カテゴリ:(旧)風景・自然
当地ではここ1週間位雪が降っていません。例年でも3月の半ばにもなると雪の降る日が減ってはくるのですが、今年のように1週間まったく降らないという年も珍しいです。もう降らないのかな?
とはいうものの例年ならもう少しした後に道路が白くなる程度降ることがあるんです。もう雪の仕事の必要はありませんが、道路が白くなった時の運転はまだまだ注意が必要です。 本当に雪の心配がなくなるのは4月も半ばを過ぎないとなりません。 ということで今日も朝からいい天気でした。夕方には月も出ていましたので、月明かりを利用した風景写真を撮りに行ってきました。行ったところは3月10日のブログにも載せてある八海山というところ。 写した場所もほぼ同じところでしたが、積雪は50cm位少なくなっていたようでした。 ↑魚眼レンズを使って風景を月と一緒に写したもの。 トキナ魚眼ズーム10mm-17mmの10mm・f=3.5→4・ISO200・露出10秒・にてRAW撮影後、露出補正+2にて現像しています。 月明かりを利用した撮影では、満月の方が景色はよく写るのですが、そうすると今度は星が月明かりにかき消されてしまい写りづらくなってしまいます。そのために今回はあえて月明かりがちょっと暗い半月過ぎの夜を選んでみました。が、今日に限っては黄砂が原因しているのか、星はよく写ってくれませんでした。 また、予想では雪は光をよく反射しますので、八海山も周りの雪原ももう少し簡単に写るかなと思っていたのですが、それもちょっと考えが甘かったようです(-.-)。 ↑ちなみに補正前の撮ったままの写真です 同条件の撮影データーでも、満月の日なら補正しなくても補正した後のような明るさで写ってくれます。 ↑雪原の雪の部分を多めに画角に入れて八海山を写してみました(明るさ補正)。 ↓下の、3月10日に載せた写真と比べてもらえれば、山の雪がグッと減っているのがわかると思います(どちらも同じレンズで写しています)。 撮影は雪の上でしていたのですが、雪の表面が気温の低さにより硬くなって人間が乗っても沈まなくなる「凍み渡り(しみわたり)」のできる状態になっていました。実際に今回は頭の上に張ってあった電線が写らないように、雪の上を歩いて移動して写しています。 気温が低いと言っても厚着をしていると冷たい風が気持ちいいくらいで、このまま雪の上を歩いて行きたいくらいでした。周りはほぼ静寂で、逆に「静か」という音が聞こえてきそうな感じがするほど。 こんな世界があったのかと、ちょっと得した気分になれた時間でもありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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