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カテゴリ:仕事
介護度5、全盲、骨髄腫でターミナルケア、ご主人とお子さんで在宅で介護している。まだ54歳。Tさん。
ご主人はTさんの介護のために、夜中の3時ごろ家を出てお昼頃帰ってくる、食品の配送関係の仕事をして、面倒を見ている。 訪問入浴、訪問看護を利用して、洗濯からトイレの世話、食事の世話等すべてやっている。 何かあるといけないので、ヘルパーを利用した方が良いと言っているが、「大丈夫」とがんとして、言うことを聞かなかったが、昨日訪問したら、5/15(金)どうしても会議に出なければならず、困った。娘が休んでくれれば大丈夫なのだが…」 休めても休めなくてもヘルパーを使いましょう。これからも何があるか分からないので、と言ったが、「だれかがいると思うので大丈夫かも」 なかなか「うん」と言わない。 明日の訪問看護の時にも「ヘルパーを使った方が良いですよ」と言って欲しいとお願いした。午前中キャンセルになってもいいから、ヘルパー事業所に新規の依頼をかけておいた。 ヘルパー事業所も何とか15日サービスを入れてくれた。了解が得られなければお断りすることになると話した。 業務終了近く、Tさんのご主人から電話があった。やはりお断りの電話か…と思ったら 「実は15日に会議をやることになっていたんですが、豚インフルエンザがレベル5になって、本社の方から会議を早くするように言われ、8日の日になってしまい…」 ヘルパーなんか使わなくても大丈夫、と豪語していたので、言いづらかったのか、声がトーンダウンしていた。 娘さんは休めないので、Tさん一人になってしまうため、やはりヘルパーさんお願いしたいとのこと。 みんなで、よかった、よかった、と大喜び。これでヘルパー導入に向けて大きく1歩を踏み出せた。豚インフルエンザのおかげで、頼まざるを得なくなったのだ。 それにしても、依頼しておいてよかった。どうせ頼まないだろう何て思っていたら、とんでもないことになっていた。ゴールデンウィーク出勤する羽目になっていたかも。また、主に感謝の日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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