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2010.06.16
XML
カテゴリ:愛to少年マンガ

 

とりあえず・・・今思いつくことだけの簡単なメモですが。 

『鋼の錬金術師』について                                       (荒川弘先生・月刊少年ガンガン)

完結まで読んで・・・思うことはただ一つ!
(コミック派だったので、最終回までの流れはまだ知らないのですが;;)

最初に読んだ時に受けた衝撃が、                                          この作品の魅力の全てなんだろうなぁ・・・。


絵が上手とか、雰囲気があるとか・・・そこももちろんですが、
とにかく最初感動したのが・・・エドが人体の構成成分について話し始めた時。

そして、手で触ったものが思う通りの形に「構築」できる、
それがアクションシーンになった時。

「国家錬金術師」の概念が出てきた時。

考えるのに使ってるツールが違う!!と。

だって「原子」で考えないと、等価交換とか練成とか思いつかないじゃないですか。

そんなものを「基軸」に作ってある漫画なんて、初めて観たんです。


漫画って・・・やっぱり、似た媒体を取り入れるのが常というか。
映像、絵、文学、おとぎ話・・・これらに派生するイメージですとか。

そういうものを使って考える・・・
やっぱり「文系」世界なイメージなんです。
・・・漫画を描く人というのも、やっぱり「文系」が多いんじゃないかと思います。

もちろん、私自身がバリっバリの文系人間ということがあり、
そういうところばっかりに反応してきてた、というのもあります。

文系人間の反応しどころとしては、比喩の取り入れどころ・・・といいますか。

基本的に、どれだけ既成の物語・イメージ、
先人の名言や論理を取り入れ、盛り上げ、腑に落ちさせるか。

これ↑が「論理的で知的」な部分だと思ってたんです。

今でもこの考え方は変わっていませんし、
私にとって「素晴らしい」って、やっぱり今でもここなんです。


・・・でも・・・というか、だからこそ!
「鋼の錬金術師」は衝撃なんです。

だって、原子や物理使って考えた論理が、
こんなに面白くって突っ込みどころのない                                                エンタメ作品になっちゃったんですもの!!

普通なりません。

ファンタジーって・・・違います。
イメージのものだと思ってました。
異国っぽいとか、中華っぽいとか。

でも・・・この作品を読んで思うのは、                                                          理が違うからこその、ファンタジーなんだなぁ・・・ってことなんです。

わざわざ「別世界」なんです。現実とは違う「理」のが一番活きるじゃないですか。 

だけどその「理」は、「事象」から生まれてるもっともなものなので、
納得させるも腑に落ちるも・・・ないんです。

だって、誰もが知ってる「事実」なんですもの><。
衝撃なのに、当たり前なんです。

 

えーっと・・・つまり・・・別の理・・・というか、
現実世界と差のある「理の強調」からファンタジー世界に入るのは、
妥当中の妥当であるわけで・・・

★鋼の錬金術師の衝撃その1
こんなとこ(物理的原子レベルの理?)から入る                                ファンタジー漫画作品、観たことない。

 

・・・で、繰り返しになりますが、今さらすぎることがもう一つあって・・・

その、他にないとっかかりが・・・
本当に驚くくらいおもしろい「エンタメ作品」に昇華されてるんです。


勝手な思い込みなのですが、荒川先生って・・・
サンデーで漫画を描いていてもおかしくないくらい、
サンデー漫画に影響を受けた方
だと思うんです。

いや、実際はどうかはわからないんですが、
とにかく「小学館」の漫画な雰囲気があるというか。

・・・小学館の漫画というのは、「質が高くて、上手」。
これが私の中のイメージです。

「上手で安心して読める漫画」を描ける作家様が描く!
・・・これが基本方針かなぁと。

だからこそ、作品の完結はき~っちりハッピーエンドに収まりますし、
「読んでよかった!」という読後感は、
他誌作品に比べてサンデー作品は飛びぬけていると思います。

とにかく、
「質の高い作品」を目指すなら、サンデー作品に学べ!                                      って感じなのかな?というか。

人間関係設定の神様や萌えの神様や・・・大勢いらっしゃるので^^。


・・・で、鋼の錬金術師が、↑このベクトルで出きた作品だと思うんです。

作り方が・・・というか。
とにかく"主人公"から練りまくってあって。

ハガレンの世界の理自体が、エドというキャラクターのため・・・といいますか、
やっぱり主人公:鋼の錬金術師の旅を中心に出来ているので、
登場人物も、基本的にエドが中心だと思うんです。

主体的には「エルリック兄弟」「軍部」「シン」
「スカーさん」「ホムンクルス」なんかの一派が出てきますが、

「軍部」なんかは・・・大人の世界を出すことで、
エドに社会的格付を与えるのが一番の目的だったと思うんですよ。

「最年少国家錬金術師」なる設定で、どれだけ人が悶えたと思うんですか。
・・・やっぱり天才が好きなんです。

大人の社会で一目おかれる子供って・・・やっぱり少年漫画の夢なんですよ。

「シン」の方は、新たな理への可能性の道・・・かな?
ラストでアルの進む道としても別のものが必要でしたし。

とにかく、別主体のようでいて・・・最終的にエドから考えてあるので、
全員無駄なく活きてきて気持ちよくまとまる。


そのくせ主体には必ずヒーローがいて、
尽くすことに命をかけるヒロインがそれを全肯定して、
それぞれに試練と、それを乗り越える物語がガシーッと最初から作ってあって・・・。

これがまた・・・個々にこの人たちだけで一本長編漫画できちゃうじゃん!くらい
ドラマチックで練りこんであるんですよぉ><。

ウィンリィちゃんなんかが典型ですが、
ヒロインは、キャラクターの設定から、
人生軸をヒーローの進む道にしっかりがっちり固定してあって・・・
それでいてヒーローが戦うために必要な要素を、
視覚で分かるほどにヒロインに見事に外部委託しているという・・・
読んでて気持ちいいったらありません。

 

あとはもう・・・アクションです。
最初観た時、「なんだこの気持ちよさ!反則!」って思いましたから;

アクロバットな体術

触ってモノを自由自在に変形させる錬金術(しかもこっち学問)                                            
だとぉお!?

そこに知略戦まで加わりますから;
もうノックアウトもいいところです。


え~・・・と、つまり・・・他にもいろいろ本当にいろいろ。

★鋼の錬金術師の衝撃その2
漫画の作り方が上手過ぎて安心でき過ぎて、                              更に萌え満載でなんなんだ一体

 

まとめると・・・こういうことでしょうか。

とっかかりが衝撃的上手過ぎ
凄すぎるわ!格の違いを見せ過ぎだわ!

・・・まとめというか;今さら過ぎなことですが;;


鋼の錬金術師は・・・間違いなく芸術史に残る名作だと思います。

はぁ~・・・こんな作品をリアルタイムで読めて、本当に本当に幸せです><!

今度実家から絶対持って来よ・・・ハガレン全巻。

by姉






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最終更新日  2010.06.16 07:54:49
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