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カテゴリ:タイ
今日はよく家づくりを手伝ってくれていたアメリカン男子とコリアン女子が帰る日。
起きて朝たき火を少しした後、最近恒例の、彼らを送りがてら街に出てモーニングマーケットで朝食。 その後コンストラクションショップへ。 5日前に頼んだ屋根材がまだきていないので。 聞いてみると、2日前のみんなで学校に行った日に届けたという。 帰って探してみると、ご近所さんの家に届いていた。笑 ここから建築現場へは、急な坂道を下りて上ってまた下りなければいけない。 特に最後の下り坂はかなり急で怖い。 だから最後の坂の手前まで車で運んで、残りは手作業で運搬しようかと思った。 だけど、屋根材一枚推定5キロ。が76枚。合計380キロ。 しかもでかすぎてせいぜい4枚ずつしか運べない。 この坂19往復も運搬できないよー。 仕方ない、車で行くか。 でも下りて行った先は狭くて進行方向を変えられない。 下りた後また上ってくることを考えると、バックで坂を下りなければいけない。 意を決して行ってみる。 サイドブレーキを引いて、フットブレーキも思い切り踏んでいるのに車がゆっくり後ろに下がっていく。 初めての経験、怖すぎる。 しかし怖い思いをしつつなんとか2往復し、建築現場へ運搬完了。 よかった… よーし、屋根つけるぞー。 でもどうやってつけるんだろう… しばしぼう然… とりあえず、蚊よけのたき火でもするか。 そういえば小さい頃、テスト前になると勉強のエンジンがなかなかかからなくて、普段はしない部屋の掃除をし始めてたな。 そんなことを思い出しながらたき火で心を落ち着け、いざとりかかります。 ほとんどの建築資材が天然ものなので、まっすぐなところがなくて、どこを基準に長さを測ればいいかがよくわからないのが難しい。 でもちゃんとまっすぐに設置していかないと、屋根は下からつけていくので、最後に一番てっぺんを設置するときにズレに気づいて全部やり直しということになってしまう。 何度も色々なところを測定して色々色々考えてやり方を決定。 で、このやり方では、屋根の両側の野地板を完ぺきに作らなければいけない。 3枚だけを取り付けて、そのあとは再び野地板作業。 しかし先日、この野地板用の木材を足場にしていたら、手伝ってくれたアメリカン男子が乗っかった時に折れてしまった。 ケガはなかったものの、また買いに行くのがめんどくさい。 うーむ。これ、くっつかないかな… さっそく挑戦。 両側から数本のクギを打ち込んでみる。 おー、見事復活! 買いに行く必要がなくなった! とここで、お昼の時間。 家から下りて、記念すべき屋根取り付け開始の写真を。 今日は自分以外は1日森で竹細工をするということで、サハイナンには自分だけ。 昨日WiFiできなかったのもあって、昼は街へ行くことに。 WiFiをつないでいると、サンドットさんからのメールが。 予定通り帰ってくるので夕方迎えにきてほしいとのこと。 娘と二人でお迎え行ったけど、当然のように時間通りに来ないバス。 近くの顔なじみの個人商店でトイレを借りると、娘に売り物のお菓子を持ってきてくれて、どうぞと渡してくれる。 どこ行ってもやさしいなぁ。 ところでこのバス停には、こんなふうに水が置いてある。 赤い容器の中に冷えた水が入っている。 それを上に乗っているコップですくって飲む。 コップはひとつ。 口をつけたコップをそのまま次の人が使う。 サンドットさんが言っていた。 「これを見ると先進国の人はきたないという。だけどこれは文化なんだ。」 そっかー、文化かー。 文化に対して他の国の人がきたないというのも失礼だなぁと妙に納得。 今では平気で現地の人と同様にこれで水を飲んでます。 待つこと1時間、サンドットさんを乗せたバスが到着し、無事にサンドットさん不在の5日間は終わったのでした。 さああと10日、ラストスパートだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.25 13:53:01
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