|
カテゴリ:愛to少年マンガ
「愛と誠」 (梶原一騎作・ながやす巧画、1973~1976、週間少年マガジン)
今日はお休みだったので、 ブックオフに行って約2時間でハイスピード爆読。 ・・・文庫で全10巻。
買おうか最後まで悩んで悩んで・・・結局買わなかったのですが。
劇画・純愛?な・・・愛憎物語です。
幼いころ、スキー場で自分を庇った為大怪我をした男の子が忘れられない愛。 中学3年になった彼女の目の前に、荒れた不良となった彼・太賀誠が現れた。 自分の負わせた傷のせいで彼の人生が狂ったことを知った愛は、 彼を自身の学校に転校させ、生活援助をし、なんとか更正させようとする。
超お嬢様、なんでもこなすスーパーガールな愛ちゃんが、 汚名を被り泥だらけになりながら、 どうしようもない不良にひたすら尽すという・・・ 不健康な話です;;
・・・はい。自分でもなんつーもんを読んでるんだと突っ込みながら・・・ だけど面白かったんだもん><!!
最後まで読んじゃいました。
原作は、「明日のジョー」や「巨人の星」の梶原一騎先生。 作画は、以前コミック版「壬生義士伝」のときに少し触れたながやす巧先生。
前半。 愛ちゃんの恋・・・を通り越した献身っぷりには「すげぇ・・・」の一言ですが、 それを無視して(というか、むしろ当てつけのため) 傍若無人に好き勝手暴れる誠青年には 「いい加減にしろよてめぇ・・・」と殺意を覚えます。
・・・が。 だんだん彼が愛ちゃんを護るような言動・行動をしだしまして・・・ ・・・↑ここがときめきポイントです。
マガジンの掲載作品ですが、きっと女性読者も大勢いたんじゃないかなぁ・・・。
この作品、主役は完全に愛ちゃんだと思うんです。 いや、実際はどうか知りませんが。 誠青年は、全くもって感情移入できる人ではなかったので。
喧嘩や血しぶき飛ぶシーン満載ですが、 「愛は戦いだ!!」という始まり自体、 非常に少女マンガ的だなぁ・・・なんて思いました。
う~ん・・・どうするかな。 やっぱり買っちゃおうかな・・・。
一冊100円だったので、1000円か・・・。
なんか・・・この不健康っぷりが、 少々疲れ気味な心に心地よいというか・・・。
やばーーい! そのうち、ドロドロの昼ドラをウキウキと視聴しだすんじゃないでしょうか私!!?? ・・・大丈夫!!?
なにはともあれ、面白かったですw!!
by姉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.04 18:21:21
コメント(0) | コメントを書く
[愛to少年マンガ] カテゴリの最新記事
|