、 獲物に深く突き刺さり、深手を負わせることも 可能だったべな。 石器時代とはいえ、技術を持ってたんだ。 『岩宿遺跡』は そったらことを証明した、最初の遺跡なんだな~。 と、ちと感動しちゃったなw。 ちなみに現在の『岩宿遺跡』は、博物館になってんど。 遺跡の跡も見学できるように整備されてるみたいだな。 『岩宿遺跡』と『みどり市岩宿博物館』は 群馬県みどり市笠懸町阿佐美 に、あんだって。 ここもいってみたいな~。 群馬県、面白いとこ、いっぱいあんね。 いいな~。 《参考》 群馬県立歴史博物館 常設展示図鑑・ガイドブック (群馬県立歴史博物館で購入) 《こんなのめっけた》
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最終更新日
2023.07.14 00:27:55
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