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著者:外山滋比古
絶対語感を読み、図書で借りていたのが来た。 以前も書いたけど、アメリカで赤ちゃん言葉が注目されていて、マザーリーズと呼ばれてる。。。 1)ゆっくり話す 2)声を高めにする 3)声に抑揚を付ける 4)くりかえす 繰り返す事が大事。 ワン→ワンワン ニャー→ニャーニャー 手→オテテ 目→オメメ 幼い子供にとって、どれほど耳に優しくひびくか知れない。どんなにマネもしやすく、覚えやすいか、わかりません。 『静かにしなさい!!』など叱るより やさしく、出来れば笑顔で言い聞かせ。 『だまって しずかに たべましょうね』 『だまって しずかに たべましょうね』 と、ゆっくり、繰り返し、いって聞かせる。 『飛び出しちゃ~、危ない!』 ゆっくり繰り返しで言えないかも。 それでも早口はいけない。 あとで、飛び出しが、どうして危ないか、をじっくり話してやるのが、良い言葉のしつけになる。 わらべうた、童謡も、一度だけでは覚えれない。 何度も繰り返し歌ってると自然に忘れられなくなる。 唱歌などたいてい一番ニ番三番と、多少、文句の違った歌詞がある、幼い子供にとって二番以下は不要。 無理に覚えたりする事なし。 そのかわり、一番をなるべく多く歌てあげる。 言葉が身に付くのは、一にも二にも、繰り返し。 それがないと、言葉は心に響かない。 大人は同じことを繰り返し言われると、うるさい、と感じる。 これも、ひとつには、幼い時に、言葉の繰り返しをしっかりしつけられなかったため。 大人は繰り返しを退屈だと思う。あきという。 子供はそんなことはない。むしろ、何度も同じ事を聞きたがる。 言葉を覚えるには、なくてはならない能力。 幼稚園お子供が叫ぶ『オチコチタ』 おしっこをもらしたのかと思うが、そうではない。 『オシッコシタイ』がはっきり言えない。 ママが早口にしゃべって聞かせているから、こう言う事になる。 子供は大変いい生徒で、先生の教える事は何でもそのとおり覚える。 先生であるママが変なしゃべり方をすれば、そっくりそれが子に移る。怖いほど!! 始めての言葉は実際以上に早く感じる。英語など聞いてもそう。 普通にスピードで話してるのに、初心者は大変早く感じる。よく聴き取れない。 話すときは、赤ちゃん、子供の顔、子供の目を見て話すように。 間違ってもテレビを見ながら子供と話したりしてはダメ。 赤ちゃんもママの顔、ママの目を見て、ママの言葉を聞くようになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.02 00:07:57
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