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カテゴリ:医療機器
2017年に眼科クリニックを開業し、現在7年目となる。
眼科の医療機器の会計上の償却期間は5年から8年が多い。 しかし、何年も医療機器を使用していると消耗品等の交換が必要になる。 このところたて続きに、スリットランプ、手術用顕微鏡、ハンフリー850、カブ110と電球が切れてしまい交換が必要だっため、忘れないうちにまとめておく。 スリットランプ 交換は2回目。 当院にはZEISSのスリットランプが同じものを2台購入し、何かあったときの冗長性をもたせている。予備の電球を箱から出して交換した。交換自体は数分で完了する。 予備を使用してしまったため、電球を購入することにしたが、現在国内でハロゲンランプを製造しているところはなく、同じ型番でAmazonで検索しても、電球1つがかなり高価であった。 そのため、中国の通販サイトAliExpressで注文した。商品は問題なく届いたが、光量が不足して非常に暗い。安く調達できたが、次回からは、デイーラーさんに頼もうかと思っている。 型番は Osram 64251 HLX20W である。 次は、手術顕微鏡の電球。こちらは、電球が切れると自動的に、もう一つの電球に切り替わるようになっているが、手術終了後に交換が必要である。電球は、汎用品で、こちらは比較的入手しやすい。 フィリップス社製のレフ球で、型式は6834FO 12V100Wなので、発熱量が大きい。 当院のハンフリー視野計は、現在いちばん高性能の850である。 この機種が曲者で、起動時のキャリブレーションがかなり厳しい。少しでも規定の光量に達しないと、起動しない、つまり検査できない。電球が切れる前に、交換が必要で、大体1年しか持たない。 電球は汎用品になにか安定回路のようなものがハンダ付けされている。 こんな加工なんだが、目玉が飛び出るほど高価な電球である。 最後に、愛車のカブ110の前照灯が切れた。6万キロ程度走行して以来2回目の電球交換である。 カブはHiとLowの2系統あり、普段使うLowが切れても、スイッチをHiにして光軸を調整すればしばらく走行可能である。ところが今回、HiもLowもつかなくなったため、ヒューズの溶断など、電気回路の異常をうたがった。カブの前照灯は、ジェネレーターからの交流回路と直に繋がっているため、DC検電器では、通電しているかどうかわからないので注意が必要である。 レッグシールドを外し、断線やヒューズのチェックをしたため、時間がかかってしまったが、電球を確認したら、HiもLowもフィラメントが切れていた。 替えのヒューズは、写真右のゴムのカバーの中に入っているので、購入する必要はない。 Hi、Lowとも切れた電球。HS5バルブで、Amazonで簡単に入手可能。990円で、翌日届いた。 前照灯のカバーは、2本のネジで留まっている。3つ端子のカプラに接続する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.23 20:52:51
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