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10月30日(日)付け日本経済新聞の中外時評より。
酒やたばこにかける税金を、英語で"sin tax "「罪の税」と呼ぶそうです。 そして、日本のたばこ税は、先進国の中で極めて軽い。20本入りの標準的な たばこ一箱に含まれるたばこ税は、 日本 157円(マイルドセブンの場合) イギリス 611円(小売価格約1,000) フランス 400円弱(小売価格約620円) ニューヨーク 370円(小売価格約730円) だそうです。日本は喫煙者天国。 増税できない原因として、たばこ事業法を挙げています。契約した耕作者 が生産した葉たばこの全量を、JTが買い入れることを義務付けています。 葉たばこ耕作者は約1万5千人、JT職員は本体だけで1万1千人、コンビニを 含む小売店が30万店。大幅な増税をすれば、たばこ需要が急激に減退し、 葉たばこ農家やJT、小売店が行き詰ってしまう懸念があるようです。 更には、価格上昇を抑えて、税収を長期間安定的に確保する戦略でも あるとか。 そこで、非喫煙者として一言。 消費税引き上げや、サラリーマン増税の議論が活発になってきていますが、 たばこ税の見直しも、先進国の仲間入りをするために必要なのでは?イギリ ス並みに増税したって、たばこ吸う人は買うでしょう。逆にたばこ吸う人が 減って、税収が減っても、健康な人が増えて、医療費が減らせるのでは? これこそが、小泉内閣が目指す、構造改革だと思うのですが、いかがで しょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.01 22:48:41
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