着色前の話(IR客車)
昨日の記事にghostさんから褒め言葉を頂きました。>これ点描でやってるの?半分ぐらいは点描でやってます。・・・その「半分」というのがミソ。現行の拙作ほぼ全てをその描画方法で描いています。今日は舞台裏?を御案内しませう。<形式名等>,<方位>_base.BMP (本来の背景色=黒)[1].ベース画像先ず最初に取り掛かるのがこのベース画像(ホワイトベースと呼んでいた時期もある(笑)車両の輪郭、窓、影、床下機器等を描きます。特に床下機器、屋根上はこの段階で完成させます。因みに、この時点で前面窓が省略されるのは新幹線と海外型に多いです。<形式名等>,<方位><カラーパターン>_c.BMP (本来の背景色=白)[2].カラー画像車両の輪郭、窓割り等をフィートバックしてボディーだけの画像を描き、ボディーカラーを原色(明度最高の色)だけで塗っていきます。因みに、ここまではMSペイントで概ね「点描」です。<形式名等>,<方位><カラーパターン>.BMP (本来の背景色=黒)[3].乗算処理Photoshopで[1]と[2]を「乗算」させます。色が乗ると完成に近づくので、一旦背景を透過して全体のイメージをチェック。「何か変だな」となると"とりあえず"の修正を加えて、[1]と[2]に変更をフィートバック。[1]から手順を繰り返して再度チェックして「OK」となれば完成。<形式名等>,<方位><カラーパターン>.GIF察しの通り、カラー画像を乗せ返れば色違いの量産が簡単に出来ます。103系なんかは基本でさえ5色なのでこれで楽してます。手抜きではないですよ念のため。因みに余談ですが、背景透過だけならJTrimでも出来るみたいですね。