レンタルしてきました。
映画感想
『劇場版名探偵コナン 業火の向日葵』
(2015年・シリーズ19作目・静野孔文監督)
ゴッホの描いたひまわりの中で、
第二次世界大戦中、日本・芦屋の空襲で焼失したとされていた
2作目のひまわりの、本人作とされる模写が、
ニューヨークで開催されるオークションに出品された。
絵画市場最高値・3億ドルで落札した鈴木財閥・鈴木次郎吉は、
会見の場で、今回落札した2作目のひまわりを含む、
全7枚のひまわりをすべて集めた、
「日本に憧れたひまわり展」を日本にて開催することを発表した。
しかし、その会見の最中、怪盗キッドが現れる。
・・・面白かった。
面白かったんですが・・・
えっと・・・とにかく、
それよりもとにかく・・・
超疲れた。
昨夜、11時過ぎから鑑賞を始めたのですが・・・
終わった時には頭ガンガンして、
寝るのもままならない状態に・・・。
いえ、私は映画鑑賞をすると、
たいてい1日がかりの、頭痛を伴うものになるんですけど;
それにしても、疲れた。
*以下、内容に関するネタバレあり感想です。
お気を付けください!*
★今回の作品、よく考えると・・・作中の期間内で人は死にませんでした。
ただ、殺人事件よりよっぽど悪質な大惨事OR大惨事未遂だらけでした。
心臓に悪いシーンがとにかく多くて、
すごい面白いんですけど・・・疲れた;
不特定多数なパニック感と、
あとはなんといっても・・・
人命より「絵画」の方が大事な気がしてきちゃって。
芸術に魅せられたって言い方が正しいのか分かりませんが、
あまりにも向日葵の絵画の扱われ方が、
当たり前のように「高価値」過ぎて;
まぁ・・・モナリザと並んで?
世界一有名な絵画・・・かもですからね;
ただ、「常識」が狂ってるな、って感覚が
あらゆる人々の行動・言動に垣間見えて、
その気持ち悪さがず~っと続いて・・・とにかく疲れた。
★前作にもまして
アクション・パニックシーンがド級でした・・・。
なんかもう・・・私の知っているアニメエンタメでは
ないものになってきてるな・・・コナン映画、
って感じでした;
★謎解きシーンの、犯人(たち?)の動機や経緯が
あまりにも浮いてて;
はっっ??なにこれ???ってなっちゃってたんですが、
どうも、脚本段階から1時間分くらい、
削って映画本編作ってあるみたいですね。
(Wiki情報)
きちんとした形で鑑賞してみたかった気持ちもあるのですが、
うーん・・・これ以上長くても頭痛くて大変そうだからな;
この形にしてくれて・・・私は助かりました。
★怪盗キッド、国際的に功労を表彰されるべきなほどの暗躍。
もはや、怪盗キッドVSコナンの闘いというより、
怪盗キッドVS犯人という闘いだった・・・。
★蘭姉ちゃんは、(青子ちゃんと一緒に)黒羽怪人がまとめて
幸せにすればいいんじゃないかな。
もういいよ・・・青子ちゃんと蘭ちゃん同一人物だった、とかでも。
蘭ちゃんがいい加減・・・可哀想ですよ・・・
いつもいつも、本題についていけなくて。
コナンくんは、小さいままで、
哀ちゃんを幸せにすることに全力を注げばいいんじゃないかな。
なんかもう、おっちゃんすっ飛ばして、国際的な警察との人脈築いてるし。
小さくなっても、最近常に素で全開じゃねぇか。
大丈夫だよ、このままでも。
★それにしても、なんでもござれの鈴木財閥です。
前作では、スカイツリーみたいなタワー建ててたし、
今回は3億ドルもの大金を積んで、ゴッホの絵画を購入、
さらに7枚のひまわりの展示の為だけに、
鍾乳洞地下建ての美術館を建設するという
・・・こいつら、世界一の金持ちなんじゃないか・・・と;
ただまぁ・・・劇場版でやるすべての投資事業、
必ずオープニングセレモニーの段階で
いわくつきなものになっちゃいますけど。
★チャーリー警部、一人だけキャラ立ち過ぎ。
この先も出てこないかな。わくわく。
業火の向日葵・・・要約。
ゴッホの向日葵という、かなり異質なモチーフで
ここまでアクションエンタメやるのか・・・って作品でした。
面白かった。すごく。
そして、心臓に悪すぎて、疲れた。すごく。
っていうか、次回作映画第20作目・・・
20作目って何??
20年???
えっ・・・20年???
化け物コンテンツ、名探偵コナン・・・
完結の日は来るのか?
あちこちのもだもだラブコメも、
20年間で、明らかに進展しているのが
佐藤・高木の警視庁カップルのみというこの現状も、
誰かいい加減打破しようよ。
特に大阪あたりとか希望。
・・・予告の雰囲気見るだに、
あまり大阪出てきそうな感じしませんでしたけど;;
by姉