身を切られるような嫉妬(007慰めの報酬)
前作を見てなかったので、話が全く見えず。展開も速くて、オバちゃん、ついていけず。…いや、十分、面白かったんですけどね。で、「がるるる…」となったのが、パンフレットを読んで。敵役、いい味だしているなぁ、と思ったら、既に多くの映画で演技が評価されている人だった。……監督に、「いや、君の目だけで十分だ」と言われたとか。。。………ホントに、目だけで、ものすごい存在感!そして、リタイアードなスパイ(なの?よく分からん)を演じた方も妙に記憶に残るなぁ~と思ったら、堂々のキャリアをお持ちだった。もちろん、忘れちゃならない、ジュディ・ディンチ!なんなの?あの存在感とか威厳とかわ!?もう、素晴らし過ぎて、言葉が出ない!!世の中には、演技の神様にかくも愛されている人たちがいるのだ!これは、私が昔、欲しくて欲しくて、でも、どうしても手に入らなかったもの!もちろん、しがみついてでもやろうとしなかった時点でダメなんだけど…はぁ、素晴らしいとため息をつきつつ、こんな焼け付くような嫉妬を感じることは、多分、芸事の世界以外にはないのかも。つくづく、麻薬なのだなぁ~、この世界は!