パーマカルチャー研究所のブログ

今日は自転車発電で集まる日。
きっかけは、エコビレッジの小屋づくり講習で、主催者のIさん、大工のCさん、太陽光発電の会社をやっている旦那さんの奥さんのSさんと自転車発電の話をした。
そのときにSさんが、旦那が自転車発電やってるから、見に来ますか？と声をかけてくれたので、今日それで集まった。

一通り自転車発電を見た後、その旦那さんがどのような仕事をしているかを話してもらった。
ビジネスという観点で学ぶことが多数なので、またまたメモメモ。

・（未商品ではなく）商品として売るために、耐用年数なども重要
・太陽光を導入するお客さんは、電気代を安くしたいという人も多い
・オフグリッドも、経済的に成り立てば普及するはず。今はマニアックな領域になっていないか。
・楽しいストーリー、しかけを生み出す。
　例えばソーラークッカーを売りたければ、食品会社と手を組んで、ソーラーで焼いた肉を食べるイベント
　自転車発電を楽しませたければ、自転車発電で電動かき氷器を動かして、そのかき氷を食べようなど
・反原発だと人が集まりにくいが、自然エネルギー推進だと人が集まりやすい？
　反対は簡単な分、熱しやすく冷めやすい点もある。
・未商品を売りたい場合も、いかに商品化して一般客をとりこむか、が重要。
　その際には、マニアックな世界をストーリーをもって楽しめるものに昇華させる必要あり。

久しぶりに、ビジネス的なお話を聞いた気がしました。


その後、大工のCさんの工房に移動して、自転車発電の説明や、水力発電の説明を。
Iさんが話していた、バッテリーの直流電力を直流のまま、ロスなくパソコンの充電をするための変換器も見せた。
Iさん、気に入ってくれてネットで注文しよう、と言うので、それをそのまま原価でお売りした。

ということで、いろいろと実りのある一日でした。
何より、自転車発電の苦労をIさん、Cさんにわかってもらえたのがうれしかった。

さて明日からは、タイに向けて本格始動しようかな