もっくんの旨い物リスト

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  向酒店（多分ね）「利き酒セット」

  本当にそんな酒屋さんだったのか判りません。もしかして幻だった？フラフラしてるときに見かけて、たまたま立ち寄ってみました。だって気になるじゃないですか？いくつかの銘柄の中から1杯200円、3杯で500円で効き酒が出来ると言われました。もちろんお願いしましたよ。移動手段は電車＋徒歩だったし、ひかくてき時間の余裕もありました。一杯あたり90ml程度かな？和らぎ水がついているあたり、ここは判っている。少しだけ商売の邪魔をしながら、楽しいおしゃべりをさせてもらいました。また近くを通りかかれば、またいってみたいもんですね。★★★★　／★★★★★

  2017年06月23日

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  とある酒屋さんの試飲コーナー

  大阪市内にある酒屋さん（居酒屋では無く小売店）に、ちょっと洒落た試飲コーナーがあるんです。店の地下にあるテーブル席で、このグラスに自分で注いで味を確かめます。気に入ったか買って帰ります。有料ですが自己申告制なので、その気になれば何杯でも飲める訳です。地下には店員さんは居ません。当然そんな事はしませんよ。好みの味わいを伝えて、店員さんに数種類をチョイスしてもらいました。一番手前が芳醇でよかったです。★★★★☆／★★★★★

  2017年06月14日

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  日本酒「熊屋酒造 新酒まつり寒しぼり」

  今年の春先の蔵の新酒祭りで買って帰った酒です。ちょっと冷蔵庫で寝かせていた期間が長かったかも知れませンね。年１回の蔵開きでしか買えないお酒です。今年も心して味わいます。少々寝かせていた期間があったせいか、発泡感はあまり残っていません。でもすっごく柔らかい米の甘味を味わえる口当たりです。含んでいてもまず感じるのが、コクのある米の旨みです。ちょっとした酸味を伴っているので、甘味とあわせて厚みのある旨みを味わえます。刺激が無いから薄味に思えるけど、実は柔らかい味わいで食べ物を邪魔しない上品さがあります。すっと切れた後には、若干の酸味が残る後味です。これは中々の銘酒です。★★★★　／★★★★★

  2017年05月30日

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  白菊酒造蔵開き

  岡山の高梁市にある白菊酒造さん。今年も蔵開きに行ってきました。といっても日本酒の写真はありません。有料試飲券をかってお猪口に注いでもらうので、お猪口の写真しかないんですよね。試飲コーナーは人混みが多すぎて、ゆっくり写真をとる余裕もありませんでした。まずは定番のじっくん蕎麦。日本酒にトコトンあう蕎麦です。定番のつまみとして、屋台で串焼きをかいました。酒のあてという訳では無いけど、屋台と言えば焼きそばでしょう。そして締めとしてうどんを食って帰りました。折角の蔵開き。今度は日本酒の写真も撮らねばなりませんね。でも楽しい大人のお祭りでした。★★★★　／★★★★★

  2017年04月28日

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  日本酒「Tohachi」

  岡山の十八盛さんという酒蔵の1本です。毎年行われている蔵祭りにて購入しました。この日に蔵でしか買えない限定酒です。「限定」ってのには弱いんですよね。後ろにあるのは椎茸です。七輪があればよかったけど、カセットコンロで網焼きにしてアテにしました。旨い。シュワッとしたほど良い発泡感。まだ酒が発酵している最中なんですね。舌先にシュワシュワする発砲感を感じさせて、あわせて米の旨みとほど良い酸味が味わえます。流石の1本。★★★★☆／★★★★★

  2017年04月27日

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  十八盛2017年蔵開き

  岡山のジーンズの街「児島」にある酒蔵「十八盛」さん。今年も新酒祭りに言ってきました。他の列に並んでいて、これはいただけ無かった。鏡割りです。そしてこれが旨い。「じっくん蕎麦」。日本蕎麦ですが、これはプロの方が作ってないんです。なじみの酒屋さんと、その師匠さんがうっているらしいです。ざる1枚500円の圧倒的なコストパフォーマンス。そしてなにより腰があって旨い。酒をかってら、アテには串焼きを頼みました。牛串、牛タン、シロコロ、ホルモン三昧。1本290円です。 締めには珍しくラーメンとフライドポテトを頼みました。 あれ？酒の写真が無い？ははは。写真を撮ってないだけでいっぱいのみましたよ。★★★★　／★★★★★

  2017年04月22日

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  日本酒「桃の里 五百万石の夢」

  先日の赤磐酒造さんの新酒祭りで買った日本酒です。もちろんこれ以外にも沢山売っていましたが、なんか目が合ったというか目に止まったんですね。桃の里はすっきりした酒だと言われますが、これもその一つのようですね。すっきりした軽い口当たりですが、口の中では米の旨みがジワッと伝わってきます。そして程良い酸味が後から追いかけてきます。その味わいがすっと無くなる様に、サッパリとキレていきます。桃の里の味わいを凄く味わえる一品です。日本酒が苦手な人でも十分に味わえる品だと思います。美味しかった。★★★★　／★★★★★

  2017年04月03日

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  赤磐酒造 新酒祭り

  この時期は新酒の時期です。各蔵元さんはこれをアピールしたくて新酒祭りを開催します。酒呑みには嬉しい季節です。今回は赤磐酒造さんにいってきました。桃の里という清酒を醸している蔵元さんです。有料の試飲券を購入して、好きな銘柄を試飲します。もちろんアテもありますよ。蔵の敷地内に色々屋台がでているんですよ。まずはおでん。優しい味の家庭の味って感じですね。日本酒にあう(≧∀≦)。それから焼きそばです。日本酒のアテになるかと言えば違うかな、ビールのアテにはバッチリですよね。でも多少腹に入れないとダメでしょう。ちょっと薄味だったかもしれない。直ぐ近くに人気のパン屋さんがあるんです。そのパン屋さんが蔵の敷地内に出店を出店していました。当然アテになりそうな明太子フランス（このパン屋さんは別の呼び方でしたが、その名前は忘れましたww）を買ってみました。ジワって溢れる旨みがいい。御免なさい。今回も試飲の酒の写真はありません。写真を撮るより呑む方が優先ですのでσ(^◇^;)。★★★★　／★★★★★

  2017年04月02日

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  日本酒「雄町米生原酒　純米碧天」

  岡山の清音にある酒蔵ヨイキゲンさんの銘柄です。この春の新酒祭りにいって、試飲した中で一番気に入ったモノを買って帰りました。すっきりしたやや辛口でしょうか。純米酒ですから原料は米しか無い訳で、辛くなる要素は無いはずです。それでも辛口言うのはおかしいかもしれませんね。だからすっきり口と言う方が良いかもしれません。米の旨みの後にすっきりた辛味…いやすっきり味が感じられます。★★★★☆／★★★★★

  2017年03月24日

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  ヨイキゲン新酒祭り

  この時期は新酒の時期なんです。各酒蔵では続々と新酒が搾られています。そんな新酒の試飲販売を行うお祭りなんですね。今回は清音にあるヨイキゲンさんの新酒祭りに行ってきました。肝心の酒は写っていません。なんといっても、試飲用の小さいプラのカップに入れてもらえるので、見た目には面白くはインですよ。蔵内に出ている屋台で、串焼き（おそらく牛カルビ）を買って当てにします。粋酔日（すいようび）という、直営の居酒屋さんはおつまみセットを出していました。当然だけど日本酒のアテになるモノが詰め合わされています。マイ土産（？）に一つ買って帰って家吞みにします。今回の新酒祭りも楽しかった。★★★★　／★★★★★

  2017年03月21日

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  平喜酒造蔵参観日

  この日は平喜酒造の蔵の参観日にいってきました。 試飲の酒の写真はありません。まぁあってもプラのカップにお酒が入っているだけなんで、あまり見た目には良くないんですよね。この日は赤鶏というのをアテに買ってみました。まぁ醤油味で甘辛く味付けたカシワですね。いいアテになります。美味しく呑んでお土産のお酒を買って、締めもうどんを食べて帰りました。うどんの写真は訳あって有りませんww。★★★★　／★★★★★

  2017年03月09日

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  とある酒屋の利き酒コーナー

  外見は全く普通の酒屋さんです。大きい規模でも有りません。店外からは判らないのですが、地下に降りる狭くて急な階段（軍オタなら判るだろうけど、海自の護衛艦内の階段レベル）があって、その地下で日本酒用の巨大冷蔵庫から、好きな銘柄を出して試飲出来ます。古い造りの地下室で、もちろん窓もありません。天井も低くて奥に写っているパイプには、十分頭をぶつけます。でそんな隠れ家的な地下室で、銘柄をチョイスして利き酒する訳です。居酒屋でもないから、アテはありません。ちょっとだけあるなかで、酒粕チーズ豆腐を頼んでいます。チョイスは店員に任せる事も出来ます。今回は軽い飲み口から、重いものまで順番に5品出してもらいました。自分で注いで味をきくのですが、一杯220円です。自己申告制ですし、必要時以外は店員も地下室には入ってきません。そんな事はしないけど、手酌で飲み放題だってできるンですよね。なんか凄いシステムです。古酒を２本程追加して撤退しました。こりゃ素晴らしい。★★★★★／★★★★★

  2017年03月06日

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  日本酒「冬の月あらばしり」

  毎年楽しみにしている年末の「冬の月」です。しかもこれは、普段は注文の受け付けていない「あらばしり」です。あらばしりに関しては、ここでも何度もかいているし、知らない人はググってみて下さいね。さて今年のあらばしりはどうでしょうか。年末に買ってそのまま冷蔵庫で寝かせて有りました。ややおいた味わいを楽しみます。嘉美心さんらしい上品な甘さはいつも通りです。そしてあらばしりならではの発泡感。スパークリングとまでは言いませんが、それでも存分にシュワシュワ感が味わえます。米の甘味とちょっとした辛味さえ感じそうな発泡感。あわせて味わいに厚みがあります。毎年の味わい？違いますよ。大手酒造さんの日本酒が毎年同じ味なのは、ある意味驚きます。でも地酒の味は毎年違うんですよ。米の出来が毎年同じ訳じゃ無いでしょう？だから酒もそうなんです。今年のはやや酸味が際立っていたかな。いつも以上に旨かったと思います。★★★★☆／★★★★★

  2017年02月17日

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  熊屋酒造 新酒祭り

  この時期は嬉しい各蔵元さんの新酒祭り。まずは熊屋酒造さんです。一番の問題は一眼最後に楽しんだ、試飲６杯の写真を撮り忘れている事でしょうか(@@;)。そこは旨い酒なので想像していください。お昼近かったので蕎麦を食べてから巡ることにしました。じっくん蕎麦。これは絶品です。蔵元さんと、蕎麦的繋がりはないと聞いています。単にテナントで出店されてると思われます。だけどこれが旨い。程良い腰と蕎麦の風味。こりゃレベルが高い。酒のアテに岡山が誇るブランド牛の、千屋牛のサイコロステーキ串とうま煮を買ってみました。サイコロステーキ串は旨かった。ジューシーな脂身がある部位を使っていますね（そうじゃ無い場合もあるけど、自分の舌では判別不能）。うま煮も吉野家の牛皿を思い出しました。アレならちょっと七味を振るといいアテになります。…が甘かった(@@;)。お子様牛丼のそれよりも甘いかもしれない。素材の千屋牛の味をもっと引き出して使って欲しかったな。番人にウケるにはこのくらいの味が一番かもしれません、でも酒飲みにはちょっと甘すぎました。 酒の話はまた後日、買って帰った寒絞りを投稿しますね。★★★☆　／★★★★★

  2017年02月16日

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  日本酒「嘉美心 冬の月」

  毎年１２月に発売されている嘉美心酒造さんの冬の月です。毎年かいているので、もはや説明は要らないでしょう。優しい米の旨みが味わえます。今年のは少し酸が多いでしょうか。嘉美心の独特の甘味。甘ったるい訳で無くすっきりした甘味ですが、それを支えるようにピリッと酸が立っています。これで味わいに厚みがあるようで旨いです。★★★★☆／★★★★★

  2017年01月18日

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  日本酒「純米碧天（へきてん）」

  岡山のヨイキゲンさんの一品です。日本酒だけで無く焼酎なども醸されている蔵です。元旦に試飲販売をされていると聞いていたのですが、そこで一番美味しかった1本を買って帰りました。刺激がすくなく軽やかな口当たりです。それでも含んでいたら旨みののった爽やかな米の味わいがあります。すっきりした後味をのこしてキレていきました。後味には若干の酸味がありますが、米の甘さが味わえる一品でした。★★★★☆／★★★★★

  2017年01月10日

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  日本酒「大典白菊トリプルA」

  白菊さんの銘柄で、「朝日」・「アケボノ」・「アキヒカリ」を使用し精米を70%で醸した特別限定酒です。食米の旨味を上手に表現した1本。原料米　岡山県産　朝日米　29%　　　　　　　　　アケボノ　48%　　　　　　　　　アキヒカリ　23%3種類の酒米から造っているので「トリプル」なんですね。今年は2回目の購入です。今回の味わいはどうでしょうか？柔らかい口当たりです。そして口の中で感じるのはほど良い発泡感です。スパークリング日本酒という程ではありませんが、舌先にちょっとした刺激が集まってくる感じです。もちろん米の旨みも十分に感じられます。コンセプト通りの味わいといった処でしょうか。米の旨みを口内に残してキレていきました。やや感じる酸味がさっぱり感を演出しています。★★★★☆／★★★★★

  2016年12月30日

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  日本酒「かもみどり　純米無濾過あらばしり」

  丸本酒造さんの一品です。賀茂緑というシリーズの、純米　無濾過荒走りです。勝手なイメージかもしれませんが、賀茂緑はライトで呑みやすいイメージがあったんですが、これは無濾過でしかも荒走りです。ちょっと濃いめの賀茂緑を味わってみましょう。優しい口当たりですが、やや甘味が強調された味わいです。無濾過である故でしょうか、しっかりコシのある甘味が味わえます。舌先に若干発泡感のある刺激があります。この甘さと刺激がいいバランスで口の中に広がります。すっと酸を残して切れていきます。★★★☆　／★★★★★

  2016年10月14日

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  日本酒「純米大吟醸朝日 多賀治 無濾過火入れ原酒」

  岡山県倉敷市の十八盛酒造さんの醸す銘柄多賀治です。特にこれを買いに行ったわけではないですが、なじみの酒屋さんで進められました。同行した飲み友達が試飲して一気に気に入ったようです。（筆者は運転がありました）その感想を信じて買ってきました。備前赤磐赤坂産朝日を100％使用して精米歩合は50％朝日米のふっくらとした味わいがあり、穏やかな香りが心地よく軽い酸もあり、食中酒としてもオススメです。だって。へ～味わってみます。口当たりは優しいですが、含んでいると口内に広がっていく米の甘味が味わい得ます。発泡感を若干感じさせて、さらに軽い酸味が追いかけるようにやって来ました。すっと消えていくのど越しで、口の中に日本酒らしい旨みを残して行きます。後味はやや酸味が強めに出るようですね。日本酒のいい味をしっかり出してます。うまい。★★★★☆／★★★★★

  2016年09月26日

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  日本酒「GOZENSHU9(NINE) ブルーボトル」

  しぼりたてのお酒を生のまますぐにビン詰めし、冷蔵保存＆熟成させた酒です。清酒製法の起源といわれる「菩提もと」という製法で造られた夏酒です。米を入れた水に天然の乳酸菌を発生させて「そやし水」というのを造ります。この水をはじめに加えることで、雑菌を抑えながらアルコール発酵を促せる技法です。雑菌の繁殖が少ないので、夏場でも安全・キレイな酒が造れます。夏酒であるブルーボトルにふさわしい製法ですね。使用米・精米歩合　　雄町65％アルコール度数　　　15度日本酒度　　　　　　5.0（やや辛口）酸度／アミノ酸度　　1.4／1.2スペック以上に甘めに感じてしまいます。すっとした甘さが味わえる口当たりです。そして口の中では甘ったるい訳ではなく、上品な甘味が口いっぱいに広がります。この味わいがすっときれる切れ味ですが、キレた後に上品な酸味を残して行くようです。軽めの味わいなのでグビグビ行けてしまいます。★★★★　／★★★★★

  2016年09月13日

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  都美人　しぼりたて　純米吟醸

  淡路島の地酒 都美人酒造株式会社の一品です。蔵のホームページの商品説明をみても、このボトルの説明はなかったんです。詳細なスペックは判りません。濁り酒のようなんですね。その濁り酒にしては、独特の甘さは控えめです。優しい口当たりですが、口の中ではしっかりした米の甘味が味わい得ます。そのまま含んでいるとちょっとした発泡感を感じさせるほど良い刺激があります。すっきりキレます。そのあとでのどの奥から暖まるようなアルコール感を感じます。★★★★　／★★★★★

  2016年08月08日

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  日本酒「川鶴 讃岐くらいでい」

  香川県にある川鶴酒造さんの珍しい一品です。ラベルばかりで中身が見えない写真だったのが残念でした。真っ白い色のにごり酒です。アルコール度数は6%程しか無いのでビール程度です。しかし酸度は普通の日本酒の倍ほどあると聞いています。おすすめの呑み方はロックだそうです。ジョッキに氷をいれてから注ぎ、ごくごく呑むのがいいそうです。その味わいは…まるでカルピス。まさにあの味わいです。酸味があってほんのり甘い。酸味のおかげでごくごく爽やかに呑めます。夏にはぴったしの変わり種の日本酒でした。★★★★　／★★★★★

  2016年07月18日

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  日本酒「大典白菊夏こよみ」

  岡山の白菊酒造さんの夏酒です。岡山県人で有りながらこの銘柄はあまり出会いがありませんでした。今回で２回目の購入です。前回の味わいをあまり覚えていないので、改めて味わいます。勉強（？）不足スミマセン。何だろう？すっごくすっきり系です。軽い口当たり。含んでいて感じるのは優しい米の甘さです。すっと無くなる様なあっさり系ののど越しです。サッパリした酸味が少し沸き上がる後味で、全体的に軽く呑めます。夏酒なので重たいモノは要らなという味付けなのでしょうね。白菊さんの酒はもう少しどっしりした印象があったのですが、これは少し印象が違った味わいに感じました。日本酒らしい日本酒が苦手、なんていう人でも是非に試して欲しい一品です。★★★☆　／★★★★★

  2016年07月06日

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  日本酒「大典白菊トリプルA」

  岡山県にある白菊酒造さんの限定品です。岡山の酒米と言えば雄町米が有名です。他では山田錦が有名でしょうか？そんな酒米ですが、普通にご飯として炊いて食べたらあまり美味しくないそうです。そこで食べる食米の美味しさを酒の味に出来ないか…というコンセプトで造られた酒です。朝日米、アケボノ、アキヒカリ、この3種類の米を70％磨いて醸した無濾過生原酒です。アルコール度数　16～17度精米度数　70％日本酒度　＋3～4酸度　1.9アミの酸度　1.3柔らかい口当たりです。そして口の中で感じるのはほど良い発泡感です。スパークリング日本酒という程ではありませんが、舌先にちょっとした刺激が集まってくる感じです。もちろん米の旨みも十分に感じられます。コンセプト通りの味わいといった処でしょうか。米の旨みを口内に残してキレていきました。やや感じる酸味がさっぱり感を演出しています。★★★★☆／★★★★★

  2016年06月25日

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  日本酒「多賀治 純米大吟醸 朝日 無濾過生原酒」

  十八盛酒造さんの銘柄です。児島にある蔵元さんですが、児島はジーンズの街として世界ブランドですよね。デニム生地でコートされた酒を売っているほどです。見ての通りこれはデニムは関係無いですが、協会14号酵母と7号酵母のブレンドです。が…自分では酵母の違いは分からないでしょうね。もちろん雄町米バージョン同様に、しぼられたそのままを垂口から直汲みした一品です。フレッシュな味わい事瓶詰めされています。・原材料　米（朝日米）・米麹（朝日米）・精米歩合　50％・アルコール度　16度・日本酒度　+2.0　・酸度　2.2発泡日本酒とまでもいかないけど、開栓時の音から想像できるきました。かなり強めにシュワシュワ感を感じます。そのため口当たりはちょっと辛めにも感じるのですが、含んでいたら上品な甘めの米の味わいを感じます。流石大吟醸ですね。そして酸味を残してからすっと消えていきます。舌の根に、すっきりした米の旨みを残す切れ味です。★★★★　／★★★★★

  2016年06月19日

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  日本酒「純米雄町 多賀治 無濾過生原酒 限定直汲み」

  十八盛酒造さんの一品です。地元のお米と水にこだわり、真の通った誠実なお酒を目指すというコンセプトの元、じっくりと丁寧に醸された純米酒です。今は全国的に知られる酒米である雄町米は、岡山が原産の米です。岡山の蔵元さんは、この雄町使いが多いようです。この多賀治もいくつかのバージョンが有りますが、その中の雄町バージョンです。原材料・岡山県産雄町100％・精米歩合68％・アルコール度数16度一緒には優しく感じる口当たりですが、直ぐに感じるのはシュワッとした発泡感です。スパークリング日本酒という程ではありませんが、通常の日本酒の中では際だった発泡感です。同時に酸味が際立ってきました。口の中ではこの発泡感でピリッとした酸味が味わえます。そして米の旨みもたっぷり味わえます。あまり磨いてないからでしょうか？濃厚であってもすっと軽く胃に消えます。その後で、ぶわっと酸味が口の中に開くように広がる後味です。★★★★☆／★★★★★

  2016年06月07日

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  日本酒「燦然 雄町 無濾過生原酒」

  菊池酒造さんの一品です。雄町米は元々岡山が原産の酒米です。岡山市には雄町という地名があります。そこで育てられていたのが起源のようですが、今や日本を代表する酒米の一つですね。その岡山が誇る雄町米の旨さを引き出すことを追求した銘柄です。無濾過で火入れなしの生原酒は、元々は酒造りの最中の蔵元でないと味わえなかったものです。そのフレッシュな味わいを楽しみます。優しい口当たりですが、口の中ではやや酸味が際立って感じます。純米酒らしい米のふくよかな甘味もありますが、それを覆い被すように酸味です。もちろん酸っぱいだけって訳ではありません。甘味を感じた後でやや酸が聞いてきます。６：４程度でしょうか。その後この酸を残して切れていきます。切れた後ではじんわりとした旨みが舌の根にわき上がる後味です。★★★★　／★★★★★

  2016年05月26日

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  日本酒「くどき上手　純米大吟醸　しぼりたて　無濾過生原酒」

  くどき上手とは山形県の亀の井酒造さんの町代表銘柄です。自分には縁遠い「くどき上手」です。少しでもあやかりたいモノです。出羽の里特等米というお米を48%まで磨いた純米大吟醸です。この歳のモデルは日本酒度－２．０というやや甘口です。優しい口当たりですが、すっごく濃厚な甘さを感じます。48%まで磨いていてこの濃厚さというのは凄いですね。刺激がある訳ではないけど、力のある米の甘さです。優しい甘味をグイグイ押し込んでくる力強さがあります。力強いと言っても、刺激がある味わいという訳ではありません。大吟らしいフルーティーさが有りなが、どこか昔の２級酒の無骨さがある。そんな一品でした。★★★★☆／★★★★★

  2016年05月02日

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  2016年菊池酒造蔵祭り

  燦然という銘柄の日本酒が有名な菊池酒造さん。毎年春の蔵祭りに行ってきました。パンフレットをもって行けば無料で３品試飲させてもらえます。もちろん後で有料で別の銘柄を試飲する事もできます。有料試飲は５品でした。今回は何度も席を立って試飲分をもらうのが億劫（凄い並んでいるんです）で、この日限定の搾りたて原酒を買ってきました。濃厚でちょいクセがあって美味しい。アテは蔵内の屋台で買った燻製です。・ウインナー・チーズ・卵・ハンバーグ味が濃縮されていて美味しい。生原酒によくあいました。やっぱり蔵祭りは楽しい。また来年も参加したいです。★★★★　／★★★★★

  2016年04月27日

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  24日の日記

  菊池酒造さんの蔵祭りにいってきました。薫製を売っていたのをアテに買おうとしたのですが、時間が早かったのか、少し待って欲しいと言われました。暫く後に、「お父さんできましたよ」と声をかけてもらいました。あれ？確かにお父さんですよ。だけど、お兄さんでなくお父さんと声をかけられたのは初めてです。ちょっとショックかなσ(^_^;薫製はおいしかったけど。処でスマホから更新したら、なぜか写真がつていませんでした。訳分からないブログになりましたね。改めで写真を追記します。（18:00）これがその燻製盛り合わせです。ついでにもう少し追加アップ。こんな感じで数種類の酒を試飲させてもらえます。これは3点だけど、有料の試飲チケットを使えば５品の試飲ができるんです。このあたりの取り決めは蔵それぞれですが、２～４月の週末の楽しみなイベントです(*⌒▽⌒*)

  2016年04月24日

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  春に吞む　日本酒「嘉美心冬の月」

  岡山が誇る酒蔵の嘉美心さん。そこの冬の限定酒の「冬の月」があります。毎年買っていたます。今回色々いそがしくしていて、やっと開栓できました。もちろん冷蔵庫で保管してありましたよ。うん。やっぱりうまい。甘口の酒を醸すことで有名な嘉美心さん。この冬の月も当然甘口です。でも甘ったるい甘さではなく、すっきりした甘さになっています。そして寝かしてあった事によるモノか、今年（いや去年）のもでるはやや酸味を多く感じます。その甘味がすっとキレるすっきりの切れ味です。後味にはやや酸味が残る感じでしょうか。★★★★☆／★★★★★

  2016年03月29日

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  日本酒「楯野川　初槽（はつふね）生　純米大吟醸」

  楯野川の新酒第一号がこの銘柄です。出荷は年に1回だけ。11月に出荷される数量限定品です。初槽とはその酒造年度で一番初めに搾る新酒です。原料米には自社酒米研究会の酒米「美山錦」使っています。これを５０％に精米します。鳥海山の伏流水を仕込水に、山形KA号酵母にて仕込んだ純米大吟醸のうすにごり無濾過生原酒です。少々冷蔵庫で寝かしていましたが、やっと味わえます。原料米　　　　　山形県産美山錦精米歩合　　　　50使用酵母　　　　山形KAアルコール度数　16～17日本酒度　　　　+2酸度　　　　　　1.5アミノ酸度　　　1.0柔らかい口当たりです。口のなかでの味わいは、どちらかと言えば甘口に近いかも知れません。それでもきりっとした辛口の様相も持ち合わせています。いや純米酒なので基本的には辛くなる要素は何もありません。すっきり口という方がいいかもしれません。そして甘口と辛口（すっきり口）が見事なバランスで共存しています。大吟醸らしからぬ力のあるボリューム感です。そしてそれが旨みとして舌に伝わってきます。それでも決して重たいという味わいではありません。旨みが軽快に舌を転がった後は、すっぱりキレる切れ味です。後味にはじんわりした酸味が味わえますが、これもサッパリしたモノになっています。楯野川らしさを感じさせるスッキリ軽く仕上がっています。★★★★☆／★★★★★

  2016年03月19日

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  イオンモール岡山「チョイ吞みサーバー」

  ここに書くのは2回目です。目新しい無いようでも無いんですが（中の酒は随時入れ替わって目新しくなっています）、ちょっと書きたいことがあったので再登場です。イオンモール岡山内にあるチョイ吞み酒サーバーです。一杯百円から有料試飲出来ます。といっても100円なら写真の量です。下手すれば一口ですね。さらには銘柄によっては、この写真の量で900円するヤツだって有ります。清水の舞台から飛び降りても代えません。これは事前チャージのプリペイドカード式なんです。1000円単位でチャージするんですが、有効期限が３ヶ月なんですね。それをすぎると使えなくなりますが、残高は返金に応じてくれます。で、何が書きたかったのかというと…先日３ヶ月経ったので返金に行ってきました。そうすると900円返金があったのですが、小銭が重いので100円足して新しいカードをもらいました。その日はカードの更新だけで帰る予定だったのですが、無条件でグラスを渡されるんですね。呑む気になるじゃ無いですか。幸い予定に余裕があったので、何種類か試飲させてもらって帰りました。と酒飲みの与太話でした(￣∇￣)★★★★　／★★★★★

  2016年03月05日

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  日本酒「天女舞」

  お土産にもらいました。よって詳細不明です。ラベルが特徴的ですね。花の舞さんの製品ですが、蔵のサイトにも載っていません。おそらく蔵のレギュラー酒が入っているものだと思います。爽やかな飲み口です。やや甘口に感じるけど、ふくんでいると辛みも適度にある様子。甘さと辛さがバランス良く入っている感じです。すっとキレて、キレた後で若干の酸を残していく様な後味です。この爽やかさなら飲み飽きず、いつまでも吞み続けるかもしれません。★★★　　／★★★★★

  2016年02月12日

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  日本酒「平成28年2月4日 嘉美心 立春朝絞り」

  ２月４日は立春の日。立春の日は旧暦のお正月にあたります。その前日の夜、節分に豆まきをするのは、邪気を払い福を呼び込み、新しい春を迎えるためです。その立春の朝に搾ったお酒を神社でお祓いをして、その日のうちに消費者にとどけるというのがこの立春朝絞りです。もちろん縁起物です。願掛けして吞めば願いが叶うというこのお酒。毎年吞んでいます。そしてラベル裏にはおみくじがあります。今年も大吉でした。多分大吉しかないのでしょうね。嘉美心さんらしい柔らかな甘味。べとつかないサッパリした甘味です。去年のモノの味わいはハッキリ覚えてはいないのですが、今年の方がよりスッキリした甘味に感じます。搾ったばかりの酒の証拠の発泡感はより強い気がします。もちろん炭酸が入ったものに比べれば遥かに弱めですが、ふくんでいたら舌先にピリピリとした刺激を感じます。スッキリの切れ味ですが、じんわり柔らかい酸味を後味に感じました。★★★★★／★★★★★

  2016年02月06日

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  日本酒「くどき上手　純米大吟醸　雄町44」

  山形県・亀の井酒造 株式会社さんの銘柄です。くどき上手という銘柄はここの代表格ですが、その中の雄町44バージョンです。その名の通り、岡山産の雄町米を44%まで磨いた純米大吟醸です。そして１度のみ瓶燗火入れを行って瓶貯蔵、一夏寝かせて落ち着きと旨味を引き出してから生詰めで出荷されます。アルコール度: 17度以上18度未満原料米: 　　　　米、米麹精米歩合: 44%使用酵母: 小川10号・M310日本酒度: -2酸度: 　　　　1.2純米大吟醸らしい柔らかな口当たりですが、口の中では純米大吟醸とは思えない程のコクのある米の旨みが味わえます。もっと香りを楽しむタイプの酒かと思っていたのですが、いい意味で裏切られました。舌の周りにまとわりつく様な濃厚な甘味が味わえます。そしてその甘味の向こうにしっかり酸味も感じられて、味わいに厚みをもたせています。ほんの少しの酸味が甘味を引き出しているようです。すっきり酸でキレて、さっぱりの後味は流石の純米大吟醸の味わいです。★★★★☆／★★★★★

  2016年01月19日

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  日本酒「嘉美心 冬の月 荒走り」

  嘉美心さんの12月出荷の限定品です。ここでも何度も書いていますね。嘉美心さんはこの銘柄に限らず、とれたての新米をふんだんに使い　米が本来持っている『旨味・香り』にこだわり抜いている蔵元さんです。酒一本あたりに使う米の量を増やし、一貫して高原価旨口造りを続けています。その代表格と言っていい冬の月。そして搾った最初の部分の荒走り、ぎゅっとつまった米の甘味を味わいます。とろっとした様な甘みが印象的ですね。今年の「冬の月 荒走り」は何時ものより甘味がたっぷり出ているような気がします。そのまま含んでいたら、舌の先にほんのちょっとピリッとした刺激が感じされます。酸味があまり表にでないようですね。すっとキレて胃に消えていきます。ジワッとした旨みと酸味が口の中に沸き上がってくる様な後味です。甘ったるい訳でなく上品な甘さを上手く引き出した今年のも旨い。★★★★★／★★★★★

  2016年01月13日

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  日本酒「備前雄町　特別純米 無濾過生原酒　川鶴」

  香川県の川鶴酒造さんの代表銘柄です。この蔵元さんでは県外の酒米を使うのは例外的です。タイトルからも判るように、使われているのは海をはさんだお隣の岡山産備前雄町です。味わって見ます。原料米： 備前雄町１００％精米歩合： ６０％使用酵母： アルコール度数： １７度 　日本酒度： ＋５酸度： １､５生原酒なので冷やして頂きます。きりっと冷えた柔らかい飲み口です。そして口の中では上品ではある物のしっかりした米の旨みが広がります。そして爽やかな酸味を感じさせてくれます。どちらかと言えばこの酸味がまさっているのでしょうか。含んでいると渋味というか多少辛さを感じるようなキリっとした味わいになってきました。その後の後半のノビもいいですね。芳醇さとフレッシュ感を味あわせてくれます。そして、酸が余韻を残しつつキレイに切れて行きます。★★★★☆／★★★★★

  2015年12月27日

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  日本酒「大典白菊　雄町　限定酒　生原酒おりがらみ」

  白菊酒造さんの銘柄です。どうやら出荷量が極めて少ない限定酒らしくで、いきつけの酒屋さんでお勧めされました。蔵のホームページに載ってないので詳しいスペックは不明です。原料米 雄町米100%精米歩合 50%アルコール度数 17度以上18度未満流石大吟醸だとおもえるような柔らかい口当たりですが、口の中では十分に米の旨みが味わえます。50％まで磨いているとは思えない程の米の甘さです。オリが絡んでいるから、純米大吟醸であってもこの深い甘さを感じるのでしょう。半年ほど冷蔵庫で寝かせてあったとはおもえないのが、舌先に感じる発泡感が十分に残っています。このピリッとした発泡感が辛みにもなって、口の複雑な味わいを醸し出します。すっとキレるいい切れ味です。このあたりは大吟醸のスペックらしいです。後味にはコク深くてやや強めの酸味がわき上がってきました。★★★★★／★★★★★

  2015年12月16日

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  日本酒「田酒　特別純米酒」

  日本酒を好きな人なら聞いた事はあるはずですね。あの田酒です。田んぼから出来たもの以外は使わない…つまりは純米酒にこだわった有名な酒蔵さんですね。プレミアム価格がついて倍くらいの値段でネットでは取引されているようですが、それは流通業者が付けたモノであって、酒蔵さんの意図とは外れている気がします。低海外では買わないのですが、今回定価で手に入る機会がありました。以前も投稿した銘柄ですが、また今回も味わって見たいと思います。甘味をしっかり感じる口当たりです。そのまま含んでいても濃厚ではあるけど上品さも兼ね備えた、柔らかくふくよかな米の甘味が伝わります。芳醇甘口でしょうか？含んでいても酸味はあまり感じませんがそのままスムーズなのど越しで胃に消えた後に、舌の根にじんわりと酸味が沸き上がってくるような後味です。このじんわり酸味が実に爽やかです。何処までも甘さだけを追求するのではなく、いいアクセントの酸味と切れ味を持っているので単なる甘口にならず、良酒たるゆえんなのだと思います。★★★★☆／★★★★★

  2015年11月26日

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  日本酒「酔心米極（すいしんこめのきわみ）初吞みきり　芳醇辛口純米酒」

  夏に蔵で、その年に搾った酒の再確認行います。これを初吞みきりと言います。その緊張の瞬間が終わった後、蔵人達は吞んで騒ぐらしいですね。気持は判ります。今酒造期に絞った酒を、蔵内の低温で囲った酔心米極の原酒がこれらしいですね。飲み頃を瓶詰めした夏酒です。ちょっと夏本番は過ぎてしまったけど、心して頂きます。優しい口当たりです。芳醇ではありますが、辛口ですか？凄く芳醇な甘口にさえ感じます。だいたい純米酒ですからね。これは甘くて美味しいです。辛くなる要素は入ってないんです。すっごく芳醇な旨みを伝えてきますが、意外なほどすぱっとキレるんです。キレすぎるからそれまであった甘味がなくなって、その反動で辛みを感じるような気もします。これが辛口なんですかね？そして、酸味が上品に感じられる後味です。★★★★　／★★★★★

  2015年09月16日

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  日本酒「酔心米極（すいしんこめのきわみ）初吞みきり　芳醇辛口純米酒」

  夏に蔵で、その年に搾った酒の再確認行います。これを初吞みきりと言います。その緊張の瞬間が終わった後、蔵人達は吞んで騒ぐらしいですね。気持は判ります。今酒造期に絞った酒を、蔵内の低温で囲った酔心米極の原酒がこれらしいですね。飲み頃を瓶詰めした夏酒です。ちょっと夏本番は過ぎてしまったけど、心して頂きます。優しい口当たりです。芳醇ではありますが、辛口ですか？凄く芳醇な甘口にさえ感じます。だいたい純米酒ですからね。これは甘くて美味しいです。辛くなる要素は入ってないんです。すっごく芳醇な旨みを伝えてきますが、意外なほどすぱっとキレるんです。キレすぎるからそれまであった甘味がなくなって、その反動で辛みを感じるような気もします。これが辛口なんですかね？そして、酸味が上品に感じられる後味です。★★★★　／★★★★★

  2015年09月11日

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  日本酒「特別純米原酒 海の道 寄島」

  大好きな嘉美心酒造さんの一品です。この蔵元さんがある場所の地名が「寄島」なんです。その地名を冠する酒だけに、地元愛に満ちた一品なんでしょうね。柔らかい口当たりですが、凄くコクのある米の旨みが味わえます。いつも通りの嘉美心さんの甘めの味わいですが、同蔵の他の銘柄とはちょっと違った感じです。原酒だからなのでしょうか？他の銘柄も甘口であっても甘ったるい訳ではない上品な甘さです。この寄島はそれに加えて、更に凄くコクの深い米の旨みでです。口当たりに感じたこの旨みですが、含んでいた時にもこの旨みがすごく際立っています。上品な酸味はあるけど、刺激的な酸味や辛みがある訳じゃない。だけどこの味わいを押し込んでくるこの芳醇な味わい。蔵人の技を感じる一献でした。★★★★　／★★★★★

  2015年09月08日

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  イオン岡山「チョイ吞みコーナー」

  イオンモール岡山。西日本最大級のイオンモールですが、この中に日本酒サーバーを備えたチョイ吞みコーナーが出来ました。つまりは有料の試飲コーナーなんです。いっぱい40mlという量が100円から味わえます。専用のカードに1000円単位でチャージして、サーバーに差し込んでから欲しい銘柄のボタンを押せばグラスに注がれます。100円からですが、高級な銘柄は200円だったり400円だったりします。もちろん100円銘柄を２ショット分（という表現で良いのかな？80ml分です）購入する事も出来ます。駅前には立ち飲み屋もあるますが、こういうちょっと呑めるコーナーがあるのも面白いですね。酒飲みの勝手な考えですが、昼間から酒が呑める場所がある街は活気があると思います。★★★★★／★★★★★

  2015年08月21日

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  日本酒「玉川IceBreaker」

  英国人杜氏が醸す異色の日本酒IceBreaker。夏前に発売されるロックで吞む専用の日本酒です。他に日本酒でもロックで呑む事を前提に出荷されるモノが最近はありますが、元祖（自分の中では）と言えばこのIceBreakerです。日本人で無いからこそ、日本酒の概念にとらわれない日本酒を醸すことが出来るのでしょうか？他の日本酒にはない酒が多いですが、このIceBreakerもその一つでしょうね。毎年買っていますが、今年の出来はどうでしょう？もちろんロックで吞みます。柔らかい口当たりです。ロックになる事を前提に作られて居るからでしょうか。薄まった感じはなく、含んでいたら柔らかいながらもしっかりとした米の甘味が味わえます。ちょっとした酸味も感じます。米の旨みと酸味…これで薄まったとしても厚みのある味わいを与えているんでしょうね。夏酒らしくすっきりキレます。さっき、ちょっと感じた酸味がすーっと沸き上がってきますね。酸でキレる夏酒の手本のような味わいです。★★★★☆／★★★★★

  2015年08月15日

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  日本酒「GOZENSHU9　ブルーボトル」

  以前ここにも紹介しましたね。ナインシリーズは通年販売されている通常のレギュラー酒もあるのですが、各季節毎にそれぞれ限定発売されているものがあります。夏の限定はこれブルーボトルです。今年は数年ぶりに買ってみました。日本最古の製法「菩提もと」づくりという珍しい製法で醸されています。米を入れた水に天然の乳酸菌を発生させてつくる「そやし水」。この水を「もと」づくりのはじめに加えることで、雑菌を抑えながらアルコール発酵を促せるというものです。夏場でも安全に酒造りができるそうです。ちなみにナインという名前の由来は9：清酒の概念を革新していく、女性杜氏を中心とした若い蔵人の数。9：十分と思うことなく（十の手前ってことで９）、常に「もうひとつ上」を探求し続けるこころ。9：数字の最上位＝いまの自分たちがつくりえる、この上ない味わい。だそうです。1度お会いしたことがある、全国でも珍しい女性杜氏さん。素敵な方でした。柔らかい口当たりとふくよかな含み心地です。夏酒らしく全体にライトよりではありますが、それでも上品に米の旨みを伝えてきます。この米の旨みと爽やかな酸味が見事にバランスしています。だから少々ライト系であってもしっかり味わいがあるんですね。すっと消えていくようなスムーズなのど越しです。後味にはやんわりとした酸味が沸き上がってきて、そのまますーっとキレていきます。旨みを感じさせて酸でキレる。成る程。味わいの配分もバランスが良い。「夏はロックで楽しまナイン？」なんて書いて有りました。ちょっと試して見ます。焼酎のロックがそうであるように、フルーティーさを得て一気に飲みやすくなりました。もちろんストレートで飲みにくかった訳でも無く、十分にサッパリした爽やかな味わいだったのが、さらに爽やかになりました。日本酒の味がするソフトドリンクでしょうか？言葉を間違えれば薄まって薄味になったと聞こえるかも知れません。それはもちろん薄まった感はあります。でもその分軽やかになってサッパリ呑める夏酒らしさは増加しました。日本酒はちょっと…とう人にも試してもらいたい味わいです。★★★★☆／★★★★★

  2015年08月05日

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  日本酒「田酒　特別純米」

  あの田酒です。西田酒造店が醸す青森の超有名な地酒です。純米酒ということですが、田んぼで出来たもの以外は使わない、という事で田酒というネーミングです。プレミア価格がつくこともあるほど手に入りにくい酒ですが、今回きちんと定価で買えました。以前もここで書いていますが、折角なのでまたネタにさせて貰います。アルコール度　15.6%日本酒度　＋3華吹雪　55%精米優しい口当たりです。なんとも柔らかい。そしてよく行く酒屋のご主人が言っていました。「有名な銘酒って甘口が多いんだよ」すっごくよく判ります。これの日本酒度とかのスペックは別として、すっごく甘く感じます。それこそ田んぼで出来たもの以外は使っていないので、甘くなる要素は米の甘みしか有りません。その甘みが凄くよく出ています。ほっくほくに炊けた美味しいご飯が甘いように、その甘さがしっかり出ています。単に甘いだけの甘ったるさはありません。注意しないと判らないけど、この甘みがオブラートしている日本酒独特の酸味があって、味わいに厚みがあります。けっして酸が際立っている訳で無いですが、静かに存在を主張する感じです。すっと消えるのど越しと、あっさりの後味ですね。含んでいた時の甘味が、すっと無くなる様なのど越しです。そして後味にはさっきまで縁の下だった酸味が沸き上がってきました。これがなんとも上品な酸味だから、含み心地の甘さといいバランスなんです。全体的にまとまっています。流石の味わいです。★★★★☆／★★★★★

  2015年07月17日

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  日本酒「室町酒造 備前幻純米吟醸」

  創業1688年の岡山県内でも一番歴史があるとも言われる蔵元の室町酒造さんの一品です。実は我が家から2番目に近い酒蔵さんです。地元の雄町米を使った純米吟醸酒です。酒米として有名なのは他にも山田錦がありますが、香りの山田錦、味の雄町米とも言われます。ここはその雄町米にこだわる蔵の一つです。その雄町米の純米吟醸酒です。「モンドセレクション」2008年金賞受賞（金賞３回・銀賞３回）また「BTI（本部シカゴ）」において2006年度金賞を受賞した銘酒を味わいます。吟醸酒らしい香り…は判りません。何度か書いたことがありますが、匂いには凄く鈍感なんです。その分、舌をフル稼働して味わいを確かめます。柔らかく優しい口当たりですが、同時に米の甘味を感じます。吟醸酒とは強めの味わいですね。ラベルを隠して吞んだら、吟醸がつかない純米酒と思ってしまうかも知れません。口の中でも旨みタップリです。旨みタップリと言っても、なんとも軽やかな味わいも併せ持っています。余り酸味を感じないけど、厚みのあるような濃厚な旨みと、軽快な吞みやすさが同居していると思えます。消えて無くなる様なスムーズなのど越しですね。舌の根元にほんのりした酸味を残して無くなるようです。後味にはやっと日本酒らしい酸味がわき上がって、その酸でキレていきました。★★★★　／★★★★★

  2015年07月11日

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  日本酒「獺祭初心」

  もはや世界のブランドの獺祭ですが、一般的な獺祭50をつくる行程で、思わず番外酒が出来てしまいました。仕込んでいる時の米のDNA検査で、コシヒカリが20%混ざっている事が判ったそうです。原因は農家の乾燥機にコシヒカリが残っていた事です。かといって酒税法に違反するとか、食品管理上問題がある訳ではありません。純米大吟醸を名乗ってもいいのですが、獺祭は山田錦と決めているそうで、「純米大吟醸」を外して、初心に返って、こんなミスは犯しません。との意味を込めて「獺祭 初心」として販売されました。もう2度と出てこないと思われる獺祭ブランド。手に入ったのでのんでみます。50％スペックは純米大吟醸です。もうちょっとすっきりした味わいを想像していたのですが、口当たりこそは柔らかいモノの、口の中では大吟醸らしくない芳醇な甘味があります。米の旨みタップリです。ほど良い酸味もあって厚みのある味わいになっています。悪く言えば大吟醸らしい洗礼された豊かな味わいで無く、やや雑味がある純米酒に近い味わいのかも知れません。でも、普段大吟醸なんて飲まないので、この味わいは嫌いじゃありません。この味わいがすっと無くなるスムーズなのど越しです。さっきのほど良く感じた酸味が軽やかに先上がってくる後味です。★★★☆　／★★★★★

  2015年06月29日

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  日本酒「亀泉　純米酒」

  土佐の酒です。高知県は日本酒の消費量が日本一の酒飲み大国です。そこの酒ですが、米は土佐錦、酵母は高知酵母A-14、水は蔵内の井戸水。全ての土佐のモノから醸されている一品です。酒飲み県の土佐に吞まれないように、張り切って吞みましょう。土佐の酒らしい辛口の口当たりです。といっても実際に辛い要素が含まれていない純米酒です。辛いと言うよりすっきり口ですね。米の旨みをすっきりシャープに伝えてくるので、ちょっとした辛口に感じてしまうんですね。このシャープな旨みの後で、ちょっとした酸味が現れます。その酸味を残して胃に落ちていきます。酸でキレるといえばいいかな、後味にもこの酸が割と強めに残りますね。成る程、シャープな甘さとそれに負けない酸味、全体的に米の旨みを上手く表現してます。★★★☆　／★★★★★

  2015年06月18日

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