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TVを滅多に観ない私が午後3時30分TVのスイッチを押した。 皐月賞を見る為である。
馬券を買っている訳ではない。 只G1レースにあの騎手がですからである。 彼は十数年前一度G1レースを勝ったきり勝った事がない。 騎乗が下手? イイや違う。単に勝てそうな馬に乗れないからである。 彼は一般レースでシバシバ穴的馬券の勝利をする。 それなら何故、乗れないか? 彼は回りが望む騎手ではないからである。 騎手は確かに勝つことが前提であるが、レースを最後までこなす(例え馬の足が折れても)事が井の一番である。 しかし彼は何度か騎乗の馬をレース中に止めたのである。 脚部に不安を感じ故障するには至らなかったのだが、馬主等は怒り心頭である。 「金」の為のレースだからである。 彼は騎手として拠り、真に馬を愛する人間として馬の命を考えたのである。 それから、彼には勝てる馬の騎乗はなくなってしまった。 騎手と云ったら武豊が有名であるし、数々のG1を含め勝利を収めてきた。確かに一流中の一流の騎手である。 しかし、ある騎手が思わず言った言葉「武さんと同じ様な馬に載せていただいたならもう少し勝てるのですが」 今日の勝利者インタビューで彼は淡々と答えていたが、彼の目に光るものを観たのは私だけでないであろう。 皐月賞 優勝馬「ヴィクトリー」 勝利騎手 「田中勝治」 今日のお酒は飛びっきり旨い! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月15日 19時47分40秒
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