お別れ晩餐会
今夜はそんなに冷え込んでいない成都です。今日、とんかつソースを求めに、また春熙路のヨーカドーに行ったのですが、ありませんでした。んんん・・・・・何でだ!何でとんかつソースがないんだ!ウスターもない!日本の調味料コーナーが先日よりも狭くなってるし。日本が恋しくなったら行きたい場所・ベスト1だったけど、もう・・・居場所はないのかしら。その代わりに、けん玉が1000円くらいで売られてたり、先っちょに人形の付いた耳かきが420円で売られてたりと、お金持ちの中国人の面子をくすぐるものが売られていました。今日は、前学期からずっと仲良しで、ほぼ毎日一緒に昼ごはんを食べていた韓国人の友達ユンジョンとスージンが開いたご飯パーティーに参加しました。彼女達は、来週の火曜に帰国するのですが、自分達の友達や家庭教師を自分の部屋に呼んで韓国料理を作って食べさせてくれたのです。トッポギとチヂミと辛くないチヂミみたいなの数品を作ってご馳走してくれました。自分達で韓国料理を作ってパーティーを開くと聞いたので、スージンの大好きな”とんカス”を作ってあげようと思いまして。クリスマス前のヨーカドー巡りの苦労をもう忘れて、またとんかつソースを求めに行ってきました。でも、ないんです。簡単に作ることの出来ないソースがなくて、焼肉のタレがあったり、中国のメーカーでも日本と同じような味の美味しい醤油はあるのに、醤油はしっかりあったりして。前回探しに行ったときは、『成都日本商工会さんが管理していて、一ヶ月に1~2回くらいの割合で日本の食品を取り寄せてる』って聞いたのだけど、ソース類がないどころか、ソース類を陳列するスペースさえなかった。まさか商工会が。今回は時間もなかったので、違うもので代用しました。使ったのはとんかつソースではなく、お好み焼きソースです。買ったパンを下ろしてパン粉にしたので、ちょっと甘みのある”とんカス”になりました。揚げカスをすくう網が無いので、だんだんと黒い”とんカス”になってしまいましたが、久し振りに食べたので「美味しい!」と思えました。私の作ったとんかつを見て「あ、とんカス!」と喜んでくれていました。多くの韓国人は「つ」が「づ・ず」などが発音できないので、「違うよ、と・ん・か・つ!」と言っても「とんかちゅ」と言います。来週すぐに帰ってしまうのかと思うと寂しくなってしまいますね。成都に来て四川大学に入学してからずっと同じ班で勉強してきたカトーさんも同じ日に成都を離れます。来学期は昆明で勉強するそうです。皆が帰るのをゆっくり見送っております。