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歌織@星見当番

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2011.09.04
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こんにちは、星見当番です。ポップアップ出生図カード作成講座その5です。
相変わらずカード作りの前段階、手書き出生図の行程をのろのろと進んでおります。
さながら台風12号のようです。何故こんなにものろのろと進むかと申し上げますと、
全ては楽天ブログの字数制限がタグも含めて半角10000文字だからでございます。
これでも色々削っております。わかりにくい箇所がありましたらコメント欄より
お知らせください。随時補足してまいります。

さて。作成講座4で最初の基本線となる東西の地平線を引き、同心二重円を描き、
アセンダント(第一ハウスの起点)・ディセンダント(第七ハウスの起点)を
記入したところまで到達しました。次は二重円の外周に12サインを描いていきます。
コンパスはしまって定規と分度器のご用意をお願いいたします。

作成講座4の行程まで終わっている出生図用紙をアセンダント(第一ハウスの起点)が
向かって左側、時計の文字盤で9時の位置に来るように置きます。これが出生図を
読むときの基本ポジションです。これから各項目を書き込んでいくにあたって
用紙をぐるぐる回しながら作業を進めていきますが、基本の向きは「ASCが9時の位置」。
以後、本講座で「出生図を基本ポジションに置いて」と出てきたら紙をこのような向きに
置いてください。途中で上下左右がわからなくなっても困らないように、ASCの箇所に
赤ペンなどでしるしをつけておくとやりやすいかもしれません。

Aさん12サイン割
用紙を基本ポジションに配置します。二重円の内側の円を、水平な直線が
上下に二分割しています。この直線より上の部分が地平線より上の空(見えている空)、
下の部分が地平線より下の空(見えていない空)です。

円の中心に分度器の中央を合わせて上向きに置きます。これから同心円の外側の帯を
12に分けてサインを割り振っていきます。画像はカードモデルAさんの出生図(書きかけ)。
Aさんのアセンダント(第一ハウスの起点)は双子座28度38分です。作成講座4で
アセンダントの部分に数字を書き入れましたね。12サインは地球から見た太陽の通り道、
つまり黄道を30度ずつ12のエリアに分割したものです。この12サインは反時計回りに
並んでいます。カードモデルAさんのアセンダントが双子座28度38分だったとすると、
そのポイントから28度38分だけ上に(つまり時計回りに)上がっていった箇所が
ちょうど双子座のゼロ度になる訳です。

というわけで、画像のように分度器をアセンダントと円の中心に合わせて上向きに置き、
外側の帯の、アセンダントの度数分だけあがった位置にしるしをつけます。見本だと、
アセンダント=双子座28度38分ですから28度あがった位置にちょんと記します。
1度以下の端数は普通の分度器では測りにくいので切捨ててしまってOKですよ。
ご自分の出生図を作る方は、自分のデータに従ってしるしをつけてください。

ASCしるし
Aさんの出生図にしるしをつけたところです。水平線の上、28度上がったところに
小さくちょん、とこれくらいの感じでよろしいです。しるしをつけられたら
分度器を外し、このしるしと同心円の中心に定規を合わせます。そして
「円の外周エリアにだけ」分割線を入れます。内側の円に線を入れてはいけません。
外周の細い帯状のエリアにだけです。

AさんASCその2
次は、紙は同じ向きのまま分度器を下に向けます。分度器の弦(直線)を水平線に合わせ、
中央は同心円の中央に合わせます。今度は(30度-アセンダントの度数)分だけ測って
円の外周にしるしをつけます。Aさんの場合、アセンダント(第一ハウスの起点)は
双子座28度38分でした。ひとつのサインの幅は30度です。ということは、アセンダントの
度数からあと1度22分だけ反時計回りに進めば双子座が終わって蟹座になるわけです
(1度の下の単位、分は時計と同じで60進法です)。

作図上では、1度以下の端数は細かすぎて分度器で測れないので切捨てにします。
Aさんの場合、アセンダントは(およそ)双子座28度。つまり30度から28度を引いた値、
2度だけ反時計回りに進んだところが双子座の次のサイン、蟹座が始まる位置です。
分度器で下側に2度だけ測って、外周にしるしをつけましょう。ご自分の出生図を
作る時は、もちろん自分のデータに従ってしるしをつけるべき箇所を見つけてください。

Aさん双子座エリア
しるしがつけられたら、分度器を外して定規をしるしと円の中心に合うように置き、
円の外周エリアに分割線を引きます。この画像のように、アセンダントを挟んで
外周の部分に幅30度のエリアがひとつできていればOKです。画像は前の画像から引き続き、
Aさんの出生図です。アセンダントより上に28度(アセンダントが双子座28度38分だから)、
アセンダントより下に2度で30度。このエリアがAさんの「双子座エリア」です。
区切ったエリアにサイン記号を書き入れます。この場合は「双子座」の記号。

これもまた、書き入れるサインは作りたい出生図のデータに従ってください。
アセンダントが牡羊座の方なら、この工程で区切ったエリアには牡羊座の記号が入りますし、
同様にアセンダントが水瓶座の方なら、ここには水瓶座の記号が入ります。
サイン記号がわからない方は、サインの名前を文字で入れてももちろんOKです。
漢字で入れるとアジアンな雰囲気の出生図になって、それはそれで面白いかも。

Aさん残りのサインを埋める
最初にひとつ、サインの境目がわかったら、あとはその分割線を基準にして
きっちり30度ずつ、円の外周を分割していきます。「ハウス」と違って「サイン」は
常にひとつのエリアが30度です。分度器の中心を円の中心に合わせ、弦(直線)の部分を
前に測ったサインの境界線に合わせてさくさくと30度ずつ、円の外周を等分していきます。
紙をぐるぐる回しながら作業を進めるとやりやすいです。

Aさん分割終わり
円の外周を12等分できたら、基本ポジション(アセンダントが9時の位置)に
紙を配置しなおします。こんな感じに。見本は引き続きAさんの出生図です。
今、最初に測ったエリアにだけサインのマークが入っています。残りのエリアにも
それぞれサインの記号を書き入れましょう。12サインの並び順を覚えていますでしょうか。
牡羊・牡牛・双子・蟹・獅子・乙女・天秤・蠍・射手・山羊・水瓶・魚・(牡羊)…です。
12サインは反時計回りに進みます。今、画像では最初のエリアに双子座の記号が
描かれています。そのひとつ下のエリアが蟹座、その下のエリアが獅子座、ぐるっと
一周してきて最初のエリアのすぐ上が牡牛座です。

たとえばアセンダント(第一ハウスの起点)が射手座の方だったら、最初のエリアの
すぐ下が山羊座、その次が水瓶座、ぐるっと回ってきて最初のエリアのすぐ上が蠍座です。
同じくアセンダントが乙女座の方だったら、反時計回りに天秤座、蠍座と進んで行って
最初のエリアのすぐ上が獅子座になります。ご自分のデータに従って作業を進めてください。

Aさん外周の分割完成
Aさんの出生図、外周のエリアにすべてのサインを書き込むとこのようになります。
円の外側、小さい矢印がぐるっと一周しているのは、サインを書き入れる向きを
表したものです。これは解説用に書き入れただけですので、ご自分で作る場合には
もちろん書かなくてOKです。

lovely lindaさん外周書き始め
もうひとりのカードモデルlovely lindaさんの出生図も、同じ要領で外周の部分を
12分割していきます。lovely lindaさんのアセンダントは蟹座0度04分でしたので、
端数を切り捨ててほぼゼロ度として作図していきます。なのでこちらは簡単。
最初に引いた直線(アセンダントとディセンダントを結ぶ線)を基準にして
分度器でさくさくと外周を30度ずつに区切っていくだけです。

lovely lindaさんアセンダント上下
lovely lindaさんの場合アセンダントのすぐ上、幅30度のエリアが「双子座」のエリア。
アセンダントを挟んですぐ下30度のエリアが「蟹座」のエリア。それぞれの記号を記入して、
後は反時計回りにすべてのエリアを記号で埋めればOK

lovely lindaさんサイン割完成
lovely lindaさんの出生図外周を全部埋めたところです。このように全て埋めたら
用紙を基本ポジションに配置しなおしてください。

次回は室項表の数値にしたがって、円の内側を分割していきます。
引き続き分度器と定規を使います。ご用意の上、お待ちください。






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最終更新日  2011.09.04 12:19:21



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