先日の検診で「頭がボーっとする」何ヶ月か前から訴えがあるので、話してみたら「1度脳のMRIを撮って見ましょう」と言うことになった。
母には、「脳梗塞とかあるかもしれないから」とやんわりと話してくれた。肺のほうは徐々に進行している、とのこと。
雨模様だったが、妹の運転で病院へ。
用意してくれていた同意書やその他の書類を持って、直接地下にあるMRIの検査室へ行く。
いつも使っているシルバーカーが上手くセットできなくて歩き始めると、自然にたたまれてしまう。やり直してもだめなので、おりたたまらないように抑えながら、何とかだましだまし歩いてもらう。
書類の入っているクリアファイルを見ると入っていたはずの診察券がない!玄関でシルバカーのことで、もたもたしていたのでそこで落としたのかもしれないと思ったが、今は使わないので後でよく探そうと思って、受付に予約表を出す。
車を駐車場に置いて戻ってきた妹に診察券のことを話すと、探しに行ってみる、と言ってまた戻ってくれた。
予約は1時から1時20分の間ということだったが、早く着いたので1番に呼ばれた。
部屋へ一緒に入り、めがね、入れ歯、頭のピン、カチューシャ等を取ってスリッパに履き替える。服まで脱ごうとするから「今日は頭だけ撮るから大丈夫だから」と話す。
造影剤注射するので椅子に座っててください、と言われ椅子まで誘導する。
「外で待っているからね」と言ったとたん、「トイレに行きたいんだけど」
「えっ!行きたくなったの」「うん」
造影剤を打とうと注射器を持ってきた担当の技師。
「すみません、トイレに行きたいって言ってますので…」
「いいですよ、時間かかりますよね。次の方に回していいですか」
「はい、もちろん、申し訳ありません」
自分の子供だったら「我慢しなさい」か、頭の一つも叩いていたか、しかっていたかしていたと思う。この場に及んで 「な、何ですか(汗)」
また、更衣室まで戻り、靴に履き替えさせ、中途半端なシルバーカーを押さえながら(撮ってる間に直そうと思ってたのに)トイレまで…それが離れたところにあるので、またもや時間がかかった。
和式に入ろうとするのを止めて洋式を薦める。
何も考えずに行動しているのか。曲がる時は必ず左へ行くし。
検査室に戻った時は、もう何人も先立たれていて、待合室はガラガラ。
妹も診察券どこに落ちていなかった、届けられてもいなかった、と戻ってきた。
検査終了し会計を済ませて、妹が車を持ってくる間にベンチに座って何気に母のバッグを見たら、診察券が入っていた。あんなに探してたのに。
今まで、妹に通院を任せていたが、こんなに大変だとは。
家に帰ったら、「誰がお金を払ってくれたのかしら?」
あなたのバッグから、あなたのお財布を出して払ったでしょう。
来週は結果を聞きに行く。また、珍道中になるのか。