ふたごノート

今日は20日ぶりの休みでした～！

が、頭痛に悩まされているうちに終わりました；
やっぱり無理していたのだろうか・・・；

さてさて、ようやく感想が書けます！

即購入しました！

『ここにだって天使はいる』
（NMB48、チームＮ3rd公演）

ＮＭＢ48の、初オリジナル公演！

チームＮは、メンバーの人選から「即戦力」を意識していたのか、
とにかくクオリティが高い印象で。

受け狙いから、複雑な心情曲から、
何でもかんでもハイレベルな次元で表現してくれる・・・

そんなチームだと思っています。

だからこそ、このチームに対する公演曲が
なかなか仕上がらなかったのも・・・納得で。

ただもうホント、ファンも方も、メンバーたちも、
待ったかいのある公演が出来上がっていると思います。

まず公演全体を通して。

元々、大人っぽい印象の子たちが集まったチームで、
尚且つ、大人っぽい曲も完璧以上に表現してしまえる芸達者揃いで、

その子たちに、あえてふっかけるのが・・・

「アイドルキラキラふわふわ！！！」
「天使」

これが、この公演の始まりだと思います。

そこに来て、大阪がアイドル不毛の地である（らしい）ことにひっかけ、
「ここにだって天使はいる」という表題曲が出て来たようですが・・・

なるほどな～、おっもしれぇ～～＞＜。

この、振ってみたいことと、おもしろい概念への繋げ方、
それが更にもう一ひねりも二ひねりもして
1曲1曲、1公演の作品として表出されてくる・・・

ここですよ、本当に。ＡＫＢコンテンツの醍醐味は。

以下、好きな曲、繋ぎの感想です！↓

大きくは、
とにかく・・・「作り込み」が違うアイドルアイドルの出だし4曲！！
そして・・・♪ドガとバレリーナ！これは素晴らしい！

1曲目
♪青い月が見てるから

overtureからの繋ぎが最高の1曲。
これはもう・・・一撃悩殺ソングです。

「ダーリンダーリン　ちょっと待って」
のこの出だし・・・
そこからサウンドがポップになって、一気に華やいでいくところは
何度聴いても鳥肌が経ちます。

太鼓・・・太鼓がドンドコしてるのが・・・本当にイイんですよ。
野中"まさ"雄一さんの編曲は本当に凄いです！

最初、動画でこの出だしを観た瞬間、

この公演でやろうとしていることが、一気に入って来たんですよ。

「天使」を、演じさせようとしているのか・・・！！

振付も可愛いし、衣装も可愛いし、曲の緩急も流石のチームＮ！完璧ですし・・・。

もう後はなにより、
この曲を歌って踊ってて、楽しくない女の子が居るはずない！

夜・波打ち際というベターな情景の描写から、
「触れる触れない」という少し官能的な描写まで、
表現のしどころも本当に多い曲で、

女の子たちの本当に嬉しそうな顔が印象的な1曲です。

2曲目、
♪Radio name

畳み掛ける、アイドルポップソング！

「お願～い！」「イエー」の、合いの手、最高！！

3曲目、公演表題曲でもある
♪ここにだって天使はいる

超・名・曲！
他の曲たちも本当に大好きですが、
やっぱりこの曲が、個人的には一番大切な曲になりそうです。

曲の中身は、
引きこもりの主人公の心情が語られていて、
最初は・・・「ん？どういう内容なんだ？」と思いました。
言葉では、下を向いた単語で文章を締めたりしているんです。

ただ、サビの「♪ここにだって天使はいる」という文言が
とにかく印象的で、
そこに、
昇って行く朝日、動き出した始発・・・この情景が本当に響いてくる。
感動してるんですよ。

ため息つきたくなる瞬間は、日常たくさんありますが、

なんか・・・そのため息と一緒に、
この「ここにだって天使はいる」という言葉が
浮かんでくるようになりました。

自分騙しではありますが、
「ホントに居んのかな～」・・・と思うと、
自然と、ちょっとだけ上を見れるじゃないですか。

そうやって、現実で使えた瞬間に、
「この曲、すげーーー！！」って思いました。

3分ちょっとという、わりと短めの曲で、
サウンドも内容に対してあっさりめ・軽めな印象ですが、

それが日常に寄りそうのに丁度良かったりもして。

とにかく・・・大切にしていきたい曲に出会えて、私は幸せです。

4曲目
♪カトレアの花を見る度に思い出す

私自身の「好み」の話をすると、
この曲が一番ドストライクなところにあると思います。

出だし・・・♪ここにだって天使は～があっさり退いた後すぐ、
その続きかと思わせるようなキラキラが続いてくる、
この繋ぎが大好きです。

数年前の「恋」が染み入って来る・・・
その過程が、淡々ときらきらと、割と早いテンポで語られます。

2番のサビの、
「目の前の花瓶に綺麗な君がいる」という部分が大好きで
ここが来るたびににやけちゃうんです；；

踊りの振りも、緩急もサウンドも・・・とにかく好み！！
ず～っと聴いてられます。この曲は。

８曲目、ユニットソングの
♪この世界が雪の中に埋もれる前に

サビのラスト、「エビデンス」という単語が気になったので、
調べてみました。

病院？などの専門・学術分野で使われる
「この治療法が良いと言える証拠」だそうです。

いろいろ選択肢があるなかでの、最良を選択する、その証拠
ってことかな？

それを踏まえて聴くと・・・
落ち着かない心が駆り立ててくるというか。

まだしっかり昇華出来ていませんが、一生懸命聴いてしまう曲です。

9曲目、みるきーさんセンターの
♪ジッパー

あざとい通り越して、いっそ清々しい；

Ａ1stの出だしに、♪Dear my teacher持ってきたAKBです；
若干引く気持ちもありますが、
なんかこういう1曲がないと、モノ足りない気がしてしまったり；

12曲目、
♪リボンなんて似合わない

まるっきり、この公演のテーマが1曲になって説明されている感じかな？

A6th「目撃者」の、♪サボテンとゴールドラッシュに近い印象があります。

「リボンなんて似合わない　ずっと好きだったのに」

チームＮだからこそ、説得力のある曲で大好きです。
女の子って、可愛い！

13曲目、
♪ドガとバレリーナ

来ました。
これは・・・この公演の為に作られた新曲・・・というよりは、
秘蔵の1曲を御開帳・・・って印象がある曲です。

イントロだけでワールドに引きずり込まれます。

とにかく、毒気・インパクト・出来・・・
全てにおいて次元が違います。

「ドガのように　光の中の君を写したい」

・・・ＴＨＥ・秋元康！！って曲ですね。
こんなに、本人が表に出てくる曲って珍しいと思うんです。

ところで、一般的に・・・
「ドガとバレリーナ」と言って、
パッとあの絵が思い浮かぶものなんでしょうか？

いや、私の場合は妹がああいう絵画馬鹿なんで、
本当に多少ですが、絵の観方も分かりますし、

対象の素晴らしさをそのまま、美しく表出したいという
この作り手の欲求を言い表すのに、
他のどの画家を差し置いても「ドガ」を持ってくるのは
まさに妥当！と染み入って来たのですが、

これ、うっすらでもドガや、他の画家様を知らないと
結構難しい内容なんじゃないかなぁ・・・と。

だからこその公演曲！かな。
何度も何度も反芻して、知識を得るとまた輝いて。

「天使」というモチーフに繋がるからこそ、
あとは・・・表現者集団のチームＮだからこそ、
この曲を投入できたんだと思いますが、

この公演に入れていただけて、
ハイレベルな表現を堪能できて、
本当に嬉しい1曲です！

14曲目、アンコール後の切り返し
♪情熱ハイウェイ

ここまでの流れを逆走する、パワフルソング。
・・・いいですね～///

公演は、いつもこのアンコール後の1曲目が
インパクトのある曲が多くって。

その前曲・「第一次締め」ソングとの切り返しが面白いです。

まだまだ書きたりませんが。

ＮＭＢ４８初の公演ＣＤは・・・
今までの公演ＣＤに負けず劣らず、
やっぱり名盤でした！！

シングル曲、アルバム曲も面白いんですが・・・やっぱり公演曲ですよ。

何度歌っても飽きないよう、表現に磨きがかかるように、
もう、練り込みが全然違いますもん！！

ＡＫＢグループの楽しみ方は本当に、
いろ～いろ用意されていますがｗ。

私の場合は・・・ひたすらコンテンツ漁りですね；
こんなに面白いモノがどんどん出てくるんですもん。

ｂｙ姉