カテゴリ:星・天体
今年お初の…ったって5月に天の川を写してはいたけど、あれは昇ってきたばかりの春の天の川だったし8月に写したときは赤道儀を使わないお手軽な撮影だったしぃ。
お陰さまで今年は特にお星様観測会が忙しく、夏の時期は土日はほぼ入っており、…ってことは晴れたとして星が写せるぞ\(-o-)/=でも観測会で自分で星空を写すヒマが無く(-_-;)、かと言って土星とか木星は写していたけど、惑星は月が出ていても"雲が出ていても"惑星さえ見えていれば写せる訳で…。 なので今の今までシャッキラとした夏の天の川を写すことができなかったんです(-_-)。 そんな中で昨日は仕事が早上がり♪。これを好機と暗くなったらすぐ撮影が出来るように18時前に撮影ポイントに行って準備を始め、暗くなる(天文薄明)のを待ってから撮影を始めました。 しかしいつもなら真っ暗な中で手探りで機材を組み上げるところが、薄明るいとは言え少しでも明るいと準備のし易いこと♪。いつもこんな撮影が出来ればいいんですけどねぇ…。 今回はSXP赤道儀にD750には広角レンズを付けて星空狙いで、D500には望遠レンズで星雲・星団狙いの2台体制。2台準備するのも結構大変なんだけど、久しぶりと思えばそれも楽しく準備できました♪。 ↑撮影の準備も終えまだ空が薄明るい時にパシャリ。多少雲が残っていたけど経験上この程度ならこれから消えるはずです♪。 ↑…と思っていたら雲が出てきて仕舞いには空半分くらい雲が掛かってしまいました(-_-;)。管理人の経験って一体…(-.-)。 ↑…と思っていたらやっぱり晴れました~\(-o-)/。やっぱりこんな時は経験がモノを言いますな(^^ゞ。 尚、明るい照明は100m離れている公共施設。窓から漏れている光なんだけど、そんな光でさえ邪魔に感じるくらい周りは暗いところです。 ちなみにこの施設は20時頃には閉館するはず。それも見越してのここでの撮影になります。 ↑まずは施設の明かりが邪魔にならない頭の上付近をパシャリ。 データはカメラD750・レンズタムロン15-30の15mm・f=2.8→3.5・ISO3200で1分で写してあります。 天の川の納め方が中途半端だけど、とにかく今年初めてちゃんと天の川を写せました\(-o-)/。 ↑予想通り公共施設の電気が消えて再度天の川中心方向(さそり・いて座付近)からの天の川。 山のすぐ上が少し明るいですが、これは20km離れた町明かり(街ではなくて^^;)になりますが、今のご時勢この程度なら不満は言ってられませんな。 ↑しばらく撮影をしていて時間も過ぎ、下調べしていた構図で写したいものを狙ってみました。 ↑こんな感じで魚沼駒ケ岳(越後駒ケ岳)から天の川が立ち上がり、さらに土星と木星が天の川を挟んでいるところ。 まずは保険で広く1枚。 ↑次にちょっと望遠で引っ張って駒ケ岳の上の天の川が良く判るように構図を決めてパシャリ。 …なんだけど、ちと左上の土星が窮屈になっちゃった(^^ゞ、飛行機も入っちゃったし(-.-)。 なので改めて構図を変えてパシャリ↓ ↑がっ、上の写真から1分後のカットなんだけど、木星が山にかかってしまいました。コレじゃあちとアレですな(-.-)。実は星の動きって速いんです。 木星と土星の間に天の川が流れ落ちているシーンは次は2078年(゜o゜)まで待つしかありません。…ん~改めて写しに行く時間は取れるだろうか。 ↑仕方が無いので天の川と駒ケ岳というシーンでパシャリ。…これももっと地上の部分を減らすべきでした。 やっぱりもう1度写しに行って来ようかな、多分。 ↑これも写したかった魚眼レンズでの天の川。 管理人が持っている魚眼レンズはD500用(APS-C用)のレンズなんだけど、D500には望遠レンズを着けて星雲を写していたから裏ワザで使えるD750にてパシャリ。 対角線上に現場から見れていた南から北までの天の川が全部写っています。 ↑4時間近く写していたでしょうか。東の空には冬の星座も高くなってきたし、無理をしてもアレなので撤収してきました。 今回は久しぶりの撮影に付き慎重に撮影道具を用意してきたつもりだったんだけど、椅子を持ってくるのを忘れてしまい(-_-;ゞ結局ザックリ4時間ほどずーっと立ちっぱなして空を見上げていました。でも星を見ているときの立ちっぱなしって不思議と(あまり)疲れないんですよね。 撮影中に空を見上げていた中で流れ星はハッキリと見たものが1つであれっ?流れた?ってものが2つでした。 ↑星空を写している時に現場の端でS120の星空軌跡モードで写した北極星を中心とした1時間の星の動き。ちと地上物(林)の比率が多いけど、北極星を真ん中に入れることと三脚を立てられた場所の制約からこの構図になりました。 また、夜中の山奥にも関わらず結構車の行き来があり、右下にそのヘッドライトの明かりが写ってしまいましたが、どーせなら林も浮き上がった方が面白かったかな?。 でも星見人としては車が来ないシーンで写したかったところ(この写真のみ → こちら ← に大きな写真も用意してあります)。 当日は冷え込むことを想定して防寒着を総動員していましたが、結局はフリースのカーディガンとウィンドブレーカーとダウンジャケットだけで過ごすことができました(←充分涼しい?^^;)。 天の川を写すには月明かりの無い日を選ばなくてはなりませんが、そのチャンスと写しに出かけられるタイミングの合う日は数回くらいしかありません。さらに今回の撮影ポイントは11月中にはともすると冬季閉鎖になるところ。 天体観測会の理由から管理人的にはこれからが天体撮影の季節。その少ない星空撮影のチャンスを有効に写しに出かけられればいいな(願望)。 同時に写していた星雲・星団の写真は後日アップする予定です(いつもと同じ写真だけどね(-.-))。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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