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過ちの芽をつかむには『罰とほうび』が効果的 してはいけないこと、しなくてはいけないことのルールを作ってゲーム感覚でしつけを 子どもの幼いときに、年令に合わせて、日常生活の中で、守らなければならない事についてルール(規則)をつくる。 嘘をつかない 人の嫌がる事をしない (親の)言いつけを守る 黙って一人で外へでない 朝、顔を洗う 夜、決められた時間に寝る ずるいことをしない 人のものを黙ってもってこない こういう決まりルールをこしらえて、あらかじめ、子どもに守るように言い聞かせる 子どもはなかなか決められた通りには出来ない。ルールは必ず破られるもの。 しかし、こういう小さい事ならルールを破ってもたいしたことはない。 成長する子どもにとっては、しかし、それがいい教育になる。 罰と言っても、もちろん、体罰ではない。 実際、顔を洗わない、くらいで、手を上げる親はいない。 しかし、知らん顔をしてはいけない。罰を加える。 減点・得点方式 どうするか、それが工夫のしどころ。 減点方式でいく! 車の運転をする人が交通違反をすると、その重大さによて違うが減点される。餅点がゼロになると免許証を取り上げられる。ドライバーは、それで違反しないように心がける。 家庭の減点方式は、たとえばこう。 かりに、1週間のもち点を100点とし、嘘をついたら10点引き、言う事を聞かないで勝手な事をしたら10点、顔を洗わない5点引き、人のものを黙って持ってきたら20点引きにする。 日曜日の100点から始めて、悪い事をした分だけ点を引く。零点になったら、その日から次の週まで、TVのマンガを見てはいけないというような罰を与える。 壁に貼った表に点数を書き入れる。 これは、足し算、引き算の勉強にもなって、なかなか有効。 減点だけではよくない。いい事をしたら得点も決めておくといい。 嫌いな食べ物を嫌がらないで食べたら10点プラス。 お手伝いをしたら、やはり10点プラス。 玩具の後片付けがきちんと出来たら5点の得点になる。。。とか。 悪い事をしても、よい事をすれば、点数がへらないどころか、かえって増える事もある。 そして、持ち点が始めの100点の2倍、200点になったら、褒美を出す。 こうすれば、ゲームのようなつもりで、点数表の増えるのを喜ぶようになる。 そして、数字に強くなる副産物まである。 罰だけが能ではない。 よいことはほめてやる必要がある。 褒められるなら、子どもはかなり強く叱られ、大きな失点という罰を受けても、それほど反発したりしないだろう。 褒めてやらないと、子どもはやはりダメになる。 悪い事をしたら罰し、よい事をしたら褒める。そうしなければ、子どもは大きく伸びない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.12.28 10:04:55
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