カテゴリ:星・天体
台風の影響でしょうか、昨日は雲一つない青空が広がっていました。
天気予報を見ても夜も晴天マークが。明日(今日11日のことね)はお休み♪だしこんな天気の時くらいは星を写しに行かなくてはもったいないと、仕事が終わり次第望遠鏡やカメラを2台積んでのフル装備で準備を始めました。 6月の夏至の頃は21時にならないと真っ暗にならなかったところに今ではさすがに暗くなるのも早くなってきましたが、それでも20時20分くらいにならないと星空の写真を写せるくらいの暗さになりません。 なので撮影地へは19時半頃に行ってじっくりと準備をして、ゆっくりと写し始めようと思っていましたが、いつものようにカメラのバッテリーを満充電になっているはずの予備バッテリーと入れ替えたらバッテリーの残量が半分しかない(-_-)。 これでも2時間くらいは写せそうでしたが、明日がお休みでさらに超いい天気という理想的な空の下で一体いつまで撮影するかわからなかったので、急いで充電を始めて満充電になるまで待ち、結局撮影現場には20時に行くことになりました。 現地に着いてヘッドライトを消すと思っていた通りライトが消えた瞬間に天の川が見えました♪。天の川は淡い光の訳で、そんなところにヘッドライトの強い光に慣れていた目でもライトが消えてすぐ見れるとは、それだけ現場の空の状態が良いということができます。 当初は早めに現地入りして徐々に暗くなってゆく中でゆっくり確実に撮影の準備をする予定だったところに、この星空を少しでも早く写したいと急いでD780+15-30mmレンズとD500+70-200mmの2台載せで準備をして、20時20分にはまずの1枚の試写をしていました。 その試写のデータにより15-30mmでは絞り2.8→3.5・ISO2000・露出45秒で写すことにしました。 そして本撮影開始っ。 ↑はい失敗っ(-.-)。 今回もD500に着けた望遠レンズで星雲・星団を狙い、その向いている方向で写せる星空をD780で写すようにしていたのですが、焦ってシャッターを押したものだから写真の上にD500のフードが写ってしまいました。 やっぱり準備はゆっくりしたほうがいいですな。 ※今回の写真にはすべて画像処理をしております。 ↑写す方向はD500で狙ったところを優先させているのでD780ではその画角に制約を強いられます。 この写真でも天の川が上にまっすぐ延びていてますが、管理人は原則として地上も写る(す)場合はなるべく水平に写したいと思っています。 ↑これも制約を受けた写真の1枚。なんか酔ってしまいそうな写真ですが↓ ↑上下をひっくり返すと普通の写真になります。 この時は水平を出そうとするとどうしてもカメラを逆さにしないとダメだったので、上下が逆さまの状態で写していました。 でも画像補正で180度ひっくり返せば問題ありませんので、こんな写し方をする場合もあります。 ↑後半はD780で写したい方向に合わせてD500の画角を決めていました。 これは頭の真上の夏の大三角付近を写したものですが、やっぱり制約もなく合わせられた画角は気持ちのいいものです。 ↑ちなみに夏の大三角はこんな感じね。 ↑使っていたレンズは15-30mmなので、その30mmで写した天の川中心方向。 星空の中に星座も写す場合は28mm~35mmくらいが使いやすいように感じます。 ↑今一度、画角に制約を受けずに写した立ち上る天の川。 ↑22時になるころに北の空にペルセウス座が昇ってきましたので、ひょっとするとペルセウス流星群も写せるか…と思って狙っていましたが、1つも写ってくれませんでした。 現場では台風の風なのか生温かい…とは言っても気持ちの良い風か吹いていて、空も曇ることもなくこのまま日をまたいでも良かったのですが、腹も減ってきたし結局23時で撤収してきました。 昨日見れた流れ星は、ベガからアルクトゥルスまで長く流れた火球(←流れ星の明るいヤツ)が1つと、ペルセウス流星群のものが2つ(どちらも撮影中でしたが別方向)でした。でもその火球は久しぶりにいい流れ星が見れたと感じたもので、面倒くさがり屋の管理人をして昨日は星空を写しに出かけて良かったと思えた一夜となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/08/11 10:16:46 AM
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